きりんログ

-愛と青春と声豚の記録-

『Bitter Kiss』発売記念ミニライブ&バレンタインお渡し会レポート

 『Bitter Kiss』の部

◎『Bitter Kiss』のアルバムについて

 『Bitter Kiss』の部でもうっちーはアルバムについて語ってくれました。「コンセプトアルバムだからこそできたドロっとした感情を出せた。」その代表として、リード曲の『afraid…』について触れます。

 『Sweet Tears』の『Floating Heart』で浮かれていた気持ちが沈んでいって、『afraid…』のようになるイメージ。同じ恋でも、トゲがある恋であると、『Sweet Tears』との対比を語ります。『小さなナイフで自分を殺した』という衝撃的な歌詞から始まるように。

 うっちーは、これまでに無かった曲に挑戦できたことが、嬉しかったことも語っていました。「自分のキャラソンではもちろん、いわゆる「女性声優さん」が歌う曲でも無かったジャンルだと思います。ドロっとした感情はあまり良しとされてないじゃないですか。でも私は、よく毒を吐いちゃうんですけどね。」と冗談交じりに話します。

 続けて、「『Bitter Kiss』で深い感情を表現することができて、声優として楽しかった。」と、制作に意欲的だったことも、語っていました。

 『Bitter Kiss』の反響で、「うっちーっぽくない」という声もあったそうですが、「っぽくない」をうっちーは肯定的に捉えていました。「みんなの中にまだ知らない内田彩の1ページを増やす事が出来たんだ」と思うと、とても嬉しかったそうです。

 

◎MVについて

 『afraid…』は、表現の面で難しかったことを語っていました。というのも、普段は声優として外に出す表現を行ってきたので、MVで静かに笑わないでいることは、むしろ表現の面で考えなくてはいけないことが、多かったそうです。

 裏話として、いつもは携帯を無くす立場のうっちーが、川崎さんが無くした携帯を見つけた、というエピソードを話していました。「以前私が『アップルミント』柄のカバーにした時に1stライブの打ち上げで携帯を無くし、2ndでは『Blooming!』柄のカバーをした携帯を洗濯してしまい。それで、川崎さんに「ケースを変えたら今回も無くