きりんログ

-愛と青春と声豚の記録-

Aqoursの成長の航海―1を10に、10を100に ~Aqours 3rd TOUR WONDERFUL STORIESに寄せて~

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来たる2018年6月―運命の『ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~』が始まります。泣いても笑っても動き出したら止まらないAqours二度目のライブツアー。

ライブまではあと1ヶ月しかありませんが、みなさんは心の準備できていますか?

きりんログでは、これまで1stライブに寄せた「キャストの0から1への軌跡」や

ayarieshon.hatenablog.com

2ndライブツアーに寄せた「HAPPY PARTY TRAINの考察」など。

ayarieshon.hatenablog.com

ブログに100万文字以上の思いの丈を綴ってきたラブライブ!ヲタの私が、ライブに向けた振り返り記事を書いて参りました。

そして今回は、直前に迫る3rdツアーに寄せて、Aqoursが1stライブから今日に至る「成長の軌跡」に焦点を当てた振り返り記事を書いてみたいなと思いました。

もちろん参考にするのは、キャストさんたちが紡いできた言葉。彼女たちの言葉に嘘が無いことは、このきりんログでも再三再四謳ってきたことです。

今回、このブログを通して、それぞれのファンが抱く「Aqoursへの想い」が少しでも高まって、3rdライブを盛り上げる一助になればという思いで書きました。

なので、Aqoursが邁進して来た成長の航海を振り返るために、その大海原に船を漕ぎ出してみてみましょう。全速前進~ヨーソロー(*> ᴗ •*)ゞ

 

 

変わっていくために、変わらないでいること~航海の羅針盤

ヨーソローと言いましたが、大海原に漕ぎ出す前にまず「羅針盤」となる言葉の指針を置いておきたいと思います。これがあれば、迷うことなく彼女たちの成長の軌跡を追い駆けることができます。

サンシャインのTVアニメ2期では「輝きのありか」がひとつのテーマになっていました。Aqoursの(自称、一応)リーダーの千歌ちゃん役の伊波さんは、「どのように輝きたいか?」という質問に対して、「変わらずAqoursでいることだと思います」と語ってくれました。これは一体どういう意味なのでしょうか?続く言葉を見てみます。

うまくいかないことがあっても不安を吹き飛ばせるような絆と、Aqoursでいるときの楽しい空気感を大事にして、ワクワクできることを届けていければ、それを愛と思いやりを持ってやっていけたら、気づいたら輝けてるんじゃないかなって思います
伊波杏樹 ダ・ヴィンチ 2018年4月号

伊波さんの想いは、Aqoursが大切にしてきた「自分たちだけの走り方」を持って進んで行けば、2期13話「私たちの輝き」で描かれたような「気づいたら輝けてるんじゃないかな」という言葉で締め括られています。

なるほど、私は伊波さんの口から「Aqoursがどう変わっていく必要があるか」というお話が聞けると期待していましたが、そうではなく。Aqoursがそれまで培ってきた走り方を変わらずに持っていさえすれば、 気づいたら変わる(輝く)ことができるのだと。

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それでも、「変えたいと思う気持ちの大切さ」は劇中で謳われてきたのも事実ですし…一瞬あれ?と思ったのですが、私は自分自身の考え方が間違えていることにすぐに気づきました。

伊波さんの言う「変わらずAqoursでいること」の中に、「『変えたい』いう気持ちで走る」というAqoursのスタンス自体が内包されているのだと。それこそが、伊波さんが言う「変わらずAqoursでいること」の真意なのであり、数多の物語を通じて彼女たちが獲得した「Aqoursの輝き方」なのだと。

あらためて私たちファンも大切にすべきこの最高の指針を元に、航海の旅路へと船を漕ぎ出して行きましょう!

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ゼロからイチへ踏み出す挑戦

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Aqoursキャスト一同は、サンシャインが始まってすぐの時は大きなプレッシャーと戦いながら作品に臨んでいたことが、各種インタビューにて語られています。先代が放つ光はあまりにも大きく、それを事実上受け継いだ形になった新しい9人の少女たちは、自分たちへの期待と始めに対峙することになりました。

数回に渡るリリイベでのライブ活動、そして、TVアニメ1期を経て、着実に自信を付けて行ったAqoursメンバー。そして活動を開始してから約1年半が経った頃、彼女たちは初めて大きな舞台に立つことになります。それが、「Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~」。彼女たちはそのステージで1期の中で描かれていた「ゼロからイチへ」の一歩を踏み出すことになります。

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《変われそうで》《変われない時だって》という歌詞がまさにそのときの自分で、ものすごい響いちゃって。で、1stライブで歌ったときに、みんながめちゃくちゃ笑顔で歌って踊ってたんです。それがもう、嬉しくて嬉しくて。満面の笑みで踊ってるみんなと自分自身の姿を感じたとき、『ああ~、わたし変わった』って思いました

