きりんログ

-愛と青春と声豚の記録-

とあるオタクの減量記録(ダイエット)

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こんにちは、きりんです。

ダイエットして4ヶ月で4.6kg減量することができました。

もともと運動嫌いで、食べることが好きな自分でも、無理なくできました

なので、今回はその記録と方法についてご紹介します。

 

 

4ヶ月で5.6kg減した記録

まずは、証拠としてダイエット開始前と開始後の体重の変化をご覧ください。

BEFORE

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AFTER

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ご覧の通りグラフで一目瞭然。

確かに、4ヶ月という期間で5.6kgもの減量を達成したことが分かっていただけたかと思います。

 

「なぜダイエットをするのか」目的をしっかりイメージする

前段として、私がダイエットをするに至った経緯を簡単にお話できればと思います。

 

まず、私のお仕事はいわゆるIT系というやつで、デスクワークが基本です。トイレ、食事、会議を除いては、パソコンの前に一日中座りっぱなし。動かない癖に、昼はしっかりと定食を食べ、間食に甘いものを食べ脳に糖分を補給していたので、何もしなくても太っていく一方でした。

入社してから4年が過ぎたくらいの頃。同じ職場の上司や同僚から「○○最近太ったよね?」という言葉を浴びせられました。また、社員証や免許証の更新のタイミングで、明らかに以前の写真とは違って丸みを帯びている自分の顔がそこにはありました。極めつけが健康診断の数値。太ったことに加え、不健康な生活で体が支障をきたしたのか、健康診断の数値が年々悪くなる一方。酷い時は4つも再検査が必要な項目がありました。

それでもまぁ能天気な私は「まぁ仕方ないよね。明日から頑張ろう」精神で、改善はされず、月日だけが流れる形となりました。

 

そんなある日。私は衝撃を受けました。

ayarieshon.hatenablog.com

詳しいことはこちらのエントリーを見ていただきたいのですが、とある声優さんがとあるアニメ作品で「経験ゼロからのバク転」に挑戦をして、ライブで何万人というお客さんの前でそれを見事に成功させてみせたのです。

それはもう雷が落ちたような衝撃でした。元より私はその声優さんのファンであり、彼女がダンスをするのが苦手と以前零していたこともあり、自分と比較した時「あぁ、なんて彼女は格好良くて、私は惨めなのだろう」と思いました。

そこで、私は胸に誓いました。まずは、自分ができることから挑戦してみよう、と。そこで私が選んだのが「ダイエット」。世間一般で言うところの「推しダイエット」とは少し趣が異なるかもしれませんが、私自身も推しの挑戦に感化されて挑戦することを決心しました。

 

今思い返すと、「なぜダイエットをするのか」という目的をしっかりとイメージできていたのは、ダイエットをやり切る上で大きなモチベ維持に役立っていたのかなと思います。

ダイエットをするきっかけや目的はなんでもいいと思います。「モテたい」でもいいと思いますし、「健康診断の数値を改善したい」でもいいと思います。「何かひとつのことをやり遂げたい」「免許証の顔をシュッとさせたい」でもいいでしょう。「アイドルに少しでもよく見られたい」「推しに見合う男になりたい」でもいいかもしれません。何しろ、これらの理由は、私自身が全部イメージしていたことなのですから。

 

ダイエットから得られる効果がイメージできない人へ

具体的に「痩せたい」以外ダイエットの目的をイメージできない人には、実際に私がダイエットをしてみて得られた効果を知っていただけると、イメージがしやすくなるのかなと思います。

まず、体が変わると心が変わり、毎日が楽しくなります

何を言ってるんだよと思われるかもしれませんが、まず自分に誇れる自分になることで、自信がついて行動にもプラスの働きが出るようになりました。

そして、会社の人や久しぶりに会った友人、フォロワーさんから「痩せたね」と言われると気持ちがいい

あと、推しなんかに「痩せたね」と言われた日なんかは、努力が報われたような気持ちになり、生きててよかったなんて思えます。

ツーショットチェキに写る自分もイケメンに見えます(錯覚)。

食生活が整い健康になることで、体調を崩しにくくなりました。自分にとってはこれがめちゃくちゃデカかった。以前はライブに行く時もおとなしくして盛り上がり切れませんでしたが、今はライブを最大限楽しむことができるようになりました。これは、物理的に体が軽くなり、ライブでフィジカルを発揮できることも理由にはあると思います。

