きりんログ

-愛と青春と声豚の記録-

スーパーダンガンロンパ2THE STAGE&アニメ原作舞台の素晴らしさを語る

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おはようございまむっ♪


スーパーダンガンロンパ2
THE STAGE~さよなら絶望学園~」

12月3日…いよいよ初日を迎えます。

全力でいくっすよおおおおお!#スーダン2舞台

— 伊波 杏樹 (@anju_inami) 2015年12月2日

 

最近アニメ原作の舞台にハマっています。

ハマっている一番の理由はなにかなって考えると「グルーヴ感」と「キャラクターとキャストのシンクロ」が自分の中で大きなウェイトを占めてるんじゃないかなー、と思ってます。

「グルーヴ感」、言葉で説明しようとすると難しいんですが、役者の方々が作品への愛を一同に持って、ひとつの作品を作り上げていこうという空気感と言いますか。

そんな空気感が舞台からは多く伝わってくるんです。

まぁ、自分が普段触れる機会が多いアニメの声優・スタッフさんたちにも言えることではあるんですけど、舞台の場合は終演後のカーテンコールで役者さんのコメントだったり、映像化した時に特典で付くボリュームたっぷりの舞台裏映像(スーパーダンガンロンパ2THE STAGEの時は、特典映像に2時間割かれていました)など、本番以外の様子もたっぷり見ることができるので、キャスト一丸になって一つの目標に向かっていく情熱や、時には和気あいあいとした雰囲気がより伝わってくるわけです。

なんで自分がそのグルーヴ感を好きかって言うと、自分が好きな作品に対してキャストの方々も愛を持って繋がっている感じがたまらなく好きだからです。それがどうして好きなのかって聞かれると、もう好きだからという理由以外には見つかりません(笑)

ここでようやく「スーパーダンガンロンパ2THE STAGE」の話になるのですが、話を知らない人にも簡単に説明すると、南国の島に閉じ込められた高校生たち(全員が超高校級の○○という肩書を持つ)が脱出を賭けたコロシアイゲームを強いられ、お互いに疑心暗鬼になりながら学級裁判で犯人探しを繰り広げるという、ハッキリ言えば縁起でもないストーリーですし残酷極まりないです。これはゲーム原作の時から変わっていません。

なんですが、舞台になると、終演後のカーテンコールで、コロシアイを繰り広げた犯人と被害者同士が手を取り合って、仲良さそうにお互いを讃え合う姿が見られるわけです。ストーリーがブラックなだけに、他の作品より、「あー、そういえばこれ舞台だったわ(笑)」という、終わった時のネタばらしといいますか、安心感がひときわ強くあります。

また、Blu-rayの特典映像でも、舞台上では憎みあっていた人物同士が舞台裏でキャスト同士和気あいあいと戯れ合ったり、お互いをいじり合ったり(ダンステは野性爆弾のくぅちゃんとか芸人さんも出演しているので楽屋は大盛り上がり)、一丸となって真剣に稽古をしたり、千秋楽まで走り切った後にお互い抱き合って涙を流したり、舞台上だけでは完結しない舞台の魅力を全て見ることができます。

舞台上だけでは完結しない舞台の魅力、ここが私が舞台にハマった一番の理由かもしれません。まぁ、ダンステ舞台を見に行こうとしたきっかけは、私が最近推している伊波杏樹さんが舞台俳優として出演されているということで購入した「ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」」のDVDが素晴らしかったからで(最初は彼女目当てでしたが気付いたら舞台自体が大好きになりました)、自分の知っているダンガンロンパという作品でかつ伊波杏樹さんも澪田唯吹役として出演する、ダンステ2の舞台に脚を運んでみようと思ったわけです。なので、本当は舞台の魅力を語るなんていう偉そうなことはできないんですけど。(近々ではNARUTO舞台と同じ児玉明子さん脚本の「FAIRY TAIL」に行く予定です。これにも伊波さんが出演されますね(笑)

さて、「キャラクターとキャストのシンクロ」については、パパっと説明してしまいましょうか。文字通りなんですが、役者の方が自分の演じるキャラクターに愛情を持って接して、技術をたっぷり注ぎ込んだ時に初めてそのキャラクターが舞台上に本当に存在しているかのような感覚といいましょうか。それを感じられることが、自分が舞台でかつアニメ原作のものが好きになったことの大きな理由だと思っています。

このキャラクターとキャストのシンクロはラブライブ!のμ'sを追っかけてきた人なら分かるかと思いますが、それが実感出来た時には本当に素晴らしい感動があります。舞台俳優の方は常に全身を使って役になりきる姿勢が強いので、役にガッチリハマればキャラクターの声と同じ振付で踊る声優さんに勝るとも劣らないシンクロが見られます。(比べるのもおかしな話ですが・・

ダンステだと1から続投している江ノ島盾子演じる神田沙也加さんから特に凄まじいシンクロっぷりが感じられます。オーディションから「他の誰にも譲りたくない」という強い思いとキャラクターへの愛情を持ちながら望んでいたそうですが、舞台上では超高校級の絶望・江ノ島盾子が持つ狂気性と実は誰の心にも潜んでいるような普遍的な感情が入り混じったものが鬼気迫る演技から溢れ出していました。もはや演技と呼ぶのすら恐れ多いくらいに「江ノ島盾子」そのものでしたね。

キャラクターとのシンクロ、普段アニメにしか慣れ親しんでいない人でも、好きになる余地は十分にあると思っています。原作のキャラクターのイメージが壊されることを恐れる人もいるでしょうし、私も最初は原作のキャラクターがいるのだからわざわざ・・と正直なところ思っていました。しかし、キャストの方々も愛情を持ってキャラクターと向き合っています。自分が好きなキャラクターを同じように愛する人がいて、その人がキャラクターを真摯に演じる。そして、舞台上でアニメ作品を三次元の目に見えるカタチにして我々に新しい感動を届けてくれる。それこそが、アニメだけでも舞台だけでも味わえないアニメ原作舞台ならではの魅力だと思っています。

色々と自分が考える、アニメ原作舞台を、そしてスーパーダンガンロンパ2THE STAGEが素晴らしい理由を語ってきたわけですが、やはり「グルーヴ感」と「キャラクターとキャストのシンクロ」がとにかく魅力的なわけです。アニメだけでは味わえない舞台内外のキャスト同士の「グルーヴ感」。アニメ原作だからこそ生まれる「キャラクターとキャストのシンクロ」。

その両者が合わさったアニメ原作舞台は本当に素晴らしい!ご拝読ありがとうございました。

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