伊波杏樹 ダ・ヴィンチ 2018年4月号

自分自身が変わることが出来た瞬間、つまりゼロをイチに出来た瞬間は、「みんなが笑顔で歌って踊れた時」だと伊波さんは語ります。そうした伊波さんの感性の素敵さは去ることながら、私はこの「『自分たちの中』に笑顔が生まれた瞬間こそが変われた瞬間」だという考え方が、2期13話の「自分たちの中に輝きはあった」という文脈に通じるようで、これまた素敵な繋がりだと思ったのです。

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振り返ったとき、輝きの中にいるって思えるのはメンバーがいるからだと思います。メンバーを見てて輝いてるなって思うとき、これはきっとAqoursとしても輝いているんだなって

高槻かなこ VOICE BRODY vol.2

花丸ちゃん役の高槻さんも言う通り、自分が輝きの中にいると思える瞬間は、メンバーが輝いているように見える時であり、それ自体が「Aqoursの輝き」なのだと。これもまた『WONDERFUL STORIES』に繋がる考え方であり、いかに彼女たちが役と想いを共有してきているのかを知れるエピソードでもある訳です。

さて、1stライブを経て、イチからその先へと踏み出す「Next Step!」の意思表示を梨子ちゃん役の逢田さんが示してくださいました。

私は、Aqoursの限界はまだ先にあると思っていて……。だから、もっと勢いを持って活動していく必要があると思う。誤解を恐れずに言うと、μ'sに憧れて結成したAqoursだけど、もう憧れているだけの時期は過ぎたのかなって。

逢田梨香子 B.L.T. VOICE GIRLS Vol.32

「まだまだ自分たちは輝ける」と心のどこかで確信を得ることが出来たAqours。それはやがて、『HAPPY PARTY TRAIN』や2ndライブツアー、2期の始まりにも通じる「この先への期待感」にも繋がるものになります。

今までμ'sが築いてきた大切なものは守りつつも、Aqoursらしい冒険をファンのみなさんとしていきたいです。

小宮有紗 CUT 2017年5月号

偉大なる先代の輝きは途絶えることはありません。しかし、Aqoursはこのゼロからイチへと踏み出す挑戦をきっかけに、優劣無く「スクールアイドル」として世界に形作られることになりました。彼女たちは、その場所から輝きを放ち始めます。自分たちだけの色で夢の軌道を彩りながら。

ayarieshon.hatenablog.com

 

それぞれの役割を理解し、最大限尽くすこと

Aqoursの1stライブ、逢田さんがピアノをミスタッチした際、泣き崩れる逢田さんの元にすぐに駆け付けて声をかけて励ますメンバーの姿がありました。そんな姿を見て、「自分も駆け寄らなきゃ」と思いながらも、その場に留まり場を繋ぐメンバー。そして、そのメンバーたちを不安にさせないためにも、自らその場に留まったメンバーの姿がありました。

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メンバーひとりひとりの役割だったり、状況を把握して、『自分は今どうするべきか』っていうことをみんながそれぞれ考えて。一緒にやってきた中での信頼だったり、絆や結束力、あのとき全部ガッと固まった気がします。

伊波杏樹 CUT 2017年5月号

その時のことを振り返って、伊波さんは「ひとりひとりの役割」をメンバーが把握して、それぞれが状況を把握する姿勢を持ったと語ります。個々がイマ最大限できることは何かを考えて、仲間のために、チームのために自分の役割を全うしようとする姿勢。それはまさに、最高のチームを作り上げるためには、とても重要なことのように思えます。

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『自分がみんなの力になれる部分ってなんだろう?』って考えたときに、特にライブでは『のどからCD音源を出すぞ』っていう意気込みで歌っているし、『愛奈が歌ってると次に歌うところの音程がわかる』って言ってもらえると、『みんなの力になれてる、よかったなあ』と思います

鈴木愛奈 ダ・ヴィンチ 2018年4月号

以前、音楽に傾倒している知人に、音程が合ってる人と一緒に歌を歌い続けていると自分でも音程が分かるようになり、歌が上達することがある、という話を聞いたことがあります。個人的な所見かもしれませんが、逢田さんの歌が1stから2nd、2ndからファンミを経て函館UCと、日に日に歌が上手くなっているように聞こえるのです。もちろん、逢田さん自身の努力もあることは疑わないのですが、少なからず鞠莉ちゃん役の鈴木さんの「自分が出来る最大限の役割」を全うしようとする姿勢が、Aqours全体のパフォーマンス力の向上に一役買っていることは間違いないのでしょう。

