ラブライブ!オタクに知ってもらいたい「さくら学院」というアイドルについて~さくら学院だけの輝き編~
前回の記事
前回の「ラブライブ!オタクに知ってもらいたい「さくら学院」というアイドルについて~さくら学院とラブライブ!は似ている編~」からの続編となる記事。今回は、タイトルの通り、さくら学院にしかない魅力をご紹介していきたいと思います。さくら学院だけの輝き。それは間違いなく、さくら学院だけの「色」に他なりません!
- さくら学院は卒業生も見守るあたたかい場所
- さくら学院で代々歌い繋がれていく歌がある
- さくら学院に憧れたメンバーも一緒に活動できる場所
- 教室エンターテイメントがとにかく面白い
- さくら学院には担任の先生がいる
- さくら学院ファンは父兄と呼ばれる
- さくら学院派生ユニットのメンバーシャッフルがある
- 他にもエモい曲が無限にある
- おわりに~自分だけのさくら学院の魅力を見つけてみてください~
さくら学院は卒業生も見守るあたたかい場所
さくら学院は、中等部の3年生が卒業しても次の年の3年生がさくら学院を引き継いで次に繋いで行くことは前回の記事で紹介しました。
そういったこともあり、さくら学院ではさくら学院の卒業生たちが現役で活動している子たちの公演を見に来てくれることがあります。特に卒業公演では卒業生たちが集結して、終演後には楽屋で在校生・卒業生含めて写真を撮るのが恒例となっており、それが父兄たちの毎年の楽しみのひとつでもあります。
今年はNHKホールと映画館でたくさんの方にさくら学院の卒業式に参加して頂き、本当にありがとうございます。メンバーと卒業生、スタッフの皆さん、そして、いつも見守ってくれている父兄さん、皆で完成させた卒業式、2014年度も成長しました‼ pic.twitter.com/cp6rzRnLPq
— さくら学院 職員室 (@sakura_shokuin) 2015年3月30日
その光景を見る度にさくら学院は卒業生も含めて見守るあたたかい場所なんだと思わされます。ちなみに、佐藤日向さんは今年2017年度の卒業公演にも足を運んでおり、卒業する山出愛子さん、岡田愛さん、岡崎百々子さんらと写真を撮っています。
今日は #さくら学院
— 佐藤日向〈公式〉 (@satohina1223) 2018年3月24日
の卒業式に行ってきました!
実は一緒に活動した子の在学は
今年度で最後だったんです。
2017年度は笑顔が似合う
大好きな年度だったなぁ
私は2曲目から泣いてたよ…
4月に大きなステージに立たせてもらう前に
私の原点に帰れて本当に良かった。
そのくらいカッコいいライブでした pic.twitter.com/NsX0T3qJqN
卒業生にとっては自分たちの卒業式も思い出せる素敵な時間にもなっているようです。
2013年度に卒業した時の私は
— 佐藤日向〈公式〉 (@satohina1223) 2018年3月25日
こんな感じで涙で顔が
ぐしゃぐしゃでした笑
なんだか懐かしいなぁ
昨日は自分の卒業式を
鮮明に思い出せた
良い卒業式でした🌸
今日LVに行く方にとっても
心に残る時間になりますように… https://t.co/nsoIFcCeLJ
あとは、アニバーサリーライブでは、卒業生が出演することや、
さくら学院の舞台公演にも、卒業生が出演することがありました。
さくら学院、初舞台『秋桜学園合唱部』ゲネプロレポート グループテーマ活かした個性溢れる内容に - Real Sound|リアルサウンド
こういった卒業生がさくら学院のライブを見に来たり、出演したりするところは、さくら学院が毎年繋いでいっているからであり、さくら学院だけの色でもあるなと思う訳です。
由結はスタッフさんも含めて先生とか仲間を信じていて、こんなに「心をひとつにする」ことを大事にしてるグループはほかに探してもないんじゃないかなって思うんです。あと卒業生たちもみんなさくら学院を気にかけてくれていて、卒業しても終わらない感じがこのグループならではのことなのかなって思います。
さくら学院「さくら学院 2014年度 ~君に届け~」発売記念 菊地最愛&水野由結 / 田口華&野津友那乃 インタビュー (2/6) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
超余談ですが、レヴュースタァライトの佐藤日向さんのお渡し会に参加した際自らその話をせずとも「さくらの後輩をよろしくお願いします」とお声をいただけた時に、あぁさくら学院は本当に先輩たちも見守ってくれるあたたかい場所なんだなとあらためて思わされました。
さくら学院で代々歌い繋がれていく歌がある
さくら学院では代々歌い繋がれていく歌があります。これも結局は繋いでいっているさくら学院だからこそ出来ることですよね。
