慶應義塾大学秋祭トークショー「降幡愛の hello! hello! ハロウィン !」レポ
2017年10月7日、SFCアニメ・声優研究会さん主催の『慶應義塾大学秋祭トークショー「降幡愛の hello! hello! ハロウィン !」』に行って参りました。
降幡さんにとって初の学園祭トークショーの開催場所は、慶應義塾大学さんの湘南藤沢キャンパス。キャンパスの周りは緑に溢れていて、校舎もとても綺麗でした。トークショーが行われたのは、θ館と呼ばれる600人規模の多目的ホール。
降幡さんが登場する前に、イベントの開始コールの練習を司会の方主導で行いました。
司会「塾生注目!」
会場「なんだ?!」
司会「それではタイトルコールをやっていきましょう!準備はいいですか?」
会場「Foo!」
降幡「降幡愛の、hello hello?」
全員「ハロウィン!」
練習はバッチリ。司会の方の呼び込みの合図と共に降幡さんが登場しました。
登場した降幡さんは、席につく前に会場の左右に行って手を振ったり「がんばルビィ」のポーズをしてくださりました。
そして、いよいよ待ちに待ったトークショーの開幕のコール。
司会の方が降幡さんに合図をします。すると、
「降幡愛のー!hello hello~?」
いきなり段取りを無視して(伝わっていなかった?)練習したコールの途中から始めてしまう降幡さん。戸惑う会場は、なんとかそれに合わせて「ハロウィン!」というコールを上げます。
最初から笑いに包まれる会場の中、ハロウィンということでとあるキャラクターをイメージしたという衣装を見せるために降幡さんが
「回ってもいいですかー?」
と自ら言ってくださり、今回のために用意してくれた衣装を披露してくれました。
それが、こちら。
SFCさんにて秋祭でのトークショー
— 降幡 愛 (@furihata_ai) 2017年10月7日
『降幡 愛のHello!Hello!ハロウィン!』
本当にありがとうございました🍎
ハロウィンなので赤ずきんの衣装👻
もりしーをはじめ、SFCアニ研の皆様、ありがとうございました!そして会いに来てくださった皆様、ありがとうございました💕 pic.twitter.com/Rgcr2kle3t
と、実はこちらのお写真の通りの衣装ではなく、大事な「赤ずきん」は無しで降幡さんは登場されました。というのも、赤ずきんの部分は出てくる時に忘れて来てしまったとのこと。
なので、
「今日は60%赤ずきんちゃんです」
と言っておりました。
司会の方が呼び方を決めるという時に、降幡さんのことは「ふりりん」。司会の方のことは「もりしー」。と呼ぶということで、決まりました。
決まった途端、会場からは大きく「ふりりーん!」という歓声が挙がっていました。
まずは、簡単な自己紹介から始まりました。
自己紹介
降幡さんの趣味はイラストを書くこと。その才能を存分に発揮して、司会のもりしーの白地のTシャツの表には、降幡さん直筆でオリジナルの似顔絵イラストが描れていました。
学園祭が始めてということで学生時代の思いでを聞かれた降幡さん。ご自身は、「特に何事も無い平凡な学生だった」と語ります。それでも、生徒会には所属されていたらしく。そして、放送委員長もされていたらしく、「文化祭の写真撮影や編集作業が大変で死に物狂いでやっていた」と語っておりました。また、もう「やりたくないです(笑)」とも語っていました。
ふりりんの挑戦!解けるかな?ドキドキSFC入門!
こちらのコーナー、慶應義塾大学にまつわるクイズのコーナー。降幡さんの正解数によって、湘南藤沢キャンパス通称SFCに入学できるかどうかが決まるというコーナーでした。
実は先程、慶応SFCの印象を聞かれた時に「諭吉さん」と答えていたこともあり、この第一問は難なく正解しました。
第二問 SFCの正式名称は?
