きりん課外活動 サンサン三度目の旅~安田屋旅館に泊まろう!
三度目の「ラブライブ!サンシャイン!!」聖地巡礼、今回はサンシャイン好きなら一度は泊まってみたい旅館「安田屋旅館」さんを探訪してきました。
まずは、今回の聖地巡礼の前置き的な形で、前日譚を少しだけ。
TVアニメ第12話「たびだちのとき」を見終えて、物語に感銘を受けた大の男たち3人が
友人「根府川駅に行かない?」
自分「今から?」
の二言で深夜の根府川駅に向かうことになりました。青空Jumping Heartをかけながら夜空のハイウェイを駆け抜けます。
千歌が、μ'sが手にしていた羽根を受け取った場所。ここから、Aqoursとしての一歩を踏み出す決意を千歌は固めました。
千歌が寄りかかっていた自販機に、おっさんたちが交代交代で寄りかかって遊んでいる光景は傍から見ればシュール。周りに誰も人がいなかったのが幸いでした。
おそらく、第12話を見て最速で根府川駅に向かったラブライバーだったでしょう。その足で、国府津にも行きました。
ゼロからイチへ。Dear穂乃果さん。ここに立つと、作中の色んな台詞がよみがえって来ます。根府川駅で降りたμ'sしかりAqoursはすぐに海にたどり着いていたように見えますが、実際は駅から海までは12kmくらいあります。
さて、前日譚はこれくらいにして、その翌週、今回のメインでもあります沼津・内浦の聖地巡礼に出かけました。
今回の目的地は、「ラブライブ!サンシャイン!!」の高海千歌ちゃんの実家のモデルとなった「安田屋旅館」さん。
まず、車で向かった我々を出迎えてくれたのはリコー通り。第6話「PVを作ろう」で、内浦の魅力を伝えようとした千歌の妄想の中で、一瞬だけ登場しました。
国木田花丸ちゃんも大好物の作中にも登場するのっぽパン。沼津では古くから長く愛されているパンらしいです。現在は、ラブライブ!サンシャイン!!ともコラボして「塩キャラメル味」も販売されてます。市内の何箇所かで買えるそうですが、沼津駅の改札前のKIOSKが、一番足を運びやすいかと思われます。
そして、こちらは「ラブライブ!サンシャイン!!」コラボバス。
バスの車体には、Aqoursのキャストによるサインが書かれています。
乗車すれば、高海千歌役の伊波杏樹さんのナレーションも聞くことが出来るそうです。(今回は車での旅だったので乗りませんでした。)
続いて、作中に何度も登場したお馴染みの沼津駅。
第5話の「ヨハネ堕天」で逃走劇を繰り広げたり。
第7話「TOKYO」で、東京への出発の駅として描かれたり。
第8話「くやしくないの?」で東京の洗礼を受けたAqoursが帰って来た場所としても描かれていました。
一日目の昼食は、沼津駅からほど近い中央亭さんの餃子。沼津に限らず餃子を扱う店のなかでも、有名なお店のひとつらしいです。開店時間に向かいましたが、既に行列が出来ていました。
メニューも餃子しか無いように、餃子ひとすじ。餃子とライスを注文。ジューシーで味の濃い餃子は絶品でした。
こちらは、第5話「ヨハネ堕天」で逃走劇を繰り広げた沼津駅前の仲見世通り。
あらびきな雰囲気のシャッターもあって、魅力たっぷりです。
アーケードの中には、劇中に登場した本屋のマルサン書店が。ここは、ルビィちゃんとまるちゃんが本を買いに来ていました。
そして、沼津駅の仲見世通りから少し歩いたところにある、ヌーマーズことアニメイト沼津店さん。ちょうどこの時は黒澤ルビィちゃんの生誕祭が執り行われていました。
さて、個人的にお待ちかねだった大型展望水門びゅうお。ヌーマーズから10分ほど沼津港に向けて車を走らせるとお目見えしてきます。沼津の人と街を水害から守る頼れる存在。ちなみに、びゅうおの名前の由来は、びゅう(VIEW)+魚(うお)らしいです。
このフォルム、この重量感。圧巻ですね。プラモデルがあったら欲しいくらいです。
劇中では、第11話「友情ヨーソロー」で、後輩思いの鞠莉が曜ちゃんの悩みを聞いてあげていました。
あとは、第5話「ヨハネ堕天」、ヨハネ加入の場所としても描かれていました。
遊覧船ちどり。ギルキスユニットシングルのドラマCD内で登場。沼津港とか内浦の海を周遊できるみたいです。
沼津港にあるJAなんすんさん。サンシャイン推しが凄いです。
さて、沼津港から車で20~30分くらい伊豆半島を南下すると、物語の舞台となる内浦の三津地区に到着します。
年季が入っている三津会館。千歌・梨子・曜の3人がスクールアイドルAqoursを結成して、ファーストライブのお知らせをした場所。
歩いてすぐのところに三津郵便局バス停があります。第5話「ヨハネ堕天」で、
みんなの個性に気がつく千歌と梨子の掛け合いがありました。
そして、いよいよ。今回の目的地でもある安田屋旅館さんに到着しました!
