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きりんログ

-愛と青春と声豚の記録-

【ラブライブ!サンシャイン!!】第5話「ヨハネ堕天」 感想ひとりごと

待望のヨハネ回。2話の時点で引きこもりになった善子がどのような経緯を経てAqoursに加入するのか注目して見ておりました。

 

堕天使ヨハネの苦悩

ヨハネの登場と同時に、堕天使らしいセリフを吐きます。目の前には揺れる蝋燭、背負うは黒い翼。

 

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感じます…

精霊結界の損壊により、魔力構造が変化していくのが…

世界の趨勢が天界議決により決していくのが…

果の約束の地に降臨した堕天使ヨハネの魔眼が、その全てを見通すのです!

全てのリトルデーモンに授ける。堕天の力を!

 

いきなり中二病全開な台詞を並べますが、彼女の目の前にはカメラと動画配信サイトらしきパソコンの画面が。

 

堕天使ヨハネ、その正体は

 

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やってしまった~!

何よ堕天使って!!ヨハネって何!?

リトルデーモン?サタン?

いるわけないでしょ、そんなもんー!!

もう高校生でしょ!津島善子!いいかげん卒業するの!!

この世界はもっとリアル。リアルこそが正義!

リア充に、私はなる!

 

堕天使がキャラだと自覚していて、リア充になりたいと憧れる普通の女の子でした。

 

アニメ化する前まで、彼女は「善子」と呼ばれることに敏感で、すぐに「だからヨハネよ!」と訂正するように、自らキャラ作りを徹底させていく印象がありました。それだけに、「何よ堕天使って!!ヨハネって何!?」と、自ら作り上げたキャラを壊すような言動を見せていたことで、開幕から驚いた人も多いのではないでしょうか。

 

私もその一人です。しかし、私はむしろその方が人間味があり、現実にいそうな性格の持ち主だなと親しみを持つことができました。思えば、自分を地味と言い張る梨子や、堅物を貫くようなダイヤも、アニメになってからは性格が変わっていましたよね。彼女たちもアニメになって親しみある性格に変わり、視聴者側も感情移入しやすくなっていたので、今回の試みについても賛辞を送りたいと思います。

 

5話を見進めると、彼女が堕天使を卒業したいと言っているのが本心ではないことが明らかになるのですが、その端初が冒頭の台詞からも読み解けます。

 

もう高校生でしょ!津島善子!いいかげん卒業するの!!

 

「もう高校生でしょ!」という台詞からは、「高校生だからやめるべき」というある種の「社会的な常識」から、堕天使を卒業するべきだと判断しているように思えます。前作でもそうでしたが、ラブライブ!ではそういった「~すべき」というべき論は良しとされていません。むしろ、「やりたいから」という、自分がどうしたいか、どうありたいかという唯心論的な心のありかたの方が大切にされてきました。

 

善子は、堕天使を卒業すべきだと口では言っているけど、本心では堕天使を続けたいと願っている。

 

この世界はもっとリアル。リアルこそが正義!リア充に、私はなる!

 

その上で、彼女は自分以外の人と交流を持ちたいという想いもありました。

 

冒頭の場面で、善子が動画配信サイトに投稿していたのは、人と繋がりたいという思いがあったからではないでしょうか。今の彼女にとって、動画配信サイトは堕天使という自分を受け入れてくれる唯一のホームグラウンド。そんな自分のホームである場所で、自分のやりたいことをやって不特定多数の人から賞賛を貰えている。

 

彼女は本心では堕天使を卒業したくなくて、可能ならばそんな堕天使の自分も含めて好きでいて欲しいという想いも持っているようです。

 

しかし、堕天使の自分を認めてくれるのは、顔の見えない不特定多数の人しかいないインターネットという空間のみ。ゆえに善子は、堕天使のままでありたいという気持ちと、堕天使を卒業しないとリアルに人と繋がれないという葛藤のなかで揺れ動くわけです。

 

知識の海に繋がってるというインターネット

場面は変わって、部室でのシーン。4話で加わった花丸とルビィちゃんの姿もありました。そして、まるの個性が爆発していたのが、このシーン。

 

部室にてパソコンを見つけた花丸は、初めて目にしたパソコンに飛びつきます。

 

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おぉぉ…これがパソコン!?

これが知識の海に繋がってるというインターネット!?

