きりんログ

-愛と青春と声豚の記録-

「復興」には「ワクワク」が大事だと思った話 / レスキューアカデミア&食べちゃったっていいのにな!

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今回は、昨年の11月福島県浪江町で行われた「ロボテスわっしょい秋祭りリターンズ」、本日、六本木で行なわれた「福島肉まつり」に参加して感じた「復興のありかた」について簡単にまとめてみたので、見てもらえると嬉しいです!

 

「ロボテスわっしょい秋祭りリターンズ」とは

まず「ロボテスわっしょい秋祭りリターンズ」とは、「マジカル福島2017」というイベントの中でも「イノベーション・コースト構想」の一貫である「ロボテス」に焦点を当てたイベント。さて、いきなり聞き慣れない単語が出てきてわけワカメですよね。でも、まずは「知る」ことが大切。簡単に、説明していきます。

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マジカル福島2017公式HP|マジカル福島は日本一長い(期間)文化祭!!本気(マジ)の福島を発信します!!

まず、「マジカル福島」とは、2016年からスタートした「福島県で開催されるアニメ・マンガを中心とした、本気で遊ぶ文化祭」をモットーにしたイベント。

この「本気で遊ぶ」がミソ。私が行った2017年の回では、

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天元突破グレンラガン」のロボットや、

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ヒーローとアイドルの2.5次元ショーなどが、催されていました。

いや、大人が本気になると、文化祭もここまでのクオリティになるんすね、スゴい。

次に、その本気の文化祭の中で、メインになっていたのが「ロボテス」。ロボテスを知るためには、そのロボテスを含む全体的な取り組み「イノベーション・コースト構想」について知る必要があります。

イノベーション・コースト、日本語にすると「技術革新の海岸」なのですが、簡単に言うと「近未来のロボットやエネルギーなどのすごい科学の力をつくりだすまち」とでもいいましょうか。「世界が注目する浜通りの再生」をモットーに、その未来の街を作る取り組みが、福島では現在進行系で行なわれているんです。

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福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ

構想図を見てもらえると分かりますが、福島の海沿いの広範囲の街に渡る大規模な取り組みだということが分かっていただけるかと思います。

そして、「ロボテス」とは、「ロボットテストフィールド」の略。皆さんご存知の「ドローン」は、よく野山や街の風景の空中撮影に使われていますが、実は大規模災害時に救援物資を運んだり、人が立ち入れない場所への探査などが期待されているロボット、でもあるんです。

こうしたロボットを開発するのにも、試験や訓練が必要なのですが、その試験や訓練の場所を「仮想の街を作り上げてやっちゃおう」というのが、ロボテスの骨子になります。

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福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ

こちらの動画を見ていただくと、よりイメージが湧きます。

www.youtube.com

ドローンが飛べる飛行場だけじゃなくて、国内唯一の災害用ロボット実験用の市街地フィールドや水害対策用の街が作られるみたいですね。

ちなみに、福島では「イノベーション・コースト構想」に向けた企画として、「ドローンレース」も行なわれています。動画を見てもらえると分かりますが、ゲーム「F-ZERO」や映画「スター・ウォーズ」のポッドレースを彷彿とさせる近未来なロボットレースです。

https://youtu.be/HwjbeXwYDc4?t=21

(時間指定のためURL直接指定)

色々と説明して来ましたが、つまるところ、私が参加した「ロボテスわっしょい秋祭りリターンズ」は、「イノベーション・コースト構想」や「ロボテス」といった福島の復興の未来を担う技術産業を、「アニメや漫画の力で広めよう」というイベントになります。その中では、先ほど紹介したヒーロー劇がありましたし、実際にドローンを操縦できるコーナーや、副町長や街の方々の声を聞けるセッションもありました。会場になった「浪江町地域スポーツセンター」の屋外には、浪江焼きそばや牛串などの屋台もあって、本物の文化祭さながらでした。

その中のコンテンツのひとつとしてあったのが、アニメの力で「イノベーションコースト構想」を広めることを目的とした作品『レスキューアカデミア』です。

 

『レスキューアカデミア』とは

「福島ガイナックス」の浅尾代表らが、「イノベーションコースト構想」をコンテンツ化する試みで作ったアニメ作品。

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マジカル福島2017公式HP|マジカル福島は日本一長い(期間)文化祭!!本気(マジ)の福島を発信します!!