 

言葉は無くても、通じ合える気持ち

前の章で、1stライブで絆や結束力がガッと強くなったというお話を伊波さんの口から聞くことができましたが、その力はその後の海外ライブ出演や、「Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR」を経て更に強いものになったと言います。

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私、メンバーの後ろ姿や目を見るとすごく安心できて……大好きなんです。2ndライブツアーでは新しい挑戦も多くて、セットリストも結構ハードだったんですけど、メンバーがちょっと不安になった瞬間は目でわかるようになりました

伊波杏樹 VOICE BRODY vol.2

AqoursCLUBやライブBlu-rayの舞台裏映像を見ると分かるのですが、Aqoursが出番を直前に控えた時に組む円陣の中で、リーダーの伊波さんが「不安になったら目を見て」という言葉を必ず9人に投げかける姿を見ることができます。

最初は、「仲間思い」だなという感想を持ったのですが、上記のインタビューを聞くと、誰よりも伊波さん自身がメンバーの目を見ると安心できるからこそ、仲間にもこの言葉を投げかけていたのだなと思い、幾分に腑に落ちるところがありました。

私はチームで何かをするという経験がこれまで無かったので、本当に目線だけでコミュニケーションを取ることが可能なのかな、と疑問に思ったのですが、彼女たちの言葉には嘘が無いこと、そして何よりもステージ上で彼女たちが支え合いながら最高のパフォーマンスを見せてくれている事実が何よりもの証明だなと思い、あらためてAqoursというグループの結束力を感じてしまいました。

それでは、彼女たちがその境地に至ることが出来たのはなぜか。

一緒にいる時間が圧倒的に増えたことが、変化に一番大きい影響を与えている気がする。一緒にいる時間が多くなればなるほど、本当に目だけでわかるようになるっていうか

伊波杏樹 B.L.T. VOICE GIRLS Vol.32

それは、9人で一緒に過ごして来た「時間」の量と濃さ。一緒にいる時間をじっくりと重ねる度に、言葉は交わさずともお互いの気持ちが手に取るように分かるようになり、目線だけで相手の感情や状態が分かるようになったのだと。その目線で繋がる絆は、これからもAqoursが最高のステージを作り上げるためには無くてはならないものでしょう。

 

キャラクターを志向する姿勢の深化

「キャラクターとキャストのシンクロ」。ラブライブ!がメディアで取り上げられる時にはその凄さをよく取り上げられますし、ファンの間でも幾分に大切にされてきたものでした。しかし、彼女たちの魅力を語る時に、それ以上に大切なものがあります。それが、彼女たちが「役を愛する姿勢」と「役に近付こうと志向する姿勢」。

ラブライブ!のμ'sの背中を見てきたAqoursの9人は、ずっとその姿を感じながらも、自分たちも同じように役を愛して近付こうと試行してきたそうです。

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ラブライブ!サンシャイン!!』のアフレコやライブでは、斉藤朱夏ではなく”渡辺曜”としてその場に立っているつもりです。2016年の春に東京ドームで開催されたμ'sのファイナルライブを拝見した時に、キャストのみなさんが全員アニメに登場していたメンバーそのものに見えたんです。私が渡辺曜としてステージに立つ時、その体験をいつも思い出します。

斉藤朱夏 CUT 2017年5月号

初期の頃から誌面で「渡辺曜としてステージに立ちたい」ということを語ってきた曜ちゃん役の斉藤さんですが、彼女が実際に「渡辺曜」としか見えない瞬間があるのは、役を愛する姿勢を持っているのと同時に、普段の快活さからは想像できないような「内向きな気持ち」を持っていたから。

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わたしが曜ちゃんに命を吹き込んでいる存在なので、『彼女にはイヤな思いをさせたくない』って思っていて

未熟DREAMER"ですね。歌詞と今のわたしが、すごくリンクしていて。わたし自身はすごく未熟で何もできないし、自分をミジンコみたいな存在だと思っていて。完璧じゃないからこそ、《未熟》っていう言葉に惹かれたし

斉藤朱夏 ダ・ヴィンチ 2018年4月号

 『彼女にはイヤな思いをさせたくない』。「完璧じゃないからこそ、《未熟》っていう言葉に惹かれた」。ステージ上で渡辺曜として天真爛漫に輝く少女の原動力が、役への愛と内向きな感情だったというのは、意外すぎる程の等身大の姿でしょう。

「役を愛する姿勢」と言えば、善子ちゃんヨハネ役の小林さんも「ヨハネ愛」がとても強いことは有名です。もちろん、我々の中にもヨハネファンは沢山いますが、その中でも小林さんはヨハネを演じるキャストでありながら、ヨハネに対する愛情は別格のものを持っていることは、彼女の発言やステージに立つ姿から伝わってきます。