そして、細身の服が着られるようになり、オシャレに一歩近づくこともできました。お腹が引っ込んだことにより、一回りも二回りも下のスキニーパンツを履けるようになりました。オシャレを作るには、まず自分の体型を変えることが近道かもしれません。

あとは、健康診断の数値が改善されました。まだ始めたばかりで全ては改善されていないのですが、悪い数値が4つから2つへと減っていました。今はまだ直接的な効果は享受できていませんが、もしこれを放っていたら将来大病を患うリスクがあったかもしれません。

このようにただ挑戦のために痩せたいと思い始めたダイエットですが、一石二鳥どころか想像を遥かに超える副次効果がありました。物事を成功させる上では、まずはその道で成功させた人がいないかを知ることが大事です。

ダイエットを始める前に目的をイメージするという意味でも、変わった後の自分をイメージしてみるとよいのではないのでしょうか。

 

ダイエット失敗例から学ぶアンチパターン

アンチパターン、不適切な解決策。ダイエットを始めるにあたり、私はまず「やらないこと」を決めました。

まず、失敗を繰り返して最近ようやくダイエットに成功した友人に聞いてみたところ、一気に痩せるようなダイエットをするとリバウンドが起こりやすいとのこと。インターネットで調べてみると、急激な体重減少により体が飢餓状態になるため脂肪を蓄えようと体質が変わる、や、偏った栄養不足の食事により栄養を蓄えようと体が機能する、といった理由があるそうです*1が、友人は「過度なダイエットをしていると、急に食欲が湧いてくる時期が来る」と言っていました。

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私もこれにならって、1ヶ月にMAXでも1kgの減量に留める程度のダイエットをしました。特にリバウンドらしいリバウンドが来ていないことが、緩やかな右肩下がりの加工線を見ると分かっていただけるかと思います。

また、過度な糖質制限はしないようにしました。糖質制限ダイエットは効果が出やすいということで巷で流行ってはいますが、糖質自体はもともと脳や神経に必要なエネルギー源のため、これが過度に不足していると疲れやストレスに結びつきダイエット継続の妨げになるためです。

これに付随して、ダイエットのための金に糸目を付けないことに決めました。ダイエットに欠かせない高タンパク質な食品や栄養補助食品などは比較的高価ではありますが、これは痩せるため、健康のためだと割り切ることに決めました。この後ご紹介するダイエットの「三種の神器」の中にも高価なものもありますが、その効果は絶大のためやはり必要な投資と思って割り切ることをオススメします。

あと個人的ルールとして、サラダチキンダイエットはしないことにしました。以前コンビニのサラダチキン中心の食事を心がけていたことがありましたが、単純に味気なく物足りなく続かなかったことがあったため、これは即座に諦めました。最近コンビニ各社さん味付けに頑張られているようですが、まだサラダチキン単品で食べ続けるには厳しいかなという印象があります。

そして、過度な運動はしないことに決めました。単純に私は運動が元々好きではなく、キツい筋トレが苦手だったのでこれもやめました。とはいえ運動自体はダイエットには必要なものなので、あとで無理のない運動としてオススメのものを紹介します。

最後に、ひとりでやらないことも大事です。ひとつには一緒にダイエットをする友人を見つけること。私は友人に加え、SNSで知り合った人や会社の人と一緒にダイエットに励むことで、モチベを切らさないように気をつけました。また、実家暮らしの人は家族の協力を得ることも大事です。ある程度作る食事を変えてもらわないことには厳しいものがあると思います。

このように、あらかじめ「やらないこと」を決めることで、効率よくかつ無理のない自分に合ったダイエットを続けることができるのです。

 

ダイエットに欠かせない三種の神器

いよいよ、ここからダイエットの実践内容についてご紹介します。

まず、皆さんに知っていただきたいのが、ダイエットに欠かせない三種の神器。これは自らの実体験から編み出したものなので、きりんログ限定の情報となります。

ダイエット三種の神器。それは、

  1. 鏡:IoT家電
  2. 剣:科学的ダイエットメソッド
  3. 玉:栄養補助食品

順を追ってご説明しましょう。

 

ダイエット三種の神器 その1ー "IoT家電"

まずは、自分の姿を映す「鏡」として不可欠なものがIoT家電。「IoT」と聞いて耳馴染みの無い人もいるかと思いますが、身の回りのものにセンサーがついてインターネットと繋がるようになる、くらいに思っておいてください。IoT家電とは、このインターネットと通信ができるようになった家電のこと。実際に私が導入し効果が大きくあった2つのIoT家電についてご紹介します。

 

まず、1つ目はIoT体重計

こいつの何がすぐれものかといいますと、体重計に乗っただけでスマホにデータが転送されて記録されるところです。そんな単純なことかよと思われるかもしれませんが、自動的に記録されるというのは本当に素晴らしいことで、メモを取る労力やグラフ化をする労力が無くなることで、らくらく継続することができるようになります。これまで載せてきた体重変化のグラフは実はこの体重計のアプリで記録したもので、勝手にアプリが作ってくれたグラフになります。体重の変化を自動で確認できることの便利さは、使ってみた人が一番よく分かるかと思います。

また、こいつの優れているところは、BMI、体脂肪、体水分率、骨量、筋密度を測定できるところ。ただ減量をして脂肪は減らずに筋肉量が減っただけでは元も子もないありませんので、体組成計として機能するところも大事なポイントです。

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もちろんこれらも自動的に記録してくれるので、手間なく自分の成果を確認することができるようになります。

 

そして、2つ目のIoT家電が、ウェアラブルバイス

見た目はただのデジタル腕時計なのですが、こいつが出来ることは本当に多くて最強のIoT家電になります。

まずは、歩数計としての機能。こいつも腕時計のように腕に巻いてるだけで、自動的にスマホに歩数を記録してくれます。

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万歩計とかって持ってなくても運動はできるとは思うのですが、運動のした・しないを数値で測れることで、定量的にダイエットの成果を確認することができます。「昨日は何となくやったから、今日はこれくらいにしよう」といったような、勘に頼った運動とはオサラバしましょう。

FitBitでは、歩数だけでなく運動の内容もバイオリズムに基づいて自動的に記録してくれます。こいつの精度は凄く、その時にウォーキングをしていたか、スポーツ(ライブで体を動かすも含む)をしていたか、エアロビクスをしていたかなど、自動的にいつ、どれくらい、何の運動をして、どれくらいカロリーが消費されたかの全てを記録してくれます。

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運動量のデータ化は成果が目に見えるので、運動にやりがいが生まれます。私は運動が嫌いだったのですが、歩いた結果や運動した結果が数値として見えることで歩くのも運動するのも楽しくなりました。長い階段が目の前に現れたり、道を間違えた時はポジティブに「あ、もっと運動できる」とテンションが上がるようにもなりました。

また、心拍数の状態も記録してくれます。FitBitでは安静時の心拍数をベースに、心拍数の高い運動を「脂肪燃焼」、さらに高い運動を「有酸素運動」として記録してくれます。これを見ることで、実際に自分が痩せやすい状態にあったのかを確認することができ、いたずらに運動をしなくても済むようになります。

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他にも、食べたものを登録するだけでカロリー計算、栄養バランスのグラフ化を行ってくれる機能。

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正確に睡眠の量と質を測定してくれる機能など。

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この後ご紹介する、疲れにくい体を作り、健康的に痩せる方法には欠かせない機能が盛り沢山なのでウェアラブル端末の導入は特にオススメします。値段は2万円と決して安くはありませんが、これで痩せられるならお釣りが来るくらいの買い物だと思うのでご検討してみてはいかがでしょうか。