ストーリーは、

落ちこぼれの主人公がロボットと信頼関係を築き、 レスキュー活動を通して、トップレスキュリストを 目指す友情と成長を描くサクセスストーリー。

福島が舞台のアニメ「レスキューアカデミア」、身体、VR、医療の未来など 「ロボットができること」レポート | ロボスタ

浅野代表の想いは次の通り。

「そこにコンテンツやエンターテイメントの要素を入れて、新しい魅力やエリアを作れないかな、そのために何ができないか」

福島が舞台のアニメ「レスキューアカデミア」、身体、VR、医療の未来など 「ロボットができること」レポート | ロボスタ

アニメ化企画は進行中で、ロボテスわっしょいで公開された一部を私は見ましたが、とにかく内容が分かりやすく、何よりも「楽しく知る」ことができました。

浅野代表の言う通り、確かに「イノベーションコースト構想」と聞くと私はいかめしいイメージを持ちましたが、こうしてアニメにしてもらえると、平易に「誰でも知る」きっかけになるのではないか、と思いました。

ちなみに、アニメ上映会では、CVを担当した遠藤広之さんや伊波杏樹さんらが登壇し、アニメや福島にまつわるトークを繰り広げたりドローン操縦を楽しくされていました。

次に、この作品やロボテスわっしょいを通じて、私が復興において大事だと思ったことについて書いていきたいと思います。

 

「復興」には「知るきっかけ」が大事だと思った

まず最初に、私はこのイベントに行くまで福島に行ったことがありませんでした。そして、福島に行く「きっかけ」になったのが、伊波さんが出演される『レスキューアカデミア』の上映会トークイベント。

人によっては「そんな目的のために行くなんて」と言われてもおかしくないと思いますが、私にとってはこのきっかけがあったからこそ福島に行ってみようと思ったのです。

そして、実際に足を運び、色々なことを「知る」ことができました。イノベーションコースト構想のこと、ロボテスのこと、ドローンのこと。そして、浪江町の現状も。

もしも、「知るきっかけ」が無ければ、今でも福島の今も、未来へ向かう姿も知ることは無かったかもしれません

私にとっては、そのきっかけが「好きな声優さん」でしたが、『レスキューアカデミア』のような「アニメ」や、ロボテスわっしょいのような「イベント」も、知るためのきっかけのひとつになるのではないでしょうか。

 

「復興」には「広めること」が大事だと思った

次に、知ったことを「広めること」も大事だと思いました。「広めること」で、それを知らない誰かがまた「知るきっかけ」を得ることができます。そうして数珠つなぎ的に広めていけば、多くの人がそれを知ることになります。知ることが、やがて行動することに繋がるかもしれません。

ここで言う広めるとは、デマや風評を広めることではなく、正しいこと、あるいは、あるがままのことを広めることです。この後に触れる「福島肉まつり」のステージでも、登壇された方が語っていましたが、そのためには「実際に足を運んで五感で自ら感じること」が何よりも大事だと思いました。その場所で自ら感じ、知ることが、正しいことを広めるための第一歩になるのではないでしょうか。

伊波さんも、遠藤さんも舞台上やTwitterでも語られていましたが、「広めていきたい」という想いを強く持っていることが感じられました。

私は、伊波さんや遠藤さんみたいな影響力がある人ではありませんが、まずは自分ができることを始めるために、自分が知ったことを広めていきたいと思いました。

 

「復興」には「ワクワク」が大事だと思った

そして、知るため、広めるためには「ワクワクする気持ち」が大切だと思いました。私は、「イノベーションコースト構想」や「ロボットテストフィールド」を知った時に、とてもワクワクした気持ちを抱きました。なんて、福島では未来なことを進めているのだろう、と。このワクワクした気持ちは、私に「広めたい」という思いを芽生えさせることになりました

先ほどの話の繰り返しになりますが、そのためにはやはり『レスキューアカデミア』のような知るきっかけをツールとして使うことが大事になってくると思います。

また、ロボテスわっしょいの中で行なわれたセッションの中で、「まちづくり」に関するものがありましたが、そこでは町内外の人が集まって、美味しいものを食べ、お酒を飲みながら、ワイワイ交流できるキャンプの開催や、街全体を使ったイルミネーションの企画などが紹介されていました。こうした町内外の人たちの交流に繋がるようなイベントは、人の心を繋げることや、まちの賑わいを取り戻すことに繋げられると考えておられるようです。

その一翼を担うのが福島に生まれた「まちづくり会社」らしいのですが、その思いを語る姿は、仕事だからというスタンスは一切感じられず、むしろワクワク」することを提供したいという意欲に満ち溢れ、何よりも自分たちが「ワクワク」することをしたいという思いが感じられました。

