きりんログ

-愛と青春と声豚の記録-

虹をかける少女たちの明日 / Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~ 感想

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伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

 

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~に参加してきました。

Aqoursのナンバリングライブ自体は5回目ですが、ファンミーティングやアジアツアー、ユニットカーニバルなどを含めると彼女たちは多くの軌跡を辿ってきました。

ステージには、その色とりどりの軌跡を象徴するかのように「輝跡」としての虹がかかり、その中心にはOver the Rainbowとして「次の輝き」を象徴する太陽が燦々と掲げられていました。

そして、太陽とそれを取り巻く盾にはBrightest Melodyのペンダントやキービジュアルの9つの光を思わせる「9色の宝石」が散りばめられており、イタリアモチーフのセットとマッチして劇場版の世界を表現する舞台としてはこれ以上ないくらい相応しいものでした。

 

 

僕らの走ってきた道は…

遂にこの時が来ました。

そうです!輝きたくて 始まりたくて

仲間に出会いながら 走ってきた道

劇場版を見てから、このフレーズが聞ける瞬間を心待ちにしていました。

そして今日。

ようやくその時が来ました。

千歌のフレーズが聞こえた瞬間、身体の中に滾るものがありました。

劇場版と同じ衣装、映像とシンクロするダンス。

何度ラブライブ!で味わってきた感情か分かりません。

それでも、この一曲でラブライブ!の醍醐味をいつも以上に味わえた気がしました。

僕道はAqoursのこれまでの道程であり、劇場版の物語自体も表している。

思い入れが強くなるのは必然です。

6人から始まり、3年生が出てきた時の歓声も凄いものでした。

劇場版の始まりを飾った僕道からライブが始まり、劇場版の曲をようやく聞けたこと。

ミュージカルのようなワクワク感。

最初から気分は高揚しっぱなしでした。

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やはり、5thは劇場版の物語を追体験する最高のライブになる。

そう頷いた矢先――

奇をてらうかのように叩き込まれたのが。

私たち、輝きたーーい!!