このように、今の時代お金を出せば楽にデータ化できる時代になってきているので、存分にテクノロジーの力に頼ってダイエットをしてみるのも「最先端なダイエットをしている」気がして楽しめるのではないでしょうか。

 

ダイエット三種の神器 その2ー "科学的ダイエットメソッド"

ダイエット三種の神器の2つ目が「科学的ダイエットメソッド」。大袈裟な名前を付けましたが、要は勘や迷信などに頼らず、科学的に痩せましょうということ。「何をすれば効率よく痩せられるか」を知ることは、ダイエットへの近道です。情報を知ることは、あなたをサポートする何よりもの強力な「剣」になることでしょう。

ここでは、私がバイブルと呼ぶ2冊の書籍健康雑誌、ネット情報を独自にMIXして作った「きりん流ダイエットメソッド」としてご紹介します。

 

きりん流ダイエットメソッドの原則は、

 

「疲れない体」を作り、「運動を継続」すること

 

ダイエットの効果を出す上で「運動を継続」することは特に大事なことなのですが、運動をすることで疲れてしまい、運動自体をやらなくなったり、日常生活に支障をきたしてストレスを生み、健康を害してやはり運動ができなくなってしまうことは、元の木阿弥と言わざるを得ません。

かつて私自身、筋トレのしすぎや過度な運動で疲れてダイエットが続かなかった経験がありました。

だからこそ、運動しても「疲れない体」をあらかじめ作っておくことは、運動をすることにも増して重要なことなのです。

きりん流ダイエットメソッドにおいて、これが根幹となるのでぜひ覚えておいてください。

 

「疲れない体」を作る

まず、「疲れない体」を作るために私が参考にしたバイブルの一冊目がこちら。

スタンフォード式 疲れない体

スタンフォード式 疲れない体

 

この本は、世界最高学府であるスタンフォードスポーツ医局の最新回復知見をまとめたという凄い触れ込みの本で、科学的理論に基づいた疲れない体の作り方が書かれています。

この本で私が一番衝撃を受けたのが、「疲れは抜こうとしない限り抜けない」というもの。これまで私は運動をすると、疲れて運動が続かないと思っていたので、これは軽いショックを受けました。

本書によると、

  • 運動をすると血液の流れが促進されて脳と筋肉にたくさん酸素を送ることができるため、疲労物質の滞留を防ぐことができる。
  • 日中に体を動かさないと、自律神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、夜間にリカバリーできないため、逆に疲れやすい体になる。

のように、体を動かすことで、はじめて「疲れの予防」「疲れの解消」ができるとのこと。よく休みだからといって一日中家に引きこもって体を休ませていたり、寝ていたことがありましたが、これはどうやら疲れない体を作る上では逆効果らしいのです。私は、毎日軽くても続けられるような運動をすることを決めました。詳しい運動内容については、後でご紹介します。

そして、「Sitting kills you」という怖い論文の触れ込みがあるように、ずっと座っていることで疲れないどころか体に大きな悪影響を及ぼすという研究結果もあるみたいです。座ってばかりいると血流、代謝が悪くなり、健康を害すると。わたし自身デスクワーク中心の仕事のため、座りっぱなしを避けて30分に1回は立つことを心がけるようにしました。

また、睡眠不足状態で働いていると脳震盪状態と一緒というデータがあるらしく、なるべく夜に睡眠時間を確保するようにしました。睡眠時間の管理は、前項で紹介したウェアラブル端末(FitBit)を利用することで簡単に出来ますよね。

あとは、疲れやすい体=歪んだ姿勢の体であるとのことで、詳しいメカニズムは本書をご覧いただければと思うのですが、

  • 耳と方を揃えることで、姿勢を正して歩ける
  • 電車の中ではつり革を2本持ち、体の重心が偏らないようにする
  • スマホは細切れに見て、前傾姿勢が続かないようにする

などを意識的に取り組んでいます。

 