太宰治が「斜陽」を執筆していた宿としても名高い老舗の旅館ですが、雰囲気が違います。
お部屋からは全室目の前に広がる内浦の海を見ることができます。
いったん荷物を置いてから外に出ると、目の前に広がるのは三津海水浴場。
第1話「輝きたい!!」で、梨子ちゃんが海に飛び込んだ船着き場もあります。
いつかお隣りの松濤館さんにも泊まってみたい…
第10話「シャイ煮はじめました」の海の家が立っていた場所。
第6話「PVを作ろう」で、千歌が内浦の人たちにスカイランタンの提案をしたところ。
そして、Aqoursのはじまりの場所もある場所。この海で、Aqoursたちの物語が沢山紡がれてきたと思うと、込み上げてくるものが色々とあります。
され、今日の行程はひととおり終了。お待ちかねの安田屋旅館さんのお夕飯をいただきます。
刺し身も、煮物も、海の幸がとりわけ絶品です。
安田屋旅館さんは、近くにセブンイレブンさんがあったり、夜の散歩も楽しめます。夜は、安田屋旅館さんのはからいで、喫茶室でサンシャイン好きが集まれる飲み放題付きのスペースもご用意してくださっています。
お夕食の後は、温泉に浸かります。柔らかめのお湯で、熱くないほどよい温度で、長く浸かる際には最適です。
―そして、翌朝。旅館内の残りの聖地を探検。
安田屋旅館さん一泊、お世話になりました!
出がけに安田屋旅館さん限定の千歌ちゃんタオルを購入。その時に、ちょろっとマスターと会話をして、気になっていたことを2個ほど伺ってみました。
一つ目は、千歌ちゃんの部屋はどこに当たるのかということ。マスターいわく、あの部屋は実際には存在しない部屋だそうです。部屋のレイアウトやベッドなどは実際には無く、色んな部屋だったりの寄せ集めの架空の部屋だそうです。それでも、部屋の場所的には喫茶室の真上の2階のお部屋だというのがマスターの見解でした。
二つ目は、BDの特典の、てくてくAqoursの時にいらしたキャストの2年生組の印象はどうだったのかということ。当然ですが、みなさん可愛らしかったというお答えが。マスターとは特に会話は交わさなかったみたいですが、売店前のアイスを撮影の休憩時間中に食べていたそうです。
ちょっとした裏話も聞けたところで、安田屋旅館さんを旅立ちます。訪れたのは、車を少し走らせたところにある三浦観光案内所。
内浦に来るといつも立ち寄ってしまいますが、前回来た時よりファンが持ち寄ったグッズが増えていました。
観光案内所から少し歩くと、第10話の千歌と梨子の「大好き…」の場所や、
第9話「未熟DREAMER」で、鞠莉が全力で走って転んだ場所にも行けます。
さて、今回の旅のもうひとつの楽しみだったいけすやさんに来ました。
限定の二食の鯵丼(新鮮な鯵と熟成した鯵)とアジフライを注文しました。アジフライが、これまで食べた中でもダントツで美味い一品でした。
ここから、車を10分くらい走らせると、長井崎中学校周辺に辿り着きます。前回の聖地巡礼で逃していた弁天島に向かいます。
果南の日課のひとつであり、果南が踊っていたところ。ここに至るまでには、かなり急な階段があります。
海づたいに歩くと、長井崎中学校バス停があります。EDの「ユメ語るよりユメ歌おう」で千歌たちが歩いていたところです。
同じく「ユメ語るよりユメ歌おう」でAqoursの9人が踊っていた場所。
長井崎中学校は前回行ったのでお写真は撮りませんでした。
徒歩で数分くらいの場所にあるのが、長浜城跡。
第6話「PVを作ろう」で、内浦の素晴らしさを伝えるために千歌たちが撮影に使っていました。
少し沼津方面に戻ったところにある松月さん。
みかんタルトをいただきました。
ここは、第11話「友情ヨーソロー」で、千歌と曜ちゃんがステップの練習をしていたところです。
そこから更に15分ほど北上しますと、島郷海水浴場があります。千歌たち2年生がダンスの練習をしていた場所。
千歌たちが砂浜に書かれたAqoursの文字を見つけて、のグループ名をAqoursに決めたところでもあります。
やっぱり、ここに来たら自分たちもAqoursの文字を書いてみたくなります。
ヨハネ宅の周辺。
場所的には曜ちゃんちなのですが、実際には阿蘭陀館さんという喫茶店があります。
そして、再びリコー通りに戻ってきました。
今回の旅は終了です。内浦は何回も訪れましたが、安田屋旅館さんに宿泊してよりラブライブ!サンシャイン!!の世界観を体験することが出来ました。
アニメの終了後にスタッフさんたちが訪れて色々と描き残していっているようなので、いつかそれらを巡る度も企画したいなと思っている次第であります。