スリリング・ワンウェイ

劇場版曲の余韻に浸る間もなく披露されたAqours屈指のロックナンバー。

いい意味で脈絡が無い。

私はいつもセトリの予想をせずにライブに臨みます。

ライブでの第一印象を楽しみたいから。

それでも思わず奇をてらわされたと思ったのがこのスリワン。

ライブって次に何が来るのか分からない楽しさがあります。

そんなライブの醍醐味を感じるには十分すぎる選曲でした。

Aqoursの熱量に応えるように、オーディエンスの熱量も凄いものでした。

今回のライブは、劇場版の物語を追体験するだけのライブではない。

この時から徐々にそう感じて始めていました。

青空Jumping Heart

もはやAqoursの名刺代わりと言ってもいい青ジャン。

劇場版に沿って楽曲が続いていたら、終始エモまってしんみりとしていたところ。

嬉しいサプライズがありました。

スリワン、青ジャンと続き、Aqoursの楽しいライブの時間に浸らせてくれました。

最後を感じさせないAqoursの粋な計らい。

私はそのように受け取りました。

モラトリアムに浸らせてくれたAqoursちゃんに感謝。

SKY JOURNEY

SKY JOURNEYと言えばメットライフドーム

メットライフドームと言えばSKY JOURNEY

二つは切っても切れない関係にあります。

今回も流星のようなカッコいい振付は健在でした。

静から動へと流れる動きには目を奪われっぱなし。

そして、今回もう一つ目を奪われたのが新しいお衣装。

黒ジャケットがカッコいいAqoursの楽曲に彩りを添えます。

Aqoursのカッコよさ特化のパフォーマンスは、更なる進化を遂げて帰ってきました。

Daydream Warrior

Aqoursのダンサブルナンバー。

スリワンからデイドリまでメットライフドームに縁の深い曲のオンパレード。

これらは2ndの時にAqoursのパフォマーとしての部分を引き出しました。

そして、今回披露されたパフォーマンスからは9人のパフォーマーとしての可能性を更に感じました。

全員のダンスパフォーマンスのレベルが格段に向上している。

いい意味でAqoursのダンスを牽引してきたあいきゃん、しゅかしゅーが目立たなくなっていました。

5thはAqoursの広がりが感じられるライブであったと同時に、Aqoursの深まりも感じられるライブだった。

それはまさに「進化」と呼ぶに相応しいものでしょう。

さらに成長を遂げた9人の姿は頼もしくも心強くもあり。

「これが俺たちのAqoursだ」と自慢したくなるような最高の存在になっていました。

それと同時に、Aqoursには無限の可能性も感じました。

新しい輝きを既存曲にも宿すAqoursの未来が楽しみで仕方ありません。

逃走迷走メビウスループ

待ちに待った劇場版の逃走迷走メビウスループが披露されました。

G線上のシンデレラをも彷彿とさせる3年生らしいドレッシーな衣装。

イタリアの舞踏会で踊るように、ステップを踏む振付が印象的です。

劇場版同様、楽しく逃避行を遂げる3人の姿が微笑ましくありました。

やはり、学年曲になるとAqours9人の時と空気感がガラリとが変わります。

あらためてメンバーの組み合わせで化学反応のように色が変わるユニットだなと思い。

Aqoursの多彩さを感じられました。

予測不可能Driving!

そして、タイトルの通り予測不可能だったのがこの楽曲。

劇場版の前売り楽曲の存在を忘れていました。

逃走迷走メビウスループで逃避行を遂げた3人は車に乗り込みます。

車は、彼女たちの未来を象徴するかのように自由気ままにドームを走り回ります。

選ぶのは いつだって自分さ

彼女たちは自分たちで行き先を決められるハンドルを握っている。

ハンドルを左右に回す振付がとてもキャッチャーで可愛らしくありました。

爽やかなロック、歌詞、彼女たちが歌う姿が相まって、音源で聞いた以上に爽快な気分になれる楽曲になっていました。

Marine Border Parasol

2年生は夏らしい爽やかな楽曲。

夏が終わっても、また次の夏が来ることに胸を膨らませる。

でも、ちょっぴり変化することも感じ取っている。

2年生の立場だからこそ映える楽曲だと思いました。

Marine Border Parasolは、もちろん歌の可愛さもありました。

また、ライブでは衣装の可愛さが印象に残っています

個人的には5thで一番目か二番目に好きな衣装です。

また、傘(パラソル)を使った振付も可愛い。

2年生3人の可愛い掛け合いも相まって、ずっと見ていたくなるナンバーでした。

ハジマリロード

そして大盛り上がり間違い無しの1年生チームの楽曲。

今回もハチャメチャな楽曲で、1年生らしさをぶつけてくれます。

向こう見ずに今を駆け抜けよう。

終わりが来ても、それはまた新しい始まりになる。

未来への期待感に溢れた1年生らしいですね。

ロッコに乗って、会場を巻き込みながら歌う姿が楽曲にぴったりでした。

リロード(巻き戻し)を思わせる腕をくるくるとする振付もキュートです。

Hop?Stop?Nonstop!

幕間に劇場版のローマでのストーリーが流れました。

鞠莉が母親と対峙する場面。

親が敷いたレールには乗らないスクールアイドルらしい自由な選択。

そして、1年生の自立を描いた場面は何度見ても心に来るものがあります。

それを受けて待ちに待ったHop?Stop?Nonstop!が披露されます。

今回のステージがスペイン広場の石階段を思わせるステージということもあり。

劇場版のフォーメーションもバッチリ再現されていたのが感涙ものでした。

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伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

できなかったことができたり

印象的なダイヤさんパートが聞けたり。

コトバを歌にのせたときに 伝わってくこの想い

ずっと忘れない

「スクールアイドルの素晴らしさ」を自分たちの言葉で歌う姿。

スクリーンの映像がスペイン広場の花壇に切り替わったことで、キャラクターとのシンクロではない。

ひとつのAqoursとして歌う姿が眩しくて、まるで自分が彼女たちの世界に飛び込んだような気分でした。

恋になりたいAQUARIUM / HAPPY PARTY TRAIN

初日は恋アク、二日目はHPTが披露されました。

もうこの二曲は安定感が抜群ですね。

特にHPTはものすごく完成度が上がってる印象を受けました。

この曲もメットライフドームに縁が深いですよね。

HAPPY PARTY TRAIN TOURの1曲目がこの曲でしたが、公演によってはすわわが悔しさを滲ませる場面もありました。

その時のことを思ったり、今の成長した歌う姿を見て感慨に浸ったり。

とてつもなくエモーショナルな気持ちになるこの会場に相応しい一曲でした。

君の瞳を巡る冒険 / “MY LIST”to you!