正解は、湘南藤沢キャンパスなのですが、ダミーで混ざっていた「スーパーファミコン」という答えを観客が推すものだから、思わず降幡さんは「お前たち!騙されるところだったよ」と返してくれていました。
第三問 SFCの必修科目は?
三問目は少々の難問。体育、英語、プログラミング、数学が並んでいたかと思います。会場のオーディエンスを使うことにした降幡さん。数学が確か一番多かったこともあり、そして「数学いらねーぞあたしも!」と降幡さん自身が苦手科目でもあった数学を答えに選んでいました。ちなみに、降幡さんの得意科目は国語らしいです。
そして、正解は「英語」。正確には、英語に限らず中国語や、スペイン語、ロシア語など幾つかある言語の中から一つ必修として選べばいいだけなので、というややひっかけに近い問題でもありました。
「今やってみたい言語とかありますか?」という質問に対して、「最近は海外に行かせていただくことが多いので、中国語をやってみたいですね」と答えていました。
第四問 プログラミング必修に本当にあるものは?
ダイヤ、サファイヤとかが並ぶ中、「ルビィ」という答えがありました。降幡さんは「ルビィであって欲しいな」という思いでこれを選んで見事正解。回答用のスケッチブックの余白には「黒澤ルビィ」ちゃんのイラストも描いてくれていました。
第五問 SFCに来た声優さんは?
これは若干答えにくそうにしていた質問でした。というのも選択肢のラインナップがこちら。
1.楠田亜衣奈さん
2.小宮有紗さん
3.徳井青空さん
4.高槻かなこさん
全員がμ'sあるいはAqoursのメンバー。2と4は真っ先に外していたのですが、ここからが問題。「これは外せない問題だな~」と頭を悩ませながら、「確か記憶する限り…1番?」と、記憶にあったことも驚きですが、見事正解していたことに驚きました。ちなみに、SFCに声優さんがゲストとして訪れたのは、2014年の楠田亜衣奈さん以来3年ぶりとのこと。「光栄です」と降幡さんは返していました。
クイズは以上で終了。5問中4問正解した降幡さんは見事「合格!」を告げられました。降幡さんは「合格と言われるにはこの歳でも嬉しい(笑)」と答えて喜びを露わにしていました。
SFCに入学できることが決まった降幡さん。司会のもりしーのお話で「SFCは昼ご飯を食べる時間が無い代わりに、授業中の飲食が認められていて、カツ丼を食べてる生徒もいる」とあり、降幡さんが「自分はすぐにお腹が鳴っちゃうタイプなので嬉しいです」と答えていたのが印象的でした。
声優/イラストレーター 降幡愛 情◯大陸
あのテーマ曲と共に正面のモニターに映し出されたのは、お馴染みの「声優/イラストレーター 降幡愛」というあれ。このコーナーはイラストが得意な降幡さんということで、お題に沿ったイラストを描いて貰おうというコーナーでした。
(※実際のイラストはイベント以外では公開されていないので、想像でお楽しみください)
その一 福沢諭吉
若くて、イケメンな福沢先生の似顔絵が描かれていました。本当は髭はついてないけど降幡さんはご自身のイメージの中にあったのか福沢先生に髭を足されていました。
そのニ 自分の似顔絵
「自分の顔はほとんど描いたことが無い」と語る降幡さん。会場からは降幡さんについて「可愛い!」という声が挙がっていましたが、「可愛いって言われるのは性格的に恥ずかしい」と返していて、本当に少し恥ずかしそうにしていたのが印象的でした。むしろ、「面白い!って言われる方が嬉しい」と言っていたので、皆さんも是非降幡さんには「面白い!」と言ってあげましょう。
自分の顔については「顔が薄いからな~私」と言っており自身なさげでしたが、楽屋に入る時にすっぴんの降幡さんを見たという司会のもりしーにも尋ねていました。
実際に描いた降幡さんは割と適当なイラスト。単純な線で目や口を描かれていました。やっぱり自分の顔を描くのは恥ずかしいのかなとも思いました。
その三 ジャック・オ・ランタン
8等身くらいのスラーっとしたジャック・オ・ランタンを描かれていました。「ようやくまともなのが描けた」と言っていた通り、素晴らしいタッチでした。
ハロウィンの印象を尋ねられた降幡さんは、ただ一言「渋谷がすごいな」という感想を述べられていました。
その四 SFCの公式キャラ
この問題については、実際には存在しないSFCのキャラクターを描いてというお題でした。野球部の応援マスコットキャラクターとしては一応「ユニユニくん」と「ユニコちゃん」というユニコーンのキャラクターがいるそうです。
オリジナルキャラクターとして降幡さんが描いたのが「ユニユニ」という女性の人間のキャラクター。スラーっとしていて確か和装で、髪が長くて眼鏡をかけた美人な女性でした。短時間で描いたとは思えないクオリティでした。
お便りのコーナーその1
事前にTwitterで募っていた降幡さんへの質問のコーナー
◯長野ご出身だという降幡さん。上京した時の想い出は?