その歌は色々とあるのですが、代表的なものがさくら学院のデビューシングルである『夢に向かって』。2010年の初年度に発売されたこの曲が毎年歌い繋がれていっていおり、しかも毎年違うメンバーで、さくら学院の伝統は受け継ぎながらも新しい色を付けながら歌い紡いでいく訳です。はぁ、エモい。
この曲は、さくら学院を始めたばかりの頃の彼女たちの気持ちが歌詞に入っているので、本当にさくら学院の生徒たちの想いが時を超えて繋がれていっている訳です。
さくら学院に憧れたメンバーも一緒に活動できる場所
これは特にさくら学院ならではだと思うのですが、さくら学院に憧れていた子たちも一緒になって活動できる場所がさくら学院でもあるのです。
どういうことかと言えば、2015年に卒業された白井沙樹さんはさくら学院の熱狂的な元父兄だったと言います。
また、同様に2015年に卒業された大賀咲希さんは、2012年に卒業された中元すず香さんのファンであり、中元さんの卒業公演でも次のように語っていました。
人生で一番最初に好きになったアイドルがすーちゃん(中元すず香さんの愛称)だったから、すーちゃんがいるさくら学院に入れて本当に幸せだったよ
大賀咲希 2012年卒業式
このように、憧れる人と憧れられる人たちが同居する場所。これもまたさくら学院の面白さなのです。
水野由結 "由結にとっての可憐girl's"
教室エンターテイメントがとにかく面白い
前回の記事の冒頭にちょろっと紹介しただけなので覚えている人はほとんどいないと思いますが、さくら学院は学校をコンセプトにしたユニットであり、その中には面白い教室エンターテイメントがいくつかあるのです。
私が一番好きなのが「学年末テスト」と呼ばれる毎年実施されている企画。彼女たちは基本的に何も知らされず教室に集められるのですが、そこでは抜き打ちの一般常識テストが行なわれます。
有り体に言えば、めちゃイケの抜き打ちテストのようなものですね。当然さくら学院の中で学力のヒエラルキーが出来上がる瞬間でもありますし、珍回答も続出で担任の森ハヤシ先生によってイジられていきます。みんなからの永遠の憧れの初代生徒会長である武藤彩未さんはここでポンコツっぷりを晒したことが強い記憶としてありました。
今回は3つほど面白い珍回答を紹介したいと思います!
3つとも中元さんの回答だったのは偶然です。悪意は一切ありません。
この珍回答テストは私がさくら学院に親近感をいだくことができた一番のバラエティ要素でもありますので、是非調べて見てみてください。
あとは、「公開授業」と呼ばれる、お客さんを入れて各界の有識者を招いて本当の授業をやっちゃおうという企画。これは本当に凄いです。東大で教鞭をとる宇宙学や物理学の権威を始め、落語の立川志ら乃師匠や書道の先生などを招いて色々な授業をやっちゃってるのですから。
さくら学院、“公開授業”で立川志ら乃と落語に挑戦 3月に今年度最後の授業とアルバムリリースも - Real Sound|リアルサウンド
こういった企画をすることにもちゃんと意図があるようで、さくら学院卒業後もアイドルに限らず様々なフィールドで活躍する上での地力みたいなものをつけてあげたいという思いがあるようです。
私もいくつか見てみましたが、大人でもタメになるようなものばかりで、まさに彼女たちと一緒に成長できるところがさくら学院のポイントだったりします。あと、宇宙学とかロボット工学でも分かりやすいところがポイントですね。「各界の権威も自分が好きなことをただ喋っているだけだ」という校長の言葉がありましたが、まさにその通りで有識者が好きなことをさくら学院の生徒たちのタメになる話題に結びつけて話してくれているので、本当に聞いていて面白いですし、タメになります。
もちろんこういった場所でもアイドルとして歌やダンスだけでなく、トークだったりお芝居のスキルを身に付けていったりするのですが、やはりその全てが彼女たちの学びになるところがポイントだと思っています。
さくら学院全体を通して見ても、彼女たち自体を売ることがアミューズの一番の目的なのではなく、さくら学院での活動を通じて将来活躍するための基礎を学んでいったり、大勢の人に向けて歌やダンス、トーク、芝居などあらゆることを実際に現場で磨いって欲しいという思いがいたるところから感じられます。アイドルでは当たり前の接近も、年に1度ある程度なので、そういったところにも思いがあってのことなのでしょう。
さくら学院には担任の先生がいる
たったいまの学年末テストの写真でも出てきましたが、さくら学院には担任の先生がいます。それが、森ハヤシ先生。