この曲を含めて一連のNonstopな流れにも緩急が付いていたのが良かったです。

特に君の瞳を巡る冒険は、淡島での脱出ゲームが思い出されたので最高でした。

どちらの曲も、3rdでメットライフドームで披露されましたね。

今回は、メットライフドームに縁が深い楽曲が多く見受けられた印象を受けました。

未来の僕らは知ってるよ

そして、Aqoursの真骨頂。

「これがAqoursのライブだ」と言わんばかりに披露してきたバラエティ豊富な楽曲群。

最後に、Aqoursを象徴する最高の青春楽曲のみら僕で畳み掛けます。

みら僕は、未来志向のAqoursの生き様が歌詞、歌声にありありと表れているので、聞いているだけで勇気を貰えますし、泣けてもきます。

青春ってキラキラしてて眩しいし、刹那的な輝きの儚さに泣けてもきますよね。

それが一曲にギュッと凝縮されているので大好きです。

Aqoursライブの中盤を飾る楽曲としてはベストな選曲だと思いました。

SELF CONTROL!!

そして皆さんお待ちかねの最強姉妹ユニットが登場します。

函館のスクールアイドルSaint Snow

今回はライブ前に参戦が表明されていました。

彼女たちの登場には轟くような歓声が会場中に巻き起こりました。

一曲目のセルコンは、函館UC以来の披露となります。

最高に盛り上がる楽曲であることから、会場のボルテージは最初からクライマックス。

あの瞬間は、Saint Snowのワンマンライブだったと言っても過言ではないでしょう。

そして、Saint Snowは、函館の時より何倍もパワーアップして帰って来ていました。

二人で踏んだステージは少ないものの、二人は着実に進化してステージに立っていました。

まるで劇中のSaint Snowがそのまま物語から飛び出して来たような凄みさえ感じました。

Believe again

そして、待ちに待った劇場版楽曲のBelieve againが披露されます。

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伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

弱さを受け入れて真の強さを手に入れたSaint Snow

彼女たちがラブライブ!勝戦に向けて作った最強の楽曲。

劇場で見た時もその完成度の高さに驚きました。

しかし、アサミさん、ひなひなのボーカリストパフォーマーとして更に進化した姿から繰り出される楽曲は、それを凌駕するクオリティに仕上がっていました。

二人の成長が、Believe againを正真正銘の決勝戦に相応しい楽曲に導いてくれたのです。

もしも今の二人が歌うBelieve againが決勝戦で歌われていたらと思うと胸熱で仕方ありません。

そして、Aqoursは3rdのメットライフドームの決勝の舞台でWBNWを披露していましたが、同じ場所でSaint SnowがBelieve againを歌った事実は、涙が出てくる程嬉しいことでした。

まさに、決勝戦延長と呼ぶに相応しいステージです。

Brightest Melody

Saint Snowの最高のパフォーマンスから受け継がれるバトン。

理亞色の羽根は場所を超えてAqours色の羽根へと色を変えていきます。

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伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

Ah! どこへ行っても忘れないよ Brightest Melody

この曲については、眩しすぎて印象でしか覚えていません。

Aqours史上最高にキラキラと輝く楽曲」

その印象ははじめて聞いた時も、生で見た今も変わりありませんでした。

聴いているだけで気づけば涙が出てくる。

そういうチカラがこの楽曲にはあります。

キラキラ ひかる夢が 僕らの胸のなかで輝いてた
熱く大きな“キラキラ”

衣装も歌詞もAqoursの集大成。

ここまで全力で駆け抜けて来た彼女たちだからこそ歌える楽曲。

君のこころは輝いてるかい?との関係性も考えるとより泣けてきます。

μ'sは輝きや光の捉え方を変化させて歌うことで成長が印象づけられていました。

Aqoursは今から過去を見つめながら歌うことでそれが印象づけられます。

そして衣装の早替えも見所の一つでした。

この曲は1、2年生の決意の歌でもあり、9人で歌う最後の歌でもあります。

ラブライブ!決勝からも9人でいる時間が流れて、Saint Snowという最高のライバルと対峙した今だからこそ歌える楽曲でもある。

あんちゃんが言っていたように「最高のライバルで、最高の仲間」がいたからこそ、Aqoursも「最高の輝き」を歌うことができたんだなと。

彼女たちの生のステージを目の当たりにしてあらためてそう思いました。

Over The Next Rainbow

劇場版では、「このライブを僕たちしか見てないなんて、そんなのもったいないよ!」と月ちゃんが言っていました。

しかし、5thでは沢山の人たちが、二組が歌い合う姿を目にすることになりました。

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伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