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私にとってヨハネは憧れの存在なので、近づきたいし、ステージでその憧れの存在を表現したいっていうのがすごくあるので、極限まで同じポーズをしたいし、爪の先までこだわりたいというか

小林愛香 VOICE BRODY vol.2

ヨハネ愛は負けないです。ほんとに、とにかくヨハネを観てるので。『PVで何回ウインクしてるか』とかすごく研究してます。

小林愛香 ダ・ヴィンチ 2018年4月号

彼女は「ヨハネ研究家」。彼女にとってヨハネは「憧れの存在」であり、その姿を表現したいからこそ研究するのだと言います。テレビ番組にAqoursが出演した時も小林さんはいつもヨハネウィンクをキメてくれますし、ライブのパフォーマンスでもヨハネにしか見えない瞬間があります。彼女のヨハネ愛は変わらないどころか、日に日に強いものになっていることが「彼女のこだわり」から伺い知ることができるのです。

そして、「強いこだわり」を持ってるからこそ、あえて役に近づくために容姿を合わせようとしないメンバーもいます。それが、ダイヤちゃん役の小宮さん。

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髪の毛も黒くして前髪パッツンにすることもできるんですけど、それでダイヤのコスプレのように見えるのは嫌なんです。このままの私でもダイヤに見えてきてほしいから、わざと普通の髪型にしていて、ダイヤは私のなかの一部であって、私もダイヤの一部だから。

小宮有紗 VOICE BRODY vol.2

「このままの私でもダイヤに見えてきてほしい」。だからこそ、あえて普通の髪型にしているのだと。これまで役に近づくために容姿を近づけようとする方たちがプロジェクトでいらっしゃって、その度に役に対する深い愛情を持っているのだなと関心させられていたのですが、小宮さんのお話を聞いて「そういう考え方もあるのか」と目から鱗が落ちました。

「ダイヤは私のなかの一部であって、私もダイヤの一部だから」。そのパンチラインのような一言を聞くと、「キャストが役に近づく」という考え方は彼女の中ではもはや深層に沈んでおり、キャストと役がお互いに補完し合う関係性こそが「シンクロ」と呼ぶに相応しいのではないかと思わされる次第です。

以前、冬休み課外活動だったでしょうか。1stライブに向けて涙を堪えて「黒澤ルビィとしてステージになりたい」という想いや、2ndライブツアー中に「格好良い黒澤ルビィ」を志向していたという発言を聞いて、ルビィちゃん役の降幡さんの直向きな「ルビィ愛」を感じてしまい、思わずもらい泣きしてしまったことがあります。

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これからはルビィのひとりの人間としての強さとか、一歩前に進もうっていう気持ちを自分のなかに落とし込んで、ルビィと同じラインに私も立って、みなさんの中の全部のルビィというか、泣き虫で妹っぽいところとかかわいいところとかも、全部

降幡愛 VOICE BRODY vol.2

これまでも沢山の「ルビィらしさ」を全身で伝えてきてくれた降幡さんですが、深い愛情は変わらず持ちながらも、今以上にルビィの魅力を伝えたいという強い想いを持っているが、最近のインタビューからはひしひしと伝わってきます。

本当に目の前に(黒澤)ルビィちゃんとか(渡辺)曜ちゃんとかが、自分の目に映ってるように感じる瞬間があるんですよ。その瞬間、伊波杏樹はたぶんいないんです。そこには高海千歌ちゃんがいるのかな?もう、心の底からフルパワーで笑顔があふれ出している瞬間がすごく多かった。その瞬間は彼女たちとリンクしてその景色を届けて、その景色をみんなと見ているんだなという実感がすごく湧きました。

伊波杏樹 VOICE BRODY vol.2

役を愛して、役に近づき、役を体現するメンバーの姿を見て、同じAqoursでありリーダーでもある伊波さんでさえ「○○が目の前にいる」と思う瞬間があると言います。そして、そんな瞬間があるからこそ、より一層自らも「高海千歌」でいられるのだと。自らが役に対する深い愛情を持ってステージに立つことで、お互いがAqoursでいられるということは、彼女たちにとってとても心強いことでしょうし、我々ファンとしてもこの作品が他にはない特別なものを持っていることを誇りに思わざるを得ないのです。

 

アニメでは描かれない、キャストの歩み

ラブライブ!サンシャイン!!』は、TVアニメで展開されるドラマが本当に面白いのです。しかし、Aqoursの物語は、TVアニメだけに留まらず、キャストが紡ぐ時間の全ても「Aqoursの物語」。『ラブライブ!』の時よりも露出が増えたサンシャインのだからこそ、キャストが担う部分が大きくなっていることは事実でしょう。