「私が長女なので母親は下の子に目が行っているというのはありました。長野は、周りが畑で夜は暗かったので、自転車が危なかったです。HUNTER×HUNTERで言うと、目を閉じて開くとようやく分かるくらい。東京に来た時は夜景が綺麗で、友達と一緒に東京タワーに行ったことが想い出です。」
◯声優になっての失敗は?
「私は緊張しいで臆病な性格なので、早起きでスタジオに行くようにしています。大きな失敗は無いと思いたいです。先程も、お腹がよく鳴ると言いましたが、他の方の番の時に緊張でお腹が鳴ってしまったことがあります。それが、失敗ですかね。」
◯声優あるあるはありますか?
「電車で話していると声で分かるというのがありますかね。一度「今いるでしょ?」とLINEが来たことがありました(笑) あとは、舞台を見に行った時に喋っていたら、前の人に「ふりりんですか?」と尋ねられたことがありました。声優なので「声で分かって貰えること」が嬉しかったですね。」
ふりりんとSFCの私の声に?!惚れなさーい!!
このコーナーは事前に投稿された降幡さんに言ってもらいたい台詞と、会場からその場で募集した台詞を言ってもらうというコーナーでした。全部で20個位の台詞を言ってくれてとても盛りだくさんなコーナーでした。
※こちらも当たり前ですが音声は残っていないので妄想でお楽しみください。
① 大学行くの面倒くさい?このまま…寝ていよっか?
降幡さんは「私なら「早く起きろよ!」と言ってしまいますね」と言っていました。
② え?今日帰り遅くなるの?へー…そうなんだ…
③ 寒くなってきたね…手つなごっか
④ (赤ちゃん言葉で)今日も一日頑張ってね!お疲れ様!
⑤ 今日も一日お疲れ様♡
どの台詞もそうですが、台詞を言い終わった後に降幡さんが恥ずかしそうに少しぶっきらぼうになっていたのが印象的でした。
⑥ よーし、今日からあなたは、私のものだからね!
⑦ 今日も一日がんばルビィ!
⑧ 大好き♡
大好きという言葉を連呼した降幡さん演じる「あまえちゃん」では、やっぱり「恥ずかしかった」と素直に言っていました。
⑨ いくつになったの?◯◯くんお誕生日おめでとう!
⑩ お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞ!
⑪ (ボーイッシュな声で)明後日、お仕事頑張れよ!
⑫ ◯◯大好き!
⑬ ◯◯くん、お酒飲み過ぎちゃメっ!だよ!