勝戦延長を終えた二組は、Saint Aqours Snowとしてひとつの歌を紡ぎます。

夢にも色々あるから 叶えかたもそれぞれだと
Ah 今わかってきたんだ

全力で駆け抜けてきた二組だから歌える歌。

Aqoursらしい走り方、Saint Snowらしい走り方。

夢の追いかけ方はそれぞれ。

私はこの歌が、二組の決勝戦延長のアンコール楽曲に思えて仕方ありません。

それは、Saint Snowがようやく叶えることができた夢。

最高のライバルにして最高の仲間である二組は手を取り合い旅立ちの歌を奏でます。

そして、ひなひなのラップ、アサミさんのフェイクには心を掴まれました。

11人だからこそ伝えられる歌。

また、いつか必ず聞きたい歌のひとつです。

Saint Snow MC

本日歌い終えたSaint Snowから最後のメッセージが伝えられます。

まずは、鹿角理亞役の佐藤日向さん。

ステージに立つまで、アサミさんとどうしたらいいか話し合って。タイトな時間のなかでしたけど、それが劇中の『Saint Snow』みたいで

佐藤日向

伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

今回のステージでは格段に進化したSaint Snowの姿を披露してくれましたが、そこに至るまで劇中のSaint Snowのような関係になっていたと聞き納得感がありました。

ひなひなは不安を抱えながらも、努力して大好きなことに真っ直ぐに向かい合っている印象を受けます。

その姿は、理亞ちゃんにも重なります。

また、ひなひなのBelieve again収録時の裏話も印象に残っています。

Believe againはひなひなから収録したと聞いて、理亞が一歩踏み出すところから始まる楽曲であればこそだなと思い、とてもエモいなと思いました。

 

そして、鹿角聖良役の田野アサミさん。

11人の曲も歌わせて頂いて、みなさんと過ごす時間は、キラキラしていて、私生きてて良かったなって。本当に幸せな時間でした

伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

アサミさんは真っ直ぐ大胆なことを言ってくれるから、毎回ドキッとしていまいます。

本気さが伝わってくるのは、彼女の人生からくるものなのでしょうね。

「皆さん、明日からも生きれますか?」

すごくチカラが湧いてくるようなMCでした。

そして、アサミさんはインスタにも素敵な言葉を載せてくれています。

www.instagram.com

二度とないあの瞬間。
私は改めて心の底からから思った。
皆に出逢わせてくれてありがとう。
聖良が皆と私の架け橋になってくれて
そして皆と同じ時間を瞬間を感じれる奇跡を作ってくれた。
私田野アサミとして鹿角聖良を尊敬するし
感謝しているし、愛しています。
本当にありがとう。

原文を読まれていない方がいたら、必ず読んで欲しいです。

熱い想いが詰まっています。

虹の架け橋という言葉がありますが、まさにアサミさんにとっては聖良さんが架け橋で、また他でもないアサミさん自身も聖良さんとの架け橋にもなっているのだと思い、素敵な言葉を紡いでくれたアサミさんに感謝の気持ちが止まりませんでした。

 

Aqours MC

Aqoursからも最後のメッセージが伝えられます。

まずは、津島善子役の小林愛香さん。

いつもヨハネ愛に溢れる言葉をくれますが、今回は少し趣が変わっていました。

Aqours』だからこそできることをと思っています。みなさんも『Aqours』と一緒に輝いてください!

伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

あいきゃんはこの前に「Aqoursらしさって何だろうと考えていたけど、Aqoursらしくじゃなくって」と言っていたかと思います。

Aqoursらしさは、Aqoursができることを全力でやった先にあるのだと。

あらためてあいきゃんの力強い言葉から思わされました。

「『Aqours』と一緒に輝いてください!」

そんな真っ直ぐな言葉をくれたことが、10人目として嬉しいものでした。

彼女から発せられる言葉に重みがあったのは、今回のライブがAqours、善子たちにとってひとつの区切りとなる位置づけのライブだったからでしょう。

劇場版のラストは旅立ちでしたし、5thはそれを意識した立て付けのライブでもありました。

この後にも、そのことを胸に秘めて言葉を紡ぐ印象を受けたメンバーがいました。

この期に及んでようやく5thの重さというものを知ることになりました。

 

続いては、小原鞠莉役の鈴木愛奈さん。

鈴木は前日の公演で『Brightest Melody』の歌唱で泣いてしまったそうで「きょうはしっかり歌いたいと思ってたの!」と、胸を張りつつ、自身の演じている小原鞠莉の誕生日が6月13日と近いということでファンと一緒にコール&レスポンスでお祝い。

伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

ブラメロで泣いたというお話は、そうだよねという共感の思いでした。

あいにゃ自身とてもラブライブ!の物語を愛していることはいつも感じることなので、その思いが強くなって泣いてしまったのでしょう。

また、鞠莉ちゃんの誕生日を全員で祝うことができたのも、ファンとして嬉しいことでした。

本当に鞠莉のことが好きなあいにゃの姿が大好きです。

 

続いては、黒澤ルビィ役の降幡愛さん。

1曲目から泣きそうになりました。ファーストライブを思い出しました。輝きを追い求めて、いまがすごい最高!って感じました

伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

ふりりんは一日目は「トキメキましたか?」と、二日目は「今が最高」と虹ヶ咲とμ'sを思わせる言葉を投げかけてくれました。

ふりりんもラブライブ!のことが大好きですもんね。

あんちゃんのMCにも繋がりますが、ラブライブ!が好きという気持ちが原点のメンバーが沢山います。

「ファーストライブを思い出しました」という言葉から、このライブがAqoursの次の輝きへと向かう新たなはじまりの一歩でもあるのだということを思わされました。

ふりりんのTwitterの言葉からも、次の輝きを強く意識させられました。

ライブのMCでは他のメンバーが次の輝きを語る中ふりりんは「今が最高」と紡いでいました。

今が最高だからこそ明日もきっと輝いてると希望を持てるのだと。

劇中の文脈を踏まえてもとても心に残るMCだと思いました。

 

続いては、黒澤ダイヤ役の小宮有紗さん。

ありしゃは、アジアツアーで残念ながらステージに立つことができなかったので、今回のステージで元気そうな姿を見ることができて何よりでした。

アジアツアーでありしゃがいなかったからこそ、この9人のAqoursが好きなんだということにもあらためて気づきました。

アイドルは永遠じゃないからこそみんなが追いかけたくなったりするんですけど、9人の『Aqours』は永遠であってほしいなと思いました。だから、これからも、もっともっと頑張って、みなさんがついてこられるように頑張りたいと思います

伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

ありしゃが珍しく涙ぐみながら語ったこのMCがとても印象に残っています。

ラブライブ!でもスクールアイドルの素晴らしさは限られた時間の中で輝く姿にあると描かれてきましたが、そうであっても「永遠であってほしい」と思うのは当然の気持ちであり、ありしゃのストレートなMCには心を抉られました。

MOMENT RING」の「瞬間をリングへと閉じ込めていつも眺めてたい」という歌詞のように、刹那の永遠を願う気持ちは誰しも持っているものだと思います。

でも、ありしゃのMCに特に惹かれたのは、「だから、これからも、もっともっと頑張って、みなさんがついてこられるように頑張りたいと思います」と言った部分。

永遠への願いをただの願いとして終わらせず、自分の活力にして叶えていこうとする姿がとても眩しく輝いて見えました。

Aqoursならそれが必ずできると信じています。

 

続いては、国木田花丸役の高槻かなこさん。

まずは生声で「楽しかった!」と伝えてくれた後。

いつものひょうきんな姿とは異なる真剣な姿で言葉を紡いでくれました。

違う景色を見せてもらって、みんなが成長しているなと感じることがあって、まだまだ挑戦したいことがあって、『Aqours』だからできることがたくさんあると思います。今後何があるか分からないけど、私は『未体験の世界』を見てみたいと思います!

伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

インスタでも自分たちが成長したことを語ってくれました。

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今回はリハーサル期間も短くて頭いっぱいになっちゃって本番まで不安でいっぱいだったんだけど
過去最高にいいパフォーマンスを出来たと自信を持って言えます!!
.
だから、成長を感じたんだ😊

劇場版の中でAqours9人は成長を魅せてくれて、それを私はどう体現したらいいのだろう。と思っていたけど
.
ちゃんと4年間の歩み...いや、走りの中で0から1、1からその先へ行ってたんだね。

彼女たちが誰の目から見ても成長していたことは、5thのパフォーマンスを見た人たちからすれば明らかなことでしょう。

しっかりと劇場版のAqoursに引けを取らない素晴らしいライブを見せてくれました。

そして、自分たちの成長を実感できたからこそ「まだまだ挑戦したいことがあって、『Aqours』だからできることがたくさんある」とも思ったのでしょう。

私たちも彼女たちがこれから何を見せてくれるのか楽しみで仕方ありません。

Aqoursはまだまだ走ります!!
みんな忘れてないよね?先の予定たくさん決まってるよー?🙋🏻‍♀️
もっとAqoursと遊びたいっ!!ってみんなが夢に想ってくれるなら私たちは叶えるようにがんばるだけ。
明日は今日より夢に近いはずっ!

これから来る『未体験の世界』を必ず見届けたいと思いました。

 

続いては、松浦果南役の諏訪ななかさん。

メットライフドームで3回6公演違う景色を見てきましたが、それを当たり前だと思ってはダメだと言っていました。

Aqoursにとっても、自身にとっても大切なメットライフドームの舞台。

だからこそ、彼女は今一度気を引き締めようと思ったのでしょう。

ここに居る全員が、『Aqours』に会いに来たいと思ってもらえるように、成長していきたいと思います

伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

10人目のみんなが付いてきてくれるからこそ見られる景色。

みんなが会いに来たいと思ってもらえるように成長していきたいと。

そう宣言した時点で次の輝きへと手を伸ばし始めているのだと、諏訪さんの抱負を聞いて思いました。

 

続いては、桜内梨子役の逢田梨香子さん。

彼女の言葉も5thライブという機会をとても考えさせられるものでした。

「みんなと会えない日が続くかもしれないけど、私たちがAqoursでいることに変わりありません。みんなもAqoursをずっと好きでいて欲しい」

今回のライブ楽しかった!9人でここまでやってきてよかったと思いました!!今回のライブ本当に楽しくて終わらないといいなと思うことおあって、前を向かなければいけないし、前に進まないと思うし、いつかまた9人でライブできる日を夢見て、頑張っていきたいと思います

伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

私は彼女のMCを聞いた時、μ'sのファイナルライブのMCを思い出しました。

また会いたいと思うけど、不確定な未来の約束。

りきゃこがそれを仄めかしたのは、Aqours、梨子ちゃんにとって劇場版の物語が一つの区切りであって、この機会に行う5thライブがそれと同等の意味を持つものだからだと。

だからこそ、「みんなと会えない日が続くかもしれない」「9人でここまでやってきてよかった」「いつかまた9人でライブできる日を夢見て」と区切りを印象づける言葉を紡いだのだと。

「また絶対会おうね!」

ここからの物語はまだ誰にも想像はつきません。

だからこそAqoursの次の一歩を確かに受け止めたいと思いました。

 

続いては、渡辺曜役の斉藤朱夏さん。

しゅかしゅーはいつも自分らしい言葉で感想を伝えてくれます。

ここまで来て、会場内が外の雨もあいまって、急激に冷えてきたということで、斉藤が「寒いから温めるぞ!」と、芝生席やスタンド席などへ向けて声出しをしつつ「一言だけ言いたいと思います……みんなのことがだーーーーーーーーい好き!!!また早く会いましょうね!」と、右手の小指を差し出して指切りのような形に。

伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

今回もしゅかしゅーは無邪気な言葉でファンを気遣ってくれました。

そして、「みんなのことがだーーーーーーーーい好き!!!」という言葉。

考えるより感じろなMCですがTwitterやブログでは必ず自分の強い想いを語ってくれるから大好きです。

2日目のラストの挨拶で
「みんなのことがだーーーーーーいすき。」
 
 
と一言だけ言いました。
 
 
アレは、曜ちゃんとわたしからの想いです
想いは溢れんばかりたくさんたくさん
あるけど。
 
 
でも、今回のライブではその一言を
みなさんに伝えたいって思い伝えました
あたらしい輝きへ。
Aqoursは、まだまだ進化し続ける
 
 
未来は誰かが決めるものじゃない
自分達で決めるもの。
 
 
だから、また一歩一歩。走り続ける
みんなも、ついてきてくれたら
すごく嬉しいです。

次の輝きへの覚悟も語ってくれました。

「みんなと叶える物語」
 
 
まだまだ叶えたい叶えられる夢物語はある
そんなことを信じて。

「みんなと叶える物語」

それはまだ途中で先は続くのだと。

そう信じさせてくれる輝きが5thライブにはありました。

 