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沼津の地域のイベントで私たちが歌って踊って、Aqoursの名前を広げていく活動をするなかで、彼女たちもこうやってAqoursを、浦の星を伝えていったんだなって思うと、TVアニメでは描かれていない部分を生きているような感覚もありましたね。

伊波杏樹 VOICE BRODY vol.2

沼津の地元のお祭りに参加して、『サンシャインぴっかぴか音頭』を披露したAqours。そもそもこの曲は劇中では披露されていない曲ですし、振付については沼津の幼稚園の先生たちが考えて踊っていたものが元になっていたりと、手作り感が満載の曲であります。

私もその沼津の夏祭りに参加しましたが、ステージの前には地元の沢山のちびっこたちがいたり、パフォーマーの方やロコドルがステージに出ていたりと、本当に地元色が強くて「彼女たちはこうした空気感の中で育ってきたのか」と、彼女たちも始まりの場所に想いを馳せずにはいられませんでした。

そうした劇中では描かれていない部分においても、彼女たちは「Aqours」であり続けるからこそ、より一層役と想いを共有できるようになったのです。

彼女とは1期と2期のあいだが空いている期間もずっと一緒だったという感覚があったので、2期は彼女に引っ張られるように世界に入っていきましたし、思っていたことがまったく一緒で「ああ、わかるわかる!」みたいなことも(笑)。ナチュラルに、気づいたらその世界にいたというか。

伊波杏樹 VOICE BRODY vol.2

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AqoursのストーリーってTVアニメだけのものじゃなくて、ライブもみんなでストーリーを作っていってるし、ファンミ(ライブ&ファンミーティング)もそのストーリーの一環だという感じがするので、まだずっと続いていると思っています。

高槻かなこ VOICE BRODY vol.2

高槻さんも言う通り。 ラブライブはTVアニメに留まらず、ライブやファンミも大きな「みんなで叶える物語」の一部なのです。あらためて、彼女たちの言葉を聞いて、アニメが無い間も彼女たちの活動をしっかりと追い駆けて続けていたいなと認識させられました。

 

追い越し、追い越される物語

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やっぱり、彼女に負けられないじゃないですか。千歌ちゃんもあんなに笑顔で全力で走ってるから、私も負けていられない。勝ち負けじゃないのはわかってるんだけど、彼女と同じくらいのスピードや気持ちで走って行きたいっていうのはいまだに変わっていないので。

伊波杏樹 VOICE BRODY vol.2

以前、1stライブの感想でも述べましたが、キャラクターとキャストが「追い越し、追い越される物語」があるからこそ、ラブライブ!プロジェクトはどんどん成長していきます。前の章でも述べたように、アニメが無い期間もAqoursのキャストが物語を紡ぎ、劇中のAqoursメンバーの背中を追い駆けて行く姿がありましたが、2期の物語が届けられた今では更にその先へとキャラクターが駆け抜けて行きました。

だからこそ、またキャストがキャラクターに追いつきたいという想いが強くなるのですし、キャストの中で彼女たちと並んで走りたいという想いが強くなるのです。

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ルビィが急にステップアップしちゃって。「ヤバい、追いつかなきゃ!」って思いながらも、手の届かないとこにルビィが行っちゃった感じ……っていうのが終わっての感想ですね。一緒にって思っていたら、どんどん先に行っちゃったんで、いまはルビィに追いつかなきゃっていう焦りが大きいです。

降幡愛 VOICE BRODY vol.2

その気持ちは、2期8話、9話でも大きな成長した姿を見せてくれたルビィを想う降幡さんも同じです。一気に階段を駆け上がって行ったルビィの姿を見て、今は「焦り」さえも生まれたと言います。

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アニメのなかでみんながあれだけ頑張ってくれたので、それを絶やしちゃいけないなって。ここからはキャストのみんながもっともっと頑張っていかないとっていう気持ちです。

逢田梨香子 VOICE BRODY vol.2

梨子ちゃんたちが「この道で良かったんだって証明したい」と誓い、全力で精一杯駆け抜けた姿を見たからこそ、それを「絶やしちゃいけない」とバトンを受け取り、「自分たちも」と決意をあらたにします。

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私が見る景色をもしかしたら千歌ちゃんは見たことないかもしれない。だから、彼女に何かを与えるのも私だと思うし。私は千歌ちゃんからホントにいろいろなものをもらったので、彼女に私が何か見せてあげられるものがあってもいいんじゃないかなと思っていて。高海千歌役の伊波杏樹でいるときは、彼女の人生を背負って何ごともしていきたいなと思います。私も彼女を喜ばせたいですから。