 

「知識の海に繋がっている」という表現は、文学少女の花丸らしい表現。本で見かけたと思われる「インターネット」という言葉を、引用したような言い回しでした。

 

また、1ボタンだけで梨子と曜ちゃんに衝撃を与える機械音痴っぷりや、沼津の街で手を乾かす奴で頭を乾かしちゃうあたりに花丸の個性が滲み出ていました。

 

壁をひとつ乗り越えたキャラクターが新しい一面を見せていく。これは、ラブライブ!からお馴染みの流れです。

 

また、花丸はAqoursに加入する前は「ズラ」という語尾や「オラ」という自称は田舎臭いという理由からすぐに「い、いえ…」と訂正していましたが、Aqoursに加入してからはそんなことは気にせずに自然体で話せるようになっていました。これまでは「よそ行き」を意識していた花丸が、Aqoursという「うち(内)」に飛び込んだことによってありのままの自分を他人に見せることができるようになったと私は解釈しました。

 

人気が出ること≠奇抜になること

場面は屋上。ランキングが伸び悩んでいた千歌たちは、人気を得るための方法を話し合います。そのために挙がったのが、奇抜なグループ名にしようというアイデア

 

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やっぱり目立たなきゃダメなの?(梨子)

人気は大切だよ(曜)

 

ここで、人気が出るためには奇抜になる必要がある、という図式が成り立ってしまっていますが、決して人気があるスクールアイドルが必ず目立つ姿や格好をしている訳ではありません。むしろ、千歌が言うようにスクールアイドルは普通の学生でもなれるように、普通だからといって人気が出ないということは決してありません。

 

しかし、梨子たちはスクールアイドルなら一度は通る罠にハマっていました。目立つと人気が出るのは、強いて言うならばスクールアイドルではなく「アイドル」の方。その点を倒錯していたがゆえに、誤った図式に陥っていたのではないでしょうか。

 

この展開はμ'sも一度は経験したことですが、2話で恋愛の曲を作るために恋愛の経験が必要なのではないか、という話が出たこともそうですが、μ'sの背中を追いかけるAqoursのメンバーがμ'sと同じ流れを辿るのには何か運命的なものを感じてしまいます。

 

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μ'sは個性を求めて奇抜な衣装を模索していましたが、Aqoursはグループ名に奇抜さを求めました。しかし、ガワの個性だけでは見るものの心を掴むことはできません。

 

そんな時、μ'sは自分たちが持っていたウチの個性に注目しました。そして、Aqoursのメンバーも最終的に自分たちの個性が大切であることに気がつくのですが、その話は後述いたします。

 

自分を変えたい善子 

屋上で千歌たちの様子を眺めていた善子。学校には戻ってこれたようです。善子は、幼なじみである花丸に、自己紹介でヨハネと名乗ってしまった後のクラスの反応について問いただしていました。

 

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それより、クラスの皆、なんて言ってる?

私のことよ!変な子だねーとか、ヨハネって何?とか!リトルデーモンだって、ぷぷwとか!

 

冒頭にもありましたが、善子はクラスのみんなと繋がりたいという強い思いがあるだけに、自分がどう見られているかが気になっています。ここでも、ヨハネやリトルデーモンというキャラのせいで、自分が変な目で見られているんじゃないかという心配がつきまといます。

 

というか、誰も気にしてないよ。

それより、皆、どうして来ないんだろうとか、悪いことしちゃったのかなって心配してて

 

よし!!まだいける!まだやり直せる!

今から普通の生徒でいければ…

 

善子は、花丸にも協力を仰いで、堕天使ヨハネという自分を捨てて、「普通の生徒」としてみんなに接する決意をします。堕天使という自分は本当は捨てたくないけど、クラスのみんなとの交流を持ちたいがために好きなものを一つ犠牲にする覚悟。コミカルに描かれていましたが、善子の気持ちを考えると複雑な場面でもあります。

 

善子、再起。(リスタート)

覚悟を決めた善子は、翌日正式に登校を決めます。クラスでは、花丸の言っていた通り、やはりクラスの生徒たちは自己紹介のことを気にしていなかった様子。善子は、クラスのみんなと友達になりたいという気持ちが強すぎたため、自分が変に思われているんじゃないかという被害妄想が膨らんでいただけのようです。

 

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津島さんて、名前なんだっけ?

確か…ヨ…ヨハ…

 

よ・し・こ!私は、津島善子だよ!!

 

これまでの「だからヨハネよ!」とは真逆にある台詞。自分でも覚悟を決めて、リア充デビューを頑張る善子は、セーフティとして幼なじみの花丸にもあるお願いをしていました。

 

私、気が緩むとどうしても堕天使が顔を出すの。だから… 

 

それは、堕天使の自分が出てきた時は止めて欲しいというお願い。花丸は、自分の監視を花丸に頼んだのでした。彼女は、気が緩むと堕天使が出てしまう性分。やはり、彼女にとって堕天使は、もはや彼女の一部になっていて自然に出てしまっているようです。

 

津島さんて、趣味とかないの?  