最後は、高海千歌役の伊波杏樹さん。

メンバー全員の想いを背負いながら、自分の言葉でしっかりと気持ちを伝える姿にいつも感動と勇気をもらっています。

彼女はまずAqoursの広がりについて語りました。

私達は沼津から飛び出してきたスクールアイドルで、埼玉なんていう大都会でライブをさせて頂いて

伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

紅白、東京ドーム、アジアツアーとやってきて。そしてまたこの場所に立ってみて、Aqoursはこんなに広がったんだってあらためて実感しました。

この1年Aqoursは日本に留まらず海外にも足を伸ばしました。

この会場にも海外から足を運んでいる人がいることも他のメンバーのMCで分かりました。

色々な景色を見てきた彼女たちが、この場所に再び立って思ったこと。

Aqoursが色々な人の元に届いていること。

彼女たちがゼロからイチへ踏み出した時。

そして、今もなお。

Aqoursを通じて沼津を、ラブライブ!サンシャイン!!を届けたいという気持ちが変わることはありませんでした。

沼津という素晴らしい街を、作品、そして彼女(千歌)たちの活動を通じて全世界に広めていきたいと思います。Aqoursを始めた時から変わらない、この気持ち、願いを胸に抱きつつ Aqours として活動してきたいと思います。
伊波杏樹

『ラブライブ!サンシャイン!!』Aqoursが1,300人のファンと喜びを分かち合う 劇場版公開初日に“第26期 燦々ぬまづ大使”認証状を授与 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス

それが、しっかりと届いている。

伝わっている。

それが分かったからこそ成長を実感することができたのでしょう。

この9人でやってきたものが、全部成長できて見ることのできたこの景色

伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

きんちゃんのMCでも成長が語られていたり。

ふりりんの5thはファーストライブのようだったというMCは、はじまりの時の気持ちから変わらない気持ちがあったからこそであり。

あんちゃんは全員の想いを込めて語ります。

いや、そもそも9人全員の気持ちが同じなのでしょう。

みんなも凄いんだよ。好きなものをずっと好きでいることが難しいことは分かってる。

好きなものをずっと好きでいることは難しい。

あんちゃんは過去にも、そう語ったことがあります。

好きでいても叶わないことはある。

投げ出したくなるようなことも。

ラブライブ!サンシャイン!!が最後の希望だと言っていたこともありました。

その時も彼女は語っていました。

好きを好きで居続けるためにはじまりの好きという気持ちを大切にしたい。

いつでもそれを思い出せるように準備しておくのだと。

だからこそ、彼女は好きを言葉にします。

形にします。

私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした。

伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

ラブライブ!が大好きというはじまりの気持ち。

ラブライブ!への憧れ。

その気持ちを信じて形にしてきたからこそ。

彼女は今この場所に立っている。

その姿はいつも私たちを奮い立たせてくれます。

夢を与えてくれます。

そして彼女は語ります。

ラブライブ!』を、沼津を、世界にもっともっと広めるために、これからも一緒に楽しい時間作ってくれる?信じてるからね!

伊波杏樹「私の始まりは『ラブライブ!』が大好きという気持ちだけでした」!「Jump up HIGH!」歌唱前にぴょんぴょん【セトリ付ライブレポート】

はじまりに誓った言葉。

今もまだ夢の途中。

だから次の輝きへと向かおうと。

言葉の根っこは変わらないけど、いつも夢を形にしてくれるAqoursだからこそ。

その言葉には輝きという名の説得力が宿っているのでしょう。

ホップ・ステップ・ワーイ! / Jump up HIGH!