伊波杏樹 ダ・ヴィンチ 2018年4月号

今度は、沢山の景色を見せてくれた千歌ちゃんたちに、自分たちでしか見せられない景色を見せてあげたいと「恩返しをしたい」気持ち。「彼女の人生を背負っていきたい」という強い覚悟と、「彼女を喜ばせたい」という直向きな優しさを持って、彼女たちは更にその先の世界へと足を踏み入れて行くのです。

 

影響され、変わりゆく価値観

「もっと頑張って生きよう!」と心の底から湧いてくる活力を貰えるのがサンシャインストーリーの素晴らしいところ。「普通に面白い」では終わらない作品。見る人の日常にさえ影響を与えてしまうような力を持っていることが、この作品が持つ本当の魅力ではないでしょうか。

そしてそれは、キャストさんたちにも良い影響を与えているようです。

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限られた時間のなかでできることを全力でやるのが美しいって思うのは、人生も一緒だなと思って。私も生きる意味とか、めっちゃ考えるようになりました。

高槻かなこ VOICE BRODY vol.2

「アニメに影響されて」と言うと肯定的に取られない事が往々にしてありますが、私はそれが何であっても生きる上でプラスに働く「陽の作用」であれば、むしろ素晴らしいことだと思っています。高槻さんが言う、サンシャインから影響を受けて考えるようになった「人生の意味」とかも、私自身も考えるようになりましたし、「生きてるって素晴らしい!」(「ラブライブ!」は人生賛歌!)というように、物事を前向きに捉える姿勢さえ、この作品から受け取ることができました。

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「あのときに頑張っていれば」って後悔をしたくない。だからこの作品に出逢い時間について考えるようになって、ホントに1分1秒をムダにしたくなくて、思ったらすぐに行動するようになりました。一瞬をどれだけ大切に生きるか、自分にとってどれだけ価値のあるものにできるのかということを教えてもらえたなった。

鈴木愛奈 VOICE BRODY vol.2

鈴木さんもサンシャインから「時間の大切さ」を学び、それを日常で意識するようになったと言います。そのことをキャストの皆さんはもちろん、視聴者である我々も影響を受けながら、一緒に成長していけるところがこの作品が持つ本当の価値なのでしょう。

 

新しい自分たちの色で輝いていく意志

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いまはAqoursとして活動させていただいているのが本当に楽しいから、μ'sのみなさんを超えるとか、肩を並べるとか、そういう難しいことはそんなに考えないようになりました。たぶん、それは違うなって。

逢田梨香子 VOICE BRODY vol.2

「憧れているだけの時期は過ぎたのかな」と1stライブの後に語った逢田さん。彼女たちはいまAqoursとしての活動が楽しくて、自分たちだけの色で更に輝いて行こうとするステップに来ています。

ライブやフェスでステージに立つたびに、9人の色がはっきりしていくから、いつか絶対にきっと、私たちだけの景色を見ることができると思う。

伊波杏樹 B.L.T. VOICE GIRLS Vol.32

自分たちがステージに立つ度に、9人の色で輝けるようになっていると感じている伊波さん。「(この9人でなら)いつか絶対にきっと、私たちだけの景色を見ることができると思う」という確信さえ今は感じているようです。

2ndライブツアーにて「見たことない夢の軌道を追い駆けたらみんながいた」ということを伊波さんは言ってくれましたが、「青い羽根が描いたこれからの軌道」の先には何が待ち受けているのでしょうか。

Aqoursとしての目標は、ファン以外の方にも曲を聴いてもらう機会を増やしていくことかなって。今度はモデルにも挑戦して、女性の方たちにも私やAqoursのことを知ってもらいたいんです。乃木坂46さんや欅坂46さんもそうですけど、そうやって幅広く認知度を高めていくことが自分のためにもなるし、グループのためにもなると思います。

小宮有紗 B.L.T. VOICE GIRLS Vol.32

ラブライブ!シリーズで、いや、ラブライブ!に限らず、どんなアーティストでも成し遂げたことが無いような夢の軌道を走りながら、「新しいみんな」を巻き込んで叶える物語もまた、新しい「みんなで叶える物語」なのでしょう。

 

ファンの成長~心をひとつに~

前々の章でも、作品から影響を受けてファンも成長していけることがこの作品の魅力だと述べましたが、最近特にそれを感じることがありました。それが、「Aqours クラブ活動 LIVE & FAN MEETING 〜 Landing action Yeah!! 〜」での出来事。

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なんと、今回その!その!
ヨーソロードが目の前にできてたんです


道ができてた。


すごく驚きました、ビックリしました
けど、なにより嬉しくて自然と涙がでてきそうで
でも歌わないと!!!ってなって
頑張って、ぐぅ!!って涙堪えて
だから、ちょっと震えてしまった声が。へへ