また、本書では「健康的な食事法」を意識することも疲れない体を作る上で大切だと書かれており、「何を食べるか、いつ食べるか、どう食べるか」を意識せよとあります。

健康的な食事法については、ダイエットにおいては運動以上に大事なことなので、絶対に抑えておいて欲しいポイントです。

つまり、健康的な食事法=疲れない体づくりに有効=ダイエットに有効であるということです。

私は本書に加え下記のような雑誌の情報をMIXして、自分なりの食事方法を考えたので参考にしてみてください

日経おとなのOFF 2018年 11 月号

日経おとなのOFF 2018年 11 月号

 
一個人(いっこじん) 2018年 08 月号

一個人(いっこじん) 2018年 08 月号

 

 

健康的な食事法は朝・昼・夜で変わってくるのですが、その全てにおいて重要なのは腹八分目までにすること。何事もやり過ぎは禁物ですが、とりわけ食事においても、満腹まで食べると消化に時間がかかり、回復、体の修繕が思うように機能しなくなるため厳禁だそうです。これを意識するとしないでは大きく違うため、まずは意識的に取り組むことをオススメします。

 

・朝食

ビタミン、タンパク質が豊富なものを摂取します。疲れない体を作る上でこれらの栄養素はとりわけ重要になってきます。 具体的には、シリアル、果物(素材の形のままがベスト)、プロテイン、ヨーグルトなど。朝食は1日のエネルギーのもとにもなるので、欠かさないようにします。むしろこれを欠かすと、昼時に血糖値スパイク*2を迎えやすくなり、眠気や疲れの原因、そしてダイエットや健康にも悪影響を及ぼす結果となります。

マイプロテイン ホエイ・Impact ホエイプロテイン 1kg (ラテ)

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・昼食

サラダを中心に食べましょう。しかし、サラダだけだと物足りないので、私は丼ものや麺よりバランスのよい定食を食べるようにしています。そこにが入っていたらベスト。卵は「完全栄養食品」と呼ばれ、ビタミンとミネラルが豊富なだけでなく、卵に含まれるタンパク質には必須アミノ酸9種類がバランスよく含まれています。ビタミンCと食物繊維は入っていませんが、これをサラダで補うことができます。食べる順番は野菜→タンパク質→その他の順で食べて、血糖値スパイクが起こらないように気をつけましょう。食物繊維が糖質の消化スピードを遅らせてくれて、血糖値の急激な上昇が控えられます。また、ランチ後はウォーキングをすると尚よし。食後すぐに運動をすると血糖値の上昇が抑えられます。

 

・間食

間食はよくないと言われますが、むしろその逆。空腹を避けて、ナッツやフルーツ類を間食するようにしましょう。エネルギー切れによる疲れの予防と解消や、一回の食事で満腹にならず血糖値スパイクを迎えなくなる、飢餓状態*3に陥らなくなる、といったように様々な効果が期待できます。ナッツは抗酸化物質や食物繊維を多く含むため、健康のためにもダイエットのためにも有効な食品です。ローソンのブランパンも低糖質で食物繊維を含んでおりオススメです。

www.lawson.co.jp

ここで注意が必要なのが、よくない食べ物を摂取すると疲労や倦怠感が余計に表れること。間食の甘い物、お菓子などは、ほぼ糖質で血糖値スパイクを招き、体内のビタミンが消費されることから極力取らないようにしましょう。また、清涼飲料水についても同様で、気軽に飲めてしまう分1本で1日にとっていい砂糖の量を超える量が入っているのでオススメはできません。

 

・夜食

牛赤身肉、鶏胸肉を摂取しましょう。赤身肉のステーキ等は太りやすいイメージを持ってる方は多いと思いますが、決してそんなことは無く脂肪分が少なく、疲労回復のアミノ酸が入ってるので疲れない体づくりにも、ダイエットにも有効な訳です。野菜と一緒に野菜鍋にしてかさ増しをするのもいいでしょう。ご飯と組み合わせるとやはり糖質になってしまうので、私は高タンパク低脂肪の豆腐に納豆を乗せたものに代えています。あと夕食は眠る4時間前までを心がけ、消化不良を防ぐようにします。

 

長くなりましたが、以上が「疲れない体」を作る極意になります。いきなり全てを実践するのは難しいので、一つづつ順番に取り入れていくことをオススメします。疲れない体ができれば、あとは運動をするのみ。無理なく運動を継続する方法を次項でご紹介します。

