きりんログ

-愛と青春と声豚の記録-

Aqoursの物語と歌のつながりのチカラ ~ラブライブ!サンシャイン!!の楽曲から振り返る「みんなで輝く物語」の序章~

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やっぱり音楽って凄いんですよ。一曲一曲聴くだけで、そこの場面に戻れるわけじゃないですか。『ラブライブ!』ではこんなにたくさんの曲を作ってきたし、一曲一曲が戻れる手がかりとして残ってるから、いつでもまた会えるよっていう気持ちもあって。

作詞家・畑亜貴インタビュー 「Cut 2015年 08 月号」



ラブライブ!楽曲の歌詞を100曲以上書いてきた生けるレジェンド、畑先生がCutで語っていた言葉が印象に残っています。曲を聴くと記憶に刻まれた光景が浮かび上がって来る感覚ラブライブ!を好きな人なら、誰しも味わったことのあるものじゃないでしょうか。ライブ中に物語のあるワンシーンを思い出したり、日常でふとライブのことを思い出して楽しくなったり、涙が出てきそうになる感覚。

 

ラブライブ!の楽曲が聴く人のエモーショナルを喚起するのは、音楽がいつも物語と寄り添ってきたから。これに尽きると思います。そして、それはラブライブ!サンシャイン!!』も例外ではないと思っています。

 

事実、サンシャイン楽曲にも物語のコンテキストが無数に散りばめられてますし、ドラマで段取りを整えた上で自分たちの気持ちを歌にして伝えるというアニメーションの構成は、そのまま無印を引き継いだものになっています。

 

2期第9話の「Snow halation」で、μ'sは全国大会への切符を手にしますが、言葉で結果が語られてなくても勝ったことって伝わるんですね。それは歌が必殺技だからですよ。そこに向かって段取ってあげれば、あとは歌の力で解決する。歌にすべて乗せろというのが、暗黙の了解としてありました。

花田十輝ラブライブ! TVアニメオフィシャルBOOK 」

 

無印からシリーズ構成、脚本、そして京極監督の思いを引き継いでいる花田十輝氏の語る通り、歌は物語を締めくくるための必殺技なのです。それは逆に言えば、物語が無ければ歌の説得力は無くなるということ。ラブライブの物語と歌は、常に強い依存関係にあるということです。

 

いよいよ本題ですが、私はこの記事にて、サンシャインの楽曲を通じてAqoursの物語を振り返ろうと思います。そうしようと思ったきっかけは、大きく2つあります。ひとつは、大好きなサンシャインという作品について理解を深めたいから

 

本作は、世間的に「キャラアニメ」と見られることが少なくないですが、やはりラブライブはドラマが秀逸な作品でありますし、何回も見られることに耐えられる作りになっています。むしろ、何回もアニメーションを見て、キャラクターの感情の機微に注目しないと、作品のことを理解できない作りにすらなっているとも思っています。今回は歌という切り口で作品に対する理解を深めていきたいと思ったのが、ひとつ記事を書こうとしたきっかけとしてあります。

 

そして、もうひとつのきっかけは、Aqoursのファーストライブを最高に楽しみたいから。先ほどから繰り返しになってしまいますが、サンシャインの楽曲は物語と密接に絡んでいます。ライブを楽しむためには、Aqoursの歌の歌詞を噛み砕いて物語のコンテキストを読み解きながら聴くことが、Aqoursの曲を最大限に楽しむことに繋がるんじゃないかと私個人は思っています。

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【レポ・写真】きりん課外活動 セガコラボカフェ ラブライブ!サンシャイン!!【青空Jumping Heart ver.】

秋葉原で開催中のセガコラボカフェ×ラブライブ!サンシャイン!!が内装・フードリニューアル。今回の内装のテーマは、「青空Jumping Heart」。個人的に大好きな版権絵だったので大満足でした。お写真と感想を載せておきます。

 

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第29回明海祭 伊波杏樹さんトークショー@明海大学

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明海大学さんの学祭で行われた伊波杏樹さんのトークショーに参加。MCは、東経大と同じ中西悠さん。軽快なMC捌きと伊波さん愛を感じられる話題振りは健在だった。

 

 

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高槻かなこ・富田美憂トークショー きんぐとみゆの特別授業 in 明治大学レポ

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