カムサハムニダ。 | 斉藤朱夏オフィシャルブログ「しゅか通信」Powered by Ameba

作品のことや、キャラクターのこと、そしていつも素晴らしい景色を見せてくれるAqoursのメンバーに、恩返しをしたいという想い。それは、国を超えてファン同士の心がひとつになった瞬間でもありました。

なにをしたらココロ ひとつになれる

笑顔見たいんだよ

『Landing action Yeah!!』

ファンミのテーマソングにもなった『Landing action Yeah!!』の一節。それは、私たちファンが「心をひとつにする」目的が、彼女たちの「笑顔を見たい」というシンプルな答えに集約されるのだとも聞こえるようで、私はこの歌のこの歌詞が大好きなんです。

これから、私たちファンも何をすれば彼女たちに恩返しをすることができるのか。それを考えながら、私自身も日々彼女たちと共に成長していきたいな、なんて思いました。

 

Aqours 3rd TOUR WONDERFUL STORIESに寄せて

これまでAqoursの成長の軌跡を振り返って来ました。長くもあり、短くもあった濃密なこれまでの時間の中で、彼女たちはありったけの成長を遂げてきたことが分かっていただけたかと思います。その成長の証は、ステージや物語の中で表れている通り。彼女たちの「成長の航海」こそが、彼女たちの「軌跡」であり、彼女たち自身の「輝き」でもあるのです。f:id:ayarieshon:20180506225356j:plain

そして、その「青い羽が描いたこれからの軌道」はこれからも続いていきます。しかし、どこかで「切なさを宿す夕焼け」を知っている私たちは、「時間」の経過と共に、刻一刻と迫る「その時」を意識せざるを得ないのです。

イベントごとがどんどん終わってしまって3rdライブツアーも控えていて、もちろんまだまだ終わらないけど……あっという間に気づいたら時間が過ぎ去ってしまって、Aqoursとして活動できる時間がどんどん短くなってしまうんじゃないかとか、そういう寂しさが。いつまでも同じように活動できると思ってしまうと、1回1回の大切さもどこかで忘れてしまうから

逢田梨香子 VOICE BRODY vol.2

それでも私たちは、時間は限られていることを知っているからこそ、一瞬一瞬を大事にして、後悔のないように一回一回の時間を全力で抱き締めようとするのです。

わたしは、ステージに立たせていただくときに、『次があるから』って思わないようにしていて。だから一瞬一瞬をちゃんと大事にして楽しんでいきたいし、それが輝きに通じるんじゃないかなぁって思うので、後悔のないように、一回一回を全力で楽しむことが大事なことじゃないかなあ、と思います

逢田梨香子 ダ・ヴィンチ 2018年4月号 

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やっぱり、1stシングルの『君のこころは輝いてるかい?』だと思います。ライブで歌わせていただくたびに、自分の成長を感じられる曲で。歌詞の意味を考えながら歌うんですけど、いつまでも歌詞にある《夢に気づいたばかり》でいたいなあって思う1曲です

高槻かなこ ダ・ヴィンチ 2018年4月号

これから待ち受けている先の景色がある限り、イマはイマで「夢に気づいたばかり」なのでしょう。そう思えば、大切に「今を重ね」て行きたいと思いますし、「未来へ向かおう」と、前向きな気持ちで歩き出すことができます。

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1stライブでも伊波さんたちが語った「Aqoursのことをもっと知ってほしい」という想い。

ラブライブ!サンシャイン‼︎」そして "Aqours"を
もっともっと色んな人に知ってもらって
たくさん応援して頂けるように…!
一歩一歩、大切に
Aqours 9人 頑張っていきます(`・ω・´)!!

伊波杏樹 公式ブログ - (´꒳`)Aqours 1st LoveLive! - Powered by LINE

それは、成長の過程の中で「輝ける確信」を得た今、「明日への期待感」として、さらに彼女たちの中で強く煌めいています。

Aqoursとしてまだやり切ってないと思うので、もっともっとすごいものが待ってると信じてます。まだ行けると思うんですよね。まだぜんぜん全力を出し切ってないと思うし。もっともっと知ってもらえると信じてます。

逢田梨香子 VOICE BRODY vol.2

たくさんの方に見ていただけているとはいえ、まだ知らない方もたくさんいるし、いかに知ってもらえるか、だと思うので、攻めの姿勢を崩さず、輝いていきたいです

小宮有紗 ダ・ヴィンチ 2018年4月号

Aqoursはもっと知られて欲しい自慢の存在です。自分がそこにいるからとかじゃなくて、もっと世間の人に知ってもらいたい。世界に誇れるものだと思うんです。これからもファンのみなさんと一緒に夢を追っていける存在でいたいです。