まちづくり会社を立ち上げた菅家さん

「普通に考えればそりゃ厳しいと思いますよ。でも、私は諦めないことを選んだ。ゼロになったならイチに戻せばいい。諦めなければ最後は必ずなんとかなります」

まちづくり整備課の菅野さん

「こんな仕事、誰もやったことがないですからね。レールが敷かれてないってワクワクするでしょう?」

drive.media

 私は、彼らの姿を見て「羨ましいな」と正直思ってしまいました。ふと自分の周りを見てみると、自分はゼロに近いくらいに地域のコミュニティとの繋がりが無いことに気づきました。何か街の人たちと一丸になって「みんなで」できることをしたい、考えたい。そこに向かうワクワクとした気持ちが、新しいものを生み出し、人々の気持ちをひとつにすることに繋がるのではないか。「ワクワクする気持ち」が「復興」の足がかりになるのではないか、と福島の様々な取り組みを聞いて強く感じました。

 

「福島肉まつり」とは

あともう少しだけ、本日参加したイベント「福島肉まつり」のことについて書いて、記事を終えたいと思います。

福島肉まつり」とは、「福島県のブランド肉(牛・豚・鳥)が六本木アリーナに一同に介したイベント」。

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福島県肉まつり

私は、会津地鶏の唐揚げや、

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会津地鶏の親子丼をいただきました。

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私が、親子丼を食べてる最中に内田さんから親子丼を食べてるツイートが来たのでびっくりました。いや、ホント福島肉祭り…幸せ…

 

『食べちゃったっていいのにな!』とは

『レスキューアカデミア』と同じく福島ガイナックスが手掛ける「福島県の農林水産物アニメで風評払拭!」をテーマに掲げたアニメ。

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ご覧の通り、果物が登場人物ですが、野菜やお米、牛、鶏なども登場人物として出てきます。きゅうりのキャラクターだったら(折った時の)パキッとした性格を持ってるみたいですね。また、声優さんが豪華なのも見どころのひとつです。

あかつき(桃):内田彩
天のつぶ(米):水樹奈々
あんぽ柿(柿):竹内順子
福島牛しげ&みつこ(牛):桑島法子
ぱわーぐりーん(きゅうり):佳村はるか
なめこN1号(きのこ):上坂すみれ
ハルキタル(アスパラガス):ブリドカットセーラ恵美
ヒラメ(ひらめ):ブリドカットセーラ恵美
ふくはる香、ふくあや香(いちご):井口裕香
アイコ(ミニトマト):藤田咲
会津地鶏、川俣シャモ(地鶏):伊波杏樹
新高(梨):佐藤聡美
りんか(りんどう):後藤沙緒里
ふぁぁむ先生:梶裕貴

www.youtube.com

福島肉祭りに足を運ぼうと思ったきっかけもこのアニメになる訳ですが、やはり声優の内田彩さんがトークイベントに出演されることが一番の理由としてありました。また、私が好きな伊波さんも、会津地鶏、川俣シャモ役で出演されていらっしゃいます。

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実際、肉祭りでは「川俣シャモ」が売られており食べましたが、肉身がしっかりしてて香ばしくとても美味しかったです。

私自身こうして福島の肉を食す機会に巡り会えた訳ですが、やはりそのきっかけには声優さんの存在やイベント、アニメの存在がありました。

一緒のステージに登壇した福島ガイナックスの浅尾代表(市長の方だったかも)も語っていましたが、かわいいキャラクターやアニメーション、魅力的な声の声優さんの力を使って、広く福島県の食べ物の素晴らしさを広めたい、という思いを持っているようでした。

先ほども述べましたが、やはりアニメというコンテンツとして分かりやすく広めることで、より多くの人に楽しく伝えられることに一役買うのかもしれません。

『食べちゃったっていいのにな!』は1話も公開されてるので是非見てみてください!

www.youtube.com

以上が、『「復興」には「ワクワク」が大事だと思った話』でした!皆さんも、「きっかけは何でもいい」ので、まずは自ら五感で感じ知ってみることからやってみてください。

 

まったくの余談ですが、声ひとつでその場所にキャラクターを顕現させることができる声優さんという職業はやはり素晴らしいですね。。

野外ステージだったので極寒でしたが、まさかの先行上映用のエピソード「あかつきのシャーベット」も、雪が降って外で遊ぶお話だったので、奇跡的な状況に…!!

「さみーーーっ!!凍っちまうーーー!!」

っていう、劇中のあかつきのセリフをまんま叫んできました☺︎!笑

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