⑭ 愛してる♡
⑮ 君のこと食べちゃうぞ♡
⑯ SFCまで来てくれてありがとう。あなたのことが大好きだよ♡
「いぇい!」という声で照れ隠しをしていました。
⑰ (デートに誘う台詞を降幡さんがオリジナルで考えて)ねぇ、(スマホの)写真見て…ここよくない?え…?ダメ?……なんでもするから……
降幡さんは「デートに誘ったことなからな」と言ってからこの台詞を考えて言ってくれました。
お便りのコーナーその2
◯お姉ちゃんエピソードを教えてください
「私は三人姉弟の長女なのですが、下に妹と弟がいて今は3人で暮らしています。雰囲気が長女感あるねと周りからよく言われることがあります。よくキッパリと「やろう」と言い切ることがあるからなのかな?喧嘩は一杯します。中でも洗濯物。弟のを干すかといったことや、一緒に洗いたくないなどで喧嘩しました。」
◯声優のきっかけ
「14~15歳の中3くらいの時、元々アニメ・漫画が好きでアニメーターさんや漫画家さんになりたいと思っていました。ある時、声優は「こんな台詞も言えるんだ」とか「◯◯になれるんだ」と思うようになってからは、声優を志すようになっていました。それから、身近にいた友達と一緒に専門学校にはいりました。」
(この時客席のどなたかが傘を落としてしまったのを見て、気にかけて声をかける場面もありました。この時「お姉ちゃんだな」というのを強く感じました。)
◯どんな声優になりたいですか?
「歌ったり踊る事が出来て、いろいろな事ができる声優になりたいです。そうすれば皆さんを驚かせることができるので。人間として皆さんをアッと驚かせられるような声優
になりたいと思っています。」
◯最近人生観変わった出来事は?
「きゃん、きんちゃんに「人生観変わったな」って言ったら大事になってしまいました(笑)」
きんぐが作ってくれましたwwwwww pic.twitter.com/egcTpZAZOg
— 降幡 愛 (@furihata_ai) 2017年7月5日
「海外は色んな人がいて、今日も海外の方がいらしていて嬉しいです。」
◯料理はしますか?
「昨日は鍋を作りました。得意料理は生姜焼きです。自分で生姜をすって、辛めの味付けが好きなので沢山入れます。妹と弟からは「おいしい!」と言ってもらえてます。」
◯好きな作品は?
「70年~80年台の絵のタッチが好きです。高橋留美子さんが好きです。あとは、『まもって守護月天!』も好きで、触覚が私好きなんですよね。」
◯心の支え、リフレッシュ方法は?
「リフレッシュは、マッサージですね。タイ古式マッサージも行ってきました。あとは友達と遊んだり、絵を描いたり。あと、皆さんにお会いできるのが本当に嬉しいです。あと、仕事がリフレッシュなのもあるかな」
明日は楽しみなことばかりです
— 降幡 愛 (@furihata_ai) 2017年10月6日
どきどきすることばっかりです
そして姿勢がわるい笑
今日、タイ古式行ったから明日はピシッとしてるはずっ pic.twitter.com/7PcJgyfAYT
プレゼントコーナー
プレゼントは合計で10名の方に降幡さんのサインが当たるというものでした。
(私の連番者も見事当てていました!)
告知
・『ラブライブ!サンシャイン!!』2期の放送開始
・『フォトテクニック』の連載開始
・『電撃G'sマガジン増刊号 CODE:C』の発売
・インスタグラム
以上が、降幡さんのトークショーでした。最初から最後まで気遣いがありながら進める様子は流石お姉ちゃんだなというところを感じました。
イラストから声まで降幡さんの魅力が詰まっていた1時間半。直接降幡さん個人のことを聞く機会はとても貴重でした。降幡さんの持ち前の明るさもあり、終始会場からの笑いが絶えないイベントでした。
慶応さんのパーカーもらっちった🦄
— 降幡 愛 (@furihata_ai) 2017年10月7日
くまちゃんもありがとうございます!#慶応義塾大学秋祭 pic.twitter.com/9TbyVAKkk0
※他にもAqoursキャストの方々の過去の学園祭レポがありますので併せてお読み頂けると幸いです。