 

(いや、これはクラスに溶け込むチャンス!!ここで上手く好感度を上げて…)

う、占いをちょっと…

 

ほんと!?私、占ってくれる!?

私も、私も!

 

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いいよ!

…あ、今、占ってあげる、ね!

 

善子は、クラスのみんなからの思わぬ好感触を得たことで気が緩んでしまいます。しかし、「気が緩む」と出てしまうのは…

 

天界と魔界にはびこるあまねく精霊、煉獄に堕ちたる眷属達に告げます。

ルシファー、アスモデウスの洗礼者

堕天使ヨハネと共に

堕天の時が来たのです!! 

 

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(やってしまったぁぁぁ…) 

 

またしても、クラスのみんなの前で堕天使としての自分を出していました。

 

中学時代のヨハネ

ルビィちゃんいわく、中学生の時に善子は自分が堕天使だと思い込んでいたようです。

 

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善子ちゃん中学時代、自分は堕天使だと思い込んでたらしくて

まだその頃のクセが抜けきってないって… 

 

典型的ないわゆる中二病。しかし、堕天使なんていないという事実を知ってしまった高校生の今でもなお、彼女にとって堕天使はもはや自分の一部であり、そう簡単にやめられるものではありません。

 

分かってるの。自分が堕天使のはずなんて無いって…

そもそも、そんなものいないんだし…

 

だったら、どうしてあんな物学校に持ってきたの?

 

それはまぁ、ヨハネアイデンティティみたいなもので

あれがなかったら私は私でいられないって言うか…

 

堕天使は彼女の一部であり、それを抜きにした自分はもはや自分ではありません。冒頭の動画配信サイトの場面で、ヨハネである自分も含めて愛してくれるような場所を求めていた善子。そんな、善子に対して千歌は

 

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かわいい…

これだ!これだよ!!

津島善子ちゃん!!いや、堕天使ヨハネちゃん!

スクールアイドルやりませんか!?

 

堕天使ヨハネである善子のことも肯定する一言を千歌は言いました。「津島善子ちゃん」ではなく「堕天使ヨハネちゃん」と呼びかけたことが、大きなポイントになってきます。

 

堕天使アイドルをはじめよう!

善子をスカウトした千歌は、みんなを集めて堕天使アイドルとして表に出ることを提案します。疑問符を浮かべるメンバーに対して、「これでいいんだよ!」と言い切れる千歌は流石です。善子自身もこれまでの失敗した経験があって堕天使として表の舞台に出ることには一瞬ためらいますが、「大丈夫だよ!きっと!」という千歌の声もあって、堕天使としてステージに立った時の自分を妄想します。

 

天界からのドロップアウター、堕天使ヨハネ

堕天降臨!!

 

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思わず妄想しながらニヤけるヨハネ。何度も言いますが、やはり彼女はヨハネとしての自分も表に出したいようです。

 

みんなが帰った後、千歌と梨子が二人きりで話します。

 

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みんな色々個性があるんだなーって

ほら私達、始めたは良いけど…やっぱり地味で普通なんだなーって思ってた

一応言い出しっぺだから責任あるし…

かと言って、今の私にみんなを引っ張っていく力はないし

でも、みんなと話して、少しづつ皆のこと知って、全然地味じゃないって思ったの!

それぞれ特徴があって、魅力的で、だから大丈夫じゃないかなって

 

千歌はようやく気が付きました。みんなと時間を共有していくうちに、みんな地味じゃなくて、特徴があって、魅力的であることに。

 

ここで先ほど後述すると言ったウチの個性の話になります。当初、千歌たちは名前の奇抜さといったガワの個性に注目していましたが、それではやはり見るものの心を掴みません。この後のダイヤさんとの掛け合いでも分かりますが、人気が出るのは一瞬のこと。ガワの奇抜さとは、最初のインパクトしか無い、いわば「出落ち」でしかありません。

 

みんなと話して、少しづつ皆のこと知って、全然地味じゃないって思ったの!

 

この言葉を聞くと、これまでみんなと話していた時間、一見するとコミカルにふざけているようにも見える場面も、全て含めて「特徴」「魅力」を知ることが出来た、かけがえのない時間だったんだなと気づきました。そう考えると、これまでの笑えるようなシーンも全て含めて何だか愛おしく思えてきます。

 

激昂するダイヤ

千歌たちは、堕天使アイドルとしてのAqoursの動画をアップロードします。ルビィちゃんの助けもあって、ランキングは急上昇。

 

しかし、そこに立ちはだかったのは、またしても生徒会長の黒澤ダイヤ。

 

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こういうものは破廉恥と言うのですわ!!