 

「運動を継続」する

運動を継続するためには前項のように疲れない体を作ることも重要ですが、継続できるような運動をすることも大事です。

そこで私がオススメしたいのが、カーヴィーダンス。バイブルの二冊目でもあります。

ご存知の方は多いと思いますが、いまさらカーヴィーダンスかよと思われるかもしれません。ですが、このカーヴィーダンス。実はいま巷で流行っている「肩甲骨ダイエット」と同じくらいの効果を得られるのです。肩甲骨ダイエットは、肩甲骨まわりにある「褐色脂肪細胞」と呼ばれる細胞を活性化させて脂肪を燃焼させる効果があったり、姿勢を良くして基礎代謝を上げることを目的としたダイエットですが*4カーヴィーダンスは肩甲骨を含む全身のストレッチ運動が基本で、パーツのすみずみまで伸ばして代謝のいい体になる、というのが目的だからです。背中をストレッチすることで、自律神経と副交感神経の働きも改善して、疲れない体づくりにも有効で一石三鳥くらいの運動になります。

 

このカーヴィーダンスが続きやすいのは、そもそもストレッチのみでキツい運動は無いことがあります。筋トレや運動が苦手な自分でも毎日続けることができました。

また、1セット10分単位という短い時間の運動なので、仕事で時間があまり無い人にもオススメできます。基本的に上記の本の「ゆるカーヴィー」と「メラメラカーヴィー」の2セット20分を1日に1回できれば十分です。

そして、上記で紹介したように姿勢を整えたり、自律神経や副交感神経の動作を正常にしたり、全身運動でコリをほぐせるため、疲れが取れる上に疲れにくい体をキープすることができるのです。

上記の本にはDVDが付いてきて、動画でウザ楽しくレクチャーしてもらえるのも続けやすいポイント。一人でもテレビの前で楽しく続けることができます。

あと、これはやってみて分かったことなのですが、部分痩せにも効きます。部分痩せにこそ全身運動が有効とカーヴィーダンスの樫木先生は言っていましたが、これは実際にやってみて腰回り、脚を細くすることに有効なことが分かりました。冒頭でも言いましたが、2周サイズが下のスキニーパンツを履けるようになりました。

 

以上より、カーヴィーダンスがなぜ続けやすく効果的な運動か分かっていただけたかと思いますが、これをマストにあと1つ、2つ運動を追加できれば完璧です。運動を追加といっても決して重たいものではありません。

日常生活に運動を組み込んで、無理なく運動を続けることが大切です。

私が取り入れたのは、通勤時のウォーキング。帰宅時に最寄りの駅ではなく二駅隣の駅まで歩いてそこから電車に乗るようにしました。帰宅時のムーブのなかに自然と取り入れたので、わざわざジムなどに寄らずとも運動ができるようになりました。ちなみにジムはマシンで効率的にダイエットをすることができるかと思いますが、私のような面倒くさがりはジムにわざわざ寄って着替えて運動をするという行為も続かなかったので途中で諦めました。

あと、私でいえばライブ中に思いっきり動き回るようにしたことでしょうか。音に乗りステップを踏みジャンプをすればそれだけで立派な運動になりますし、楽しく運動することができるので超オススメです。

 

以上が「運動を継続する」方法です。無理なく効率的な運動を続けることで、期待を遥かに超える効果を得られると思います。

あらためて

「疲れない体」を作り、「運動を継続」すること

を意識して、ダイエットに取り組んでみてください。

 

ダイエット三種の神器 その3ー "栄養補助食品"

ダイエット三種の神器3つ目は、栄養補助食品。これまでご紹介したダイエットメソッドに加え、それをサポートする栄養補助食品を取り入れられれば更に効率よくダイエットすることができます。

まずは、プロテイン。こいつを摂取することで、脂質や糖質を取ることなく、効率よくタンパク質を摂取することができます。

マイプロテイン ホエイ・Impact ホエイプロテイン 1kg (ラテ)

