きりんログ

-愛と青春と声豚の記録-

2015年を振り返る"10"のアニメ・声優ライブ

2015年も残すところあと数時間。ギリギリにはなったが今年中に2015年のアニメ・声優ライブの振り返りをすることが何とか出来た。ここに書いたのはあくまでも自身に大きな影響を及ぼした10個のライブやイベントである。共感できる人には大いに共感して頂き、共感できない人にも興味を持っていただければ幸いだ。

 

1. μ's Go→Go! LoveLive! 2015 ~Dream Sensation!~

今年はラブライブ!に始まりラブライブ!で終わった一年間であると言っても過言ではない。先程、出番が終了した紅白のパフォーマンスも、バックのアニメ映像と繋がった最高のものであった。そして今年の先陣を切ったのが、『μ's Go→Go! LoveLive! 2015 ~Dream Sensation!~』。ラブライブ!の二期を完全再現したライブで、アニメで登場した円形のスピーカーを仕込む等、ラブライブ!の世界が目の前に顕現したことを鮮明に覚えている。『KiRa-KiRA Sensation!』から『僕らは今のなかで』の流れは、劇中でのラブライブ!の決勝大会を思い出して不覚にも涙した。2016年の3月、4月には、ファイナルライブも控えているμ'sだが、今は涙をこらえて彼女たちの勇姿を見届けるべきである。

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2. 内田彩 1stソロライブ「アップルミント~Baby,Are you ready to go?〜」

内田彩さんの記念すべき1stソロライブである「アップルミント~Baby,Are you ready to go?〜」。彼女自身「内田彩」としてソロデビューすることには不安を抱いていたが、「声優」として培った表現力で曲を彩ることで困難を乗り越えてみせた。内田さんはブレない芯があるからこそ、様々な曲や表現の中で彼女自身を見出すことが出来るのだ。ライブでも話されていたが、ソロ活動に前向きになっていることも特筆すべきことである。たまに歌詞が飛んでしまっても正直に告白してくれる姿も清々しい。「アップルミント」「Breezin’」「ピンク・マゼンダ」等々、ここだけでは語りきれない曲も多い。

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3. μ's Fan Meeting Tour 2015 ~あなたの街でラブライブ!

「あなたの街でラブライブ!」の副題の通り、ラブライブ!では初となる全国ツアー形式のイベント。自身は、千葉、神奈川、広島、北海道に参加。トークで感心し、即興のエチュードで笑い、ライブでは興奮を味わえる、バランスの良い詰め合わせ型のイベントだと最初は思っていたが、それだけにファンミが終わりに近づくに連れて寂しさも募り『ミはμ'sicのミ』では、思い出が積み重なり不覚にも涙してしまった。神奈川公演では3rdライブの秘話語りが、広島公演ではPrintempsによる『ぷわぷわーお!』の披露、北海道公演では懐かしい曲のオンパレードなど、公演毎に異なる様相を呈したバラエティ豊かなイベントであった。毎年の開催を願うが、その願いはどうやら叶いそうにはなさそうである。

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4. アニ×ワラ 2015

芸人の天津向さんプロデュースのアニメとお笑いの融合を図ったイベントの第三弾と大四弾。夏に開催された第三弾で特筆すべき事は、やはりシークレットで登場したミルキィホームズである。当初から出演を予定していた徳井青空さんと佐々木未来さんに加え、三森すずこさんと橘田いずみさんが登場した時のオーディエンスが完全に理性を失っていた。鯖が事件になった事も記憶に新しい。冬に開催された第四弾ではその鯖すらネタにされていたことには芸人の強さと面白さを感じた。また、第三弾では不参加を余儀なくされた内田彩さんも復帰。「ギリギリ最強あいまいみー!」では清ちゃんとの息バッチリの掛け合いも見事に披露されていた。安定感のあるイベントなので次回も参加したい。

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5. Yoshino Nanjo 1st LIVE TOKYO 1/3650 ミンナとつながる365日×???