今日のLoGiRLは倉島先生と生徒・森ハヤシくんといういつもとちょっと違ったスタイルでお届けしました!森くんはいつもの先生の服装でカモフラージュしてからの、学ランへ早着替えでした笑 倉島先生は…あんまり違和感なくて面白くないです(´・д・)笑 でも進行は良かったよ〜 pic.twitter.com/G3BqNQ8mEu
— さくら学院 職員室 (@sakura_shokuin) 2017年2月27日
先生も出てきて一緒に盛り上がっちゃうアニメあるいはアイドルは、なかなか無いですよね~。この先生の役回りとしては、トークやバラエティを回すMC的な役だったり、さくら学院のライブの中のお芝居の脚本を書いたりしています。なかなかアイドルだけだと、笑いを作るっていうのは難しいところでもあると思うので、森先生のようなプロのいじり担当の人がいるとその場も盛り上がるというものです!
ちなみに『ラブライブ!サンシャイン!!』の鹿角聖良役でもお馴染みの田野アサミさんと2人でやってるラジオはめちゃくちゃ面白くて、佐藤日向とかもゲストで出演しているので聞いてみてください。
8月27日放送の
— 佐藤日向〈公式〉 (@satohina1223) 2016年8月20日
「もちこみっ!」に
お邪魔させて頂きました´-`)
半年ぶりの森先生…!!
さくら学院の舞台のこと
ラブライブのこと
たくさーんお話しさせて貰いました💕
森先生はやっぱりお父さんみたいだな👨🏻 pic.twitter.com/H0tNEDho4V
あとは、卒業生の舞台やライブにも足を運んでくれたりして。本当優しいお方です。
私の恩師、森ハヤシさんが来てくれました!
— 佐藤日向〈公式〉 (@satohina1223) 2018年4月5日
(森先生曰くサンモールは先生の聖地らしい!)
先生はいつも私の芝居を
客観的に観てアドバイスや感想を
くださるので演じてる時はもちろん
会う時もすごく楽しみなのです!
今日の魔法の言葉を心に留めて
明日からも私の思う山田さんを演じたいと思います😌 pic.twitter.com/cCWfTSLfN5
この森先生は、卒業式の時に毎回卒業生への言葉を送るんですけど(本人はトイレタイムとかチャプタージャンプしてくださいとか言うんですけど)、これまた良いことを言うんですよ。たとえば、2015年度の卒業公演。毎年担任として卒業生を見送ってきた担任の先生として、スーパーレディーの条件を次のように言っています。
“スーパーレディーになるためには挫折や失敗も悪くはない、ただ唯一幸せになることが望み”
ただ、”幸せ”になること。素敵すぎます。
あとは、もう1つ紹介しておくと、佐藤日向さんらが卒業する2013年度の卒業式でのこと。
びっくりするくらい年下の連中から大切なことを教わったりとか、青春の忘れ物を取りに行けるような気持ちになったりとか、だいぶ最高の”寄り道”なんですよ。それが自分の本当の仕事の糧になったりして。夢の過程をめちゃくちゃ楽しんで欲しい。
森ハヤシ 2013年卒業式
これはさくら学院を卒業する生徒たちが自分の夢の道は一本だけじゃないことを「寄り道」という言葉で表現しているんですけど、それはご自身が脚本家が本業として、さくら学院も寄り道だいう冗談を交えながら語った言葉になります。その寄り道の中で「びっくりするくらい年下の連中から大切なことを教わったりとか、青春の忘れ物を取りに行けるような気持ちになったり」と、最高の寄り道だったとも語っています。
この「寄り道」は佐藤日向さんもTwitterのBioに書くくらい心に残っている言葉だといいます。
また、この卒業公演で佐藤日向さんの夢のひとつが森先生が書いた脚本で舞台に出ることになり、逆に森先生の夢もそれになりました。
そして、本当に森先生の言う「びっくりするくらい年下の連中から大切なことを教わったりとか、青春の忘れ物を取りに行けるような気持ちになったり」は私もさくら学院を見て、あるいはラブライブ!を見て強く思うことなので共感の嵐です。
さくら学院ファンは父兄と呼ばれる
これも散々記事で書いてきて今更ですが、さくら学院のファンは「父兄」と呼ばれます。やはり、さくら学院の生徒たちを見守る立場にいる存在だからなのでしょうか。これもまさにさくら学院ならではです。
ちなみに私が最初見た時に衝撃だったのが卒業公演の時は、みなさん男性ならスーツを着て、女性ならお着物を着てライブに足を運んでいること。基本的にさくら学院のライブでは着席オンリーなのですが、こういったファン側の要素も独特で面白いなと感じました。
さくら学院派生ユニットのメンバーシャッフルがある
これも面白いポイントなのですが、さくら学院の部活動(派生ユニット)のメンバーをシャッフルして編成した一夜限りのユニットの企画があります。
ちなみに歴代の部活動はこのようなものがありました。
- クッキング部 ミニパティ
- 購買部
- 科学部 科学究明機構ロヂカ?