 

妹のルビィが破廉恥な格好をさせられているのもあって、激昂します。

 

キャラがたってないとキャラがたってないとか、個性がないと人気が出ないとか、そういう狙いでこんなことするのは頂けませんわ

 

でも…一応順位は上がったし

 

そんなもの一瞬に決まってるでしょ

本気で目指すのならどうすればいいか、もう一度考えることですね

 

怒りながらも的確なアドバイスを並べる生徒会長。μ'sのことが大好きな生徒会長は、ガワの個性が見るものの心を打つことはないのは分かっていたようです。

 

再び「普通」に戻ろうとする善子

ダイヤの言葉を受けて意気消沈する千歌たち。

 

確かにダイヤさんの言う通りだね…こんなことでμ’sになりたいなんて失礼だよね… 

 

千歌さんが悪いわけではないです!

 

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そうよ…

いけなかったのは、堕天使…

やっぱり、高校生にもなって通じないよ

なんか…スッキリした!明日から普通の高校生になれそう

 

善子は、全ての責任は、堕天使の自分にあると言います。一度は、堕天使としての自分も発信しようと思った善子。しかし、その試みは彼女もこれまでに経験してきた通り「やっぱり」上手くはいきませんでした。彼女は、「明日から普通の高校生になれそう」と言う通り、堕天使の自分は捨てて、また「普通」の高校生として日常に戻ろうと言います。

 

じゃあ、スクールアイドルは?

 

うーん…やめとく!迷惑かけそうだし。じゃあ…

 

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少しの間だけど、堕天使に付き合ってくれてありがとね。楽しかったよ 

 

彼女の後ろ姿はどこか寂しそうでした。それでも、「楽しかったと」という言葉は本心のように聞こえました。少しの間だけど、堕天使としての自分を受け入れてくれた千歌たちへの感謝。それだけに、再び日常に戻ろうとする善子の後ろ姿は哀愁がありました。

 

どうして…堕天使だったんだろう?

 

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まる、分かる気がします…

ずっと普通だったんだと思うんです。

私達と同じで、あまり目立たなくて

そういう時、思いませんか?

これが本当の自分なのかなって…

 

元々は天使のようにキラキラしていて…

何かのはずみでこうなっちゃったんじゃないかなって

 

確かにそんな気持ちあった気がする… 

 

善子が堕天使にこだわっていた理由に梨子は疑問を持っていました。まるは、それが「普通」だったからと語ります。普通であり続ける自分に対して、これが本当の自分なのかというふとした疑問。梨子も共感していましたが、誰しもが一度は突き当たる青春時代特有の悩みではないでしょうか。

 

幼稚園の頃の善子ちゃん、いつも言ってたんです 

 

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私、本当は天使なの!

いつか羽が生えて、天に還るんだ!

 

元々は純粋な気持ちを持っていても、ある時自分が「普通」だと知ってしまって、そのはずみで自分が本当は「特別」なんじゃないかと思い込もうとする意識。善子にとってその「特別」が堕天使ヨハネとしての自分だったのでした。

 

自分の好きを迷わずに見せること

善子は、自分の気持ちと一緒に、堕天使の衣装を封印しようとします。

 

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これでよし… 

 

やはり彼女の表情は浮かびません。そんな表情で外に出た彼女を待ち受けていたのは

 

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堕天使ヨハネちゃん!

スクールアイドルに入りませんか?

 

昨日、ヨハネとしての別れを告げたばかりのAqoursのメンバーでした。

 

千歌は再びAqoursのメンバーに入ってくれるように善子に呼びかけます。

 

ううん、入って下さい。Aqoursに! 

 

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良いんだよ、堕天使で!!

自分が好きならそれで良いんだよ!

 

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だめよ!!! 

 

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生徒会長にも怒られたでしょ!! 

 

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ううん…それは私たちが悪かったんだよ!

善子ちゃんは良いんだよ、そのまんまで!

 

逃げる善子に対して、千歌は善子のことを全力で肯定します。堕天使の部分も自分が好きだったらそのままで良いんだと。

 

千歌は「そのまんまで良い」と言った理由を、自分が信じるμ'sに紐付けて答えていました。

 

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私ね、μ’sがどうして伝説を作れたのか…どうしてスクールアイドルがそこまで繋がってきたのか、考えてみて分かったんだ

 

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ステージの上で、自分の好きを迷わずに見せることなんだよ!! 

お客さんにどう思われるとか、人気がどうとかじゃない!