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プロテインは筋トレをしていないくても飲むことをオススメします。なぜなら、FitBitなどで日頃の栄養バランスを見てみるとタンパク質の摂取量は意識していないと少ないことが分かりますし、カロリーの消費量が大きく基礎代謝にも関わる筋肉を維持するためにはタンパク質は不可欠だからです*5。私はお腹が空いた時にもプロテインを摂取します。すると、余計な間食はせずタンパク質を摂取することができるからです。ちなみにプロテインにも種類がいくつかあるので、調べて自分にあるものを選ぶことをオススメします。

次に、難消化性デキストリン。聴き馴染みの無い人が多いかと思いますが、「食物繊維」とニアイコールと思っていいでしょう。

難消化性デキストリンには以下のような、食物繊維と似た効果があり、食事前あるいは食事中に摂取することでダイエット効果があるそうです。

  1.  糖の吸収スピードの遅延作用(食後血糖の上昇抑制作用)
  2. 整腸作用
  3. 脂肪の吸収スピードの遅延作用(食後血中中性脂肪の上昇抑制作用)
  4. 内臓脂肪の低減作用
  5. ミネラルの吸収促進作用

www.otsuka.co.jp

ちなみに難消化性デキストリンはよく「特保」マークがついたお茶にも入っていることがあり、上記のような粉だけを購入してお茶やスープに混ぜて摂取する方が遥かにコスパよく摂取することができます。ですが、このデキストリンは取り過ぎは禁物。容量を守らないとお腹をくだすことになるので、注意が必要です。

そして、最後にご紹介したいのがココナッツオイル

ココナッツオイルに含まれるケトン体は、糖質と同じように人間に必要なエネルギーを生み出してくれるのですが、これを脂肪から行ってくれるため脂肪の減少が期待できます。また、過度な糖質制限で不足しがちなエネルギーを糖質を摂取することなく生成できるので、エネルギー不足にならずに疲れない体を作ることにも寄与します *6

 

以上が、三種の神器の最後の栄養補助食品。これがあれば、これまでご紹介したダイエットに加え、さらに効率よく減量をすることができるでしょう。

 

まとめ

これまで長きに渡り、ダイエットについて書いてきました。

もう一度振り返ると、ダイエットした成果を定量化する「IoT家電」は、ダイエットを継続する上では欠かせません。また、疲れない体を作り、運動を継続するための「科学的ダイエットメソッド」はダイエットの実践方法としては大きな軸になります。そして、あなたのダイエットをサポートする「栄養補助食品」は、効率よくダイエットを推し進めることに役立つでしょう。

もともと運動嫌いで、食べることが好きな自分でも、無理なくできたダイエット方法。ダイエットはもともと辛く過酷なイメージがありましたが、いざやってみると決してそんなことは無く。むしろ体も心も見違えていく過程が楽しくすらありました。これは本当に実際にやってみないと体験できないことだと思います。

ダイエットは、あくまでも体重を落とすための手段に過ぎません。目的は、健康的で楽しい日常を手に入れること。

なので、これを読んだ人が一人でも楽しい日々を過ごせることを願っております。それではまた、ダイエットは体重を維持して初めて成功だと言えると思うので、これからも気を抜かずに自分のペースで健康維持を続けていきたいと思います。

*1:ダイエットで多くの女性がリバウンドをする12の原因とは? | 女性の美学

*2:血糖値の急上昇と急降下。高血糖は糖質をエネルギーとして消費し切れず、糖質の中性脂肪化を招く。また、低血糖になるとパフォーマンスが低下し、また血糖値を欲するようになる。

*3:過度な食事制限をすると体を守るホメオスタシスの働きで、脂肪を蓄えようと体が機能する。

*4:肩甲骨ダイエットの効果と代謝を上げるための正しいやり方 | 女性の美学

*5:なぜ今、プロテインを飲む人が増えているのか?その理由と種類について | fitnesstraining

*6:「ココナッツオイル×糖質制限」ダイエットが効果絶大! “ケトン体”で失敗なく体脂肪を減らす方法(1/3) - mimot.(ミモット)