きりんログ

-愛と青春と声豚の記録-

伊波杏樹『An seule étoile』に寄せて

f:id:ayarieshon:20181225214916j:plain

 

伊波杏樹さんの「An seule étoile」に参加してきましたので感想を綴ります。

 

An seule étoile set list

OP We wish a merry chiristmas

M1 First Love

M2 すてきなホリデイ

M3 LA・LA・LA LOVE SONG

M4 はじめてのチュウ

M5 恋

M6 On My Own

M7 空も飛べるはず

M8 君のようになりたい

M9 LOSER

M10 愛があれば大丈夫

M11 粉雪

M12 らいおんハート

M13 Hello,Worker

M14 またあえる日まで

 

「An seule étoile」本当に素敵なXmasライブでした。一言で言えば「愛」が形を伴ったよう時間。ロビーにも「愛を込めて」と真っ赤な薔薇でハートを模ったお花を伊波さんがプレゼントしてくださいましたが、伊波さんが日頃いな民から受け取っているものを感謝の気持ちを込めて「歌」にして届けてくれました。

本当にこのライブには伊波さん自身の「伝えたい」という想いが滲み出ていて、どの曲にも意味を込め、曲順にも思い入れがあるように感じました。何よりも彼女が歌う時は、一言ひとこと気持ちを込めて歌うんです。時に激しく、時にやさしく。それがしっかりと歌や表情から伝わってくる。時にはちょぴっとだけ強いくらいに。でもそれがいつも想いをしっかり届けてくれる伊波さんらしくもあって、だからこそ愛おしく思えるんです。

あとは、彼女の歌う姿がとにかく楽しそうだったのが印象的でした。伊波さんはよく「歌が好き」と溢してますが、今日も歌う時はずっと溌剌としていました。そういう意味では、私たちへの感謝に加えて、彼女が好きな歌への「愛」にも溢れる時間だったのではないでしょうか。

そして、伊波さんのお話には何度も胸を打たれました。

2018年は色々なことに追われて、色んな挑戦もしてきた1年で。ステージで”大技”を披露したこともあった。その時はじめて「怖い」って思って。「舞台に立たなければ楽だろうな」って思ったりもした。夢だったミュージカルのオーディションもあと一歩で落ちて。生きるのをやめたくなるくらい辛いこともあった。そんな自分が嫌で仕方なかったし、腹も立った。

伊波さんがもとからネガティブな面を持ってることは知っていましたが、まさか 「生きるのをやめたくなるくらい」という言葉が出てくるほどとは思わず、驚きを隠しきれませんでした。 私はどこかで伊波さんがステージ上で完璧だからこそ、普通の人とは違うんだろうなと勝手に思ってしまっていたのですが、決してそんなことはなく。やはり普通の人と同じくらい悩むし、逃げ出したくなることだって当然ある。

伊波さんの胸中を察すると辛い思いになりますが、それと同時に伊波さんがそのような想いを吐露してくれたことが嬉しくもあり、そして伊波さんが私たちと同じように悩んでいるということ自体が物凄い勇気にもなりました。だって、彼女はそれでも折れずに自分が好きな舞台に立ち続けようとする姿を見せてくれるのですから。

そんな私を支えてくれたのは「みんな」だった。Twitterの返事だったり、お手紙だったり。みんなTwitter届いてないと思ってるでしょ?ぜーんぶ届いてるんだよ!本当に今こうしていられるのはみんなのお陰だし、みんなの想いや言葉に救われた。「An seule étoile」ここにいる小さなひとつひとつの星が集まって、大きな星になって私を照らしてくれた。みんなってすごいんだよ。だって、158cmのこんなちんちくりんな私を1年間も引きあげてくれたんだもん。

辛いことを乗り越えられたのは私たち「みんな」のお陰なんだと。伊波さんの想いに胸がいっぱいになって言葉になりませんでした。

今年1年を支えてくれたみんなに感謝の気持ちを伝えたかった。この「An seule étoile」もスケジュール的にキツいと言われたけど、私にできるのは「歌」と「芝居」しかないから、どうしても今年のうちに届けたかった。みんなに、ありがとうを届けたかった。これからもみんなのたったひとつの星になれるよう、日々精進して参ります。

時間がない中どうしても感謝の気持ちを届けたいと思って「An seule étoile」をやってくれたこと。本当に嬉しく思いました。伊波さんからのありったけの想いを受け止めたあと、やっぱり伊波さん自身が愛と想いやりを誰よりも持ってるし、何よりも弱い部分も言葉にして伝えてくれる姿が強くて格好いいなと思いました。自分も伊波さんに負けないように頑張っていきたい。

そして最後の曲は「また会える日まで」。指切り約束のポーズを伊波さんがしながら、伊波さんといな民で「また会える日まで」と歌い合い、イベントは終了しました。最後まで素敵な意味が込められた選曲で、最後のひと時まで幸せな気分でクリスマスを過ごすできました。

会場にはいな民や一緒にお仕事をされた方などから沢山の「愛」が届いていました。伊波さんからの愛はもちろんのこと、周りの方からの愛も含めて本当に愛に溢れた素敵なクリスマスライブでした。

f:id:ayarieshon:20181226004734j:plain

f:id:ayarieshon:20181226004740j:plain

f:id:ayarieshon:20181226004747j:plain

f:id:ayarieshon:20181226004752j:plain

伊波さん自身またやりたいと夜の部では溢していたそうなので、次の機会もまた楽しみにしています。