自分が一番好きな姿を…輝いてる姿を見せることなんだよ!!

 

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だから善子ちゃんは捨てちゃダメなんだよ!!

 

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自分が堕天使を好きな限り!

 

誰からどう思われていても構わない。自分が一番好きな姿のままで、自分の好きなものを伝え続けること。それが何よりも大切であると。

 

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いいの?変なこと言うわよ? 

 

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いいよ 

 

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時々、儀式とかするかもよ? 

 

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そのくらい我慢するわ 

 

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リトルデーモンになれって言うかも!! 

 

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でも、嫌だったら嫌だって言う! 

 

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だから… 

 

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千歌たちは善子の全てを肯定してあげた上で、堕天使の自分も好きなままでいることが何よりも大切なんだと伝えることで、善子の前向きな気持ちを引き出しました。

 

第5話を見て感じたアレコレ

千歌が善子の気持ちを変えさせることができたのは、やはり千歌がμ'sのことを好きでいて、彼女たちの軌跡をもって「自分が好きなものを好きでいること」の大切さを伝えられたことが大きいのではないかなと思っています。

 

本当の自分を出し続けることが輝くことの近道だとμ'sから学んだ千歌。本当の自分を隠してまた学校生活に戻ろうとしていた善子に対して、本当の自分を出し続けることこそが誰かと繋がるきっかけにもなるんだと伝えているようでした。善子の「堕天使でありたいという気持ち」と「誰かと繋がりたいという気持ち」の間に生じた「誰かと繋がるためには堕天使を諦めなければいけないのでは?」という葛藤を、「自分が好きな姿のままでいることが、そのまま誰かと繋がることに繋がる」と、善子が抱く両方の気持ちをうまく結びつけてあげることで善子の葛藤を解決してあげていました。

 

μ'sの伝説をもって「輝きたい!!」という思いを人から引き出す力。千歌にはそんな力が備わっているように思えます。第4話のまるに伝えた星空凛ちゃんの話だったり、第2話の梨子ちゃんに伝えたユメノトビラの話だったり、μ'sの成功体験をもって「輝きたい!!」という思いを引き出していました。そして、今回もμ'sが好きという気持ちを千歌が大切にしてきたからこそ、善子を説得することに成功したように思えました。第4話の感想でも書きましたが、ラブライブ!が描いてきた6年間という確かな軌跡があったからこそ、千歌を始めとした普通の女の子たちが「輝きたい‼︎」と思えるきっかけが生まれたんだなと考えるとあらためて感慨深い気持ちにもなります。

 

「普通の女の子たち」というキーワードが出たので、「普通」に注目してみると、本作では今のところ登場人物の多くが普通というところから出発していることが分かります。千歌は自分でも普通と言っていたので分かりやすいですが、梨子ちゃんもピアノが思い通りに行かずに燻っていた普通の少女。それは、ルビィちゃんもまるちゃんも同じです。それでもみんな、普通のありかたは違っていて、そこを上手く描き分けてくれているのが面白いなと思いました。キャラクターによってそれぞれ異なる「普通」を持つ少女たちが、μ'sに憧れて「輝きたい!!」と思えるようになる物語。登場人物たちが普通だからこそ、視聴者が感情移入しやすいのもサンシャイン!!の特徴のひとつなのかなと思いました。

 

そして、輝くためには自分が好きなものをステージで見せることが大切だと千歌はμ'sの教えを受けて言っていましたが、仕切りにサンシャイン!!で謳われている「輝きたい!!」ということの一つの正解が、「輝くこと」=「自分が好きなものを好きのままでいること」なのかなと思いました。Aqoursが最終的に何を背負ってラブライブ!に出場するのかは分かりません。ですが、μ'sのように9人でいられるこの瞬間が大切だからといった理由や、3話でかいま見えたように自分たちを支えてくれた内浦のみんな、そして素敵な出逢いをくれた浦の星に対する「好き」という気持ちを背負って大会に出場するのかもしれません。

 

#6「PVを作ろう」

第5話の最後は、ダイヤと鞠莉の掛け合いで終了しました。

 

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鞠莉さん!!あのメールはなんですの!?

 

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何って、書いてあった通りデース…

 

廃校が決定したのか。一年生の加入を終え、次からは3年生の物語が大きく動き出すのでしょうか。

 

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次週は「PVを作ろう」ということで、やはり前作の1期6話を意識したタイトルになっていました。「復学届」も一瞬映り、果南が浦の星に復学するのか。現Aqoursたちは楽しそうにPVを作っている光景が映る一方で、3年生たちの物語、そして浦の星の未来は重い方向へと舵を取り始めていくようです。