MCが終わり、明るい曲が歌われます。

1日目は「Hop! Step! Jump! Project!」を歌い。

2日目は「Jumpin' up Project」を歌います。

まだAqoursは高いところへ飛んでいきます。

最後の歌ですが爽やかなのがいいですね。

もしかするとAqoursライブの締め括りとしてはここまでだったのかもしれません。

ここから先。

アンコールからは千歌たちAqours9人の旅立ちの物語が始まります。

 

アンコールにかかる虹

いつもアンコールの声援はAqoursコール。

でも今回は、

メットライフドームに大きな虹がかかりました。

Aqoursの輝跡を象徴する虹。

それは10人目から9人目への応援、感謝のメッセージ。

出来かけは朧気でした。

やがて一人。また一人と。

虹が段々とかかっていきました。

完成して暫くするとAqoursが登場します。

虹は欠けることなく。

Aqoursを見送るまでかかったままでした。

卒業ですね

アンコールで予想もつかない曲が披露されました。

Aqours2期店舗特典の3楽曲。

いずれも卒業をテーマにしたもの。

Aqoursの旅立ちへの序章が始まりました。

切ないEDMで腕を左右に振るAZALEAの姿が印象的でした。

夜の帳が降り、赤緑黄の三色のレーザー、スクリーンの映像が幻想的。

終始不思議な雰囲気が漂っていました。

大人らしい歌詞も相まってエモーショナルな形で幕を閉じました。

Guilty!? Farewell party

続いてはギルキス。

AZALEAとは打って変わってギルキスらしいパーティーチューン。

歌詞も彼女たちらしさ溢れるお別れの歌です。

振付がダンサブルで格好良くて。

「Kirakira Partner」という合いの手も入れて。

名実共に楽しいパーティナンバーでした。

サクラバイバイ

サクラバイバイも他ユニットとは違う趣。

CYaRon!らしい明るい前向きな卒業ポップナンバーです。

衣装が爽やかでワンポイントもあり可愛かったです。

振付も印象的でした。

卒業を祝うように拍手してハイタッチ。

思わず真似したくなるくらいキャッチャーな振付でした。

3ユニット通して聞くとAZALEAが過去。

ギルギスが今。CYaRon!が未来と。

それぞれ向いている先が違うなと思いました。

卒業にもそれぞれの向き合い方がある。

それが3ユニットの個性を活かしながら表現されていたのが素晴らしかったです。

Next SPARKLING!!

そして遂にこの時が来ました。

劇場版ラストの物語がスクリーンに映し出されます。

9人の旅立ちの物語。

涙なしに見ることは出来ません。

いよいよAqoursの点呼が始まります。

「1、2、3、4、5、6、7、8、9、」

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「10!」

「…聞こえた!」

「ゼロからイチへ!イチからその先の未来へ!Aqours…」

「サンシャイン!!」

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6人のAqoursで歌う旅立ちのステージ。

3年生が見守るステージ。

その全てが現実なのか夢なのか。

分からない程に美しいステージでした。

これまでのこと。

その全てが心の中に残っている。

何一つ消えたりしない。

だからこそ一歩を踏み出して。

あたらしい輝きへと手を伸ばそう。

スクリーンには歌詞が映し出されていました。

冒頭に10人分の点呼もありました。

だからこれは10人目も含めたAqours全員の旅立ちの歌なのだと。

私はそう思いました。

衣装も非常に美しかったことを覚えています。

9人お揃いの純白の衣装と羽根。

旅立つ鳥をイメージしているのでしょうか。

アクセントで入る黄色い飾り。

次の輝きを表しているように思いました。

振付にも9人の絆や新しい輝きが表されています。

手を繋いで円を描いて

「君と僕らはこれからも つながってるんだよ」

と歌い、

「あたらしい輝きへと手を伸ばそう」

と外を向いて一人一人輝きへと手を伸ばす振付。

その振付は君のこころは輝いてるかい?をも思わせるようで。

シャボン玉の演出も相まって。

涙が溢れそうになる中堪えて全員の門出を笑顔で祝福しました。

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そしてAqours9人は一歩一歩虹の階段を登り始めます。

新しい輝きへと向かうために。

それは5thのキービジュでも見た景色。

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虹を登りきった9人は手を繋いで旅立ちます。

スクリーンには思い出の砂浜と海。

劇場版の最後と同じ光景。

9人は海に還っていくようにも見えました。

そしてAqours、サンシャインの声が会場中に響きます。

9人の姿が見えなくなった後。

最後は拍手と喝采が。

それは波の音のように鳴り続けていました。