初めて参加した南條愛乃さんのワンマンライブ。"ごきんじょさん"という位置づけで、アーティストとファンという二つの軸ではなく、親しい隣人さん同士のような距離感を大切にしてくれたライブだった。それゆえに、飾らない南條さんの歌は心に響いた。南條さんの曲の中でも彼女自身が作詞した曲が特に好きである。「believe in myself」「Recording.」どちらも生で聞きたかった曲で、心に残るライブの一つとなった。

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6. 内田彩October Festival 2015~秋の収穫祭~

今年の最優勝ライブに掲げても遜色ない内田彩さんの収穫祭。アニメ・ゲームの垣根を超えて内田さんが声を担当したキャラクターソングが一同に集結した、声優・内田彩の集大成的ライブであった。内田さんによる作品への愛、キャラクターへの愛、そのどれもが強いものであることを再認識できたことも特筆に値する。最後には個人名義の曲もあり、ソロ活動も声優活動の延長線上にあることを認識できる構成も素晴らしい。来年も、再来年も開催して欲しいイベントの一つである。内田彩さんを知るきっかけとなっった作品キディ・ガーランドの『Baby universe day』を聴くことが出来たことも感涙ものである。

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7. ラブライブ!サンシャイン!! Aqours課外活動 はじめましての旅~DOKI-DOKI SUNSHINE!!~

ゲーマーズ秋葉原の二年生組、タワレコ新宿の三年生組のお渡し会に幸運にも参加することができた。Aqoursは今最も注目している新人グループである。μ'sの後輩として、ラブライブ!の名を背負うものとして、何かと比較されることも多いだろうが、Aqoursにしかできない新しい形のラブライブ!を作り上げて行って欲しいところである。全員が個性の強い声優さんばかりなので、2016年はきっとAqoursの年になると信じている。

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8. Pile Live Tour 2015「Pinky Parade」

二回目の参加となったPileさんのワンマンライブ。赤坂と有明公演に参加。彼女のライブはとにかく熱量が半端ない。熱い歌のパフォーマンスとクールなダンスの両輪が噛み合った時の盛り上がり方は常軌を逸している。彼女自身歌手になりたくて活動しているため、歌への愛が曲から伝わってくるのも素晴らしい。「キミがくれたKISEKI」「⇒ NEXT WORLD ⇒」が個人的にお気に入りの二曲である。

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9. 新田恵海1st Live「EMUSIC〜始まりの場所〜」

彼女もシンガーソングライターを志してきた一人である。新田さんの声は愛があって、心の奥にまで届いてくるのが魅力である。ライブのタイトルでもある「EMUSIC」を会場の全員で声を合わせて叫ぶ瞬間は最高に気持ちが良い。アンコールのEMUSIC』では、間奏に熱いメッセージも入れてくれて、彼女の熱い気持ちが伝わってきた。普段は涙もろい彼女だが、終始泣かずに笑顔だったことも「歌でみんなに笑顔になって欲しい」という信念を強く感じる事が出来た新田さんには10年、20年と長くステージに立ち続けて欲しい。

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10. 内田彩 2nd LIVE「Blooming! ~咲き誇れ みんな~」

今年の締めくくりに相応しい内田彩さんの2ndのワンマンライブ。アップルミントで実った果実が、Blooming!で花開いた。それは彼女自身の声優としての活動、ソロのアーティストとしての活動、そして会場に来た全員が何か特別な思いを持ったこと。その全てに意味がかかっている思う。「妄想ストーリーテラー」「Daydream」は初披露であったが、いずれも彼女自身が作り上げた世界観に会場中がどっぷり浸っていたのが分かった。彼女自身は全くブレていないが、新しい次元へと進化した内田彩さんのパフォーマンスを見ることが出来た。彼女自身がやりたいこと、そして見に来てくれた人に感じて欲しいこと。その全てが手に取るように分かるライブでもあった。新しく「Sweet Tears」「Bitter Kiss」という二枚のアルバムの製作も順調に進んでいるようで、来年も内田さんからは素敵なものを届けていただきっぱなしの一年間になりそうである。

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