- 帰宅部 sleepiece
- バトン部 Twinklestars
- プロレス同好会
- テニス部 Pastel Wind
- 重音部 BABYMETAL
- 新聞部 SCOOPERS
派生ユニットの派生企画。誰がどのユニットになるかライブが始まるまで分からないのでそうしたドキドキ感も楽しめますが、ラブライブ!でもそういうのがあったら想像するだけで面白いなと思いました。
他にもエモい曲が無限にある
前回の記事ではラブライブ!とも親和性の高い曲をいくつか紹介しました。今回は、そういうことは一切関係なしにエモい曲を紹介していきたいなと思います。
まずは、派生ユニット「科学部 科学究明機構ロヂカ?」による『サイエンスガール ▽ サイレンスボーイ』という曲。テクノっぽい曲が本当にエモいです(音楽に関しては門外漢なのでエモいしか言えません)。
前回もチラッと紹介したさくら学院の『オトメゴコロ』もオススメです。さくら学院には意外とこういう格好良い曲も多いんですよね。
カッコイイ曲シリーズでもう1つ。『顔笑れ!!』は、PVで全速力で駆け抜ける24時間テレビ的な映像も注目ポイントです。
さくら学院の「賢くなれるシリーズ」のひとつ『WONDERFUL JOURNEY』。この曲は聴くだけで楽しく世界各国の「国」について詳しくなれます。この曲は聞いていてとにかく楽しい。
王道のカワイイアイドルソングだって歌えちゃいます。『ベリシュビッッ』はサビの振付もカワイイのでそこも注目して見てみてください。
ちなみに王道の卒業ソングをアレンジした曲もさくら学院ではあります。『仰げば尊し』『旅立ちの日に』。実際に彼女たちの卒業式でも歌われます。
おわりに~自分だけのさくら学院の魅力を見つけてみてください~
自分として書きたいことは前回書いてしまったので、ここでは「自分だけのさくら学院の魅力を見つけてみてください」とだけ。前回は、ラブライブ!と絡めた「ラブライブ!オタクに知ってもらいたい「さくら学院」というアイドルについて~さくら学院とラブライブ!は似ている編~」という記事でしたが、今回はラブライブ!には無いさくら学院だけの魅力を沢山書いてきたつもりです。
私もまだまださくら学院にハマってから3ヶ月くらいなので、きっとまだまだ私の知らない魅力が沢山あると思います。特に今回は割愛しましたが、メンバー全員も紹介したいくらい濃ゆいメンツが揃っています。もし、皆さんが見つけた魅力があれば是非教えてくださると嬉しいです!
あとは、前回の繰り返しになりますが、今から追い駆けても全く問題はありません。さくら学院は絶賛開校中だし成長中!!です。私も今年度から本腰を入れてイベントに足を運べることが楽しみで仕方ありません。そして、もし興味を持っていただけた方がいて、かつさくら学院のイベントに行ってみたいという方がいたら一緒に行けることを夢に思っています。
それでは、さくら学院の未来に栄光あれ!う~ん、やっぱり締めるのが下手くそだ!!
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