高槻かなこ VOICE BRODY vol.2

そして今、彼女たちは、もっと多くの人に知ってもらえる機会を手にしようとしています。

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ラブライブ!って……すごいですよね。すごい物が生み出されましたよね。もともと自分がAqoursになる前から日本のアニメ、アイドル文化の最高峰に近いものだと思ってたし

この先もずっと、100年先も存在していて欲しいなって思います。100年後に『ラブライブ!サンシャイン!!』を観ても感動できるかもしれないし、そうなってくれたら嬉しいですね。

高槻かなこ VOICE BRODY vol.2

未来はまだまだわからないけど、でもその先にある大きい壁の向こうには、絶対すごいきれいな輝きがあるんだなっていうことはわかる。そうであってほしいし、自分のなかで未来はこうしたいっていうのがあるから、そうやって「イマ」の私は言ってるんだと思います。

斉藤朱夏VOICE BRODY vol.2

彼女たちが辿り着く場所はどこなのか。これから先の未来ではどんな景色が待ち受けているのか。それが予想できないこともまた、楽しみなのです。

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2期では、「輝きは自分たちのなかにあった」。もともと持っていたということは「楽しむこと」のその上を、私たちはできるんじゃないかって思うんです。そのために、これからは自分の中にある全部を注ぎ込みたいって、自分の全部を出せるようにしたいって
小林愛香 VOICE BRODY vol.2

2期13話で、千歌ちゃんも『スクールアイドルになってから頑張ってきた努力すべてが輝きだった』って言ってましたけど、わたしたちが頑張る毎日が輝きになっていくから。『もっと頑張ろう』って思いますし、もっといろんなところに行きたいっていう向上心を持って、みんなで突っ走っていきたいです

鈴木愛奈 ダ・ヴィンチ 2018年4月号

ラブライブ!サンシャイン!!』の2期で得たAqoursの「輝きの答え」。それもまた、キャストの推進力となり、更にその先の景色を臨もうとする姿勢へと繋がっていきます。

TVアニメの2期で、今やってること自体が輝きだったんだっていうことを見つけたので、今ライブ&ファンミーティングをしてることも千歌に言わせれば輝きだと思いますし、3rdライブツアーとか劇場版でも違う輝き、新しい輝きを見つけていきたいな、と思います

諏訪ななか ダ・ヴィンチ 2018年4月号

彼女たちの今に続く全ての輝きが見られる『ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~』。それ自体が楽しみで仕方が無いのと同時に、その先の劇場版へと繋がっていく軌跡の1ピースであることもまた素晴らしいことなのです。

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ちっちゃい夢だったり大きな夢が叶っていく瞬間をたくさん見てきて、みんなと一緒に叶えている実感があって。これからも、いろんな夢をAqoursのみんな、そして応援してくださる皆さんと一緒に叶えていきたいなって思います。

小林愛香 ダ・ヴィンチ 2018年4月号

高槻さんは、「Aqoursの夢が、みんなの夢になるといいな」と2ndライブツアーでも語ってくれましたが、彼女たちの「夢」をみんなで共有して、物語に関わる全ての人たちの「夢」も全てひっくるめて一緒に運んでくれる作品が、「ラブライブ!」。

わたしはもともと『ラブライブ!』が大好きで、オーディションで受かったときに、そこでひとつの夢がかなって。もうひとつ、『横浜アリーナに立ちたい』っていう夢も1stライブで叶って。歌も歌いたかったし、切磋琢磨する仲間も欲しかったし、それを全部叶えてくれたのが『ラブライブ!』です。なので、ひとつ挙げるとしたら、『夢』が答えです

鈴木愛奈 ダ・ヴィンチ 2018年4月号

彼女が「ラブライブ!」と出逢い、叶えた自分自身の『夢』の軌道は、別の誰かの『道』にもなりました。

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ayarieshon.hatenablog.com

だからこそ、この物語は「みんなで叶える物語」なのです。

そして、『ラブライブ!サンシャイン!!』とは、「Aqours」とは。

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『みんなをつなぐもの』ですね。沼津からAqoursが飛び出していって、いろんなものをつなげてきた存在なんだなってすごく感じるので。μ'sさんがいろんな夢を叶えてきたからこそ今があって、わたしたちはわたしたちでAqoursとしていろんなものとつなげていかないといけない、とも思うし。

伊波杏樹 ダ・ヴィンチ 2018年4月号

「みんな」を繋ぎ、「過去と今」を繋ぎ、「夢と私たち」を繋いでくれる存在。これから彼女たちが繋いでいく「未来までの軌跡」もまた楽しみにしながら、来たる日を心待ちにしたいと思います。3rd TOURへと向かう情熱で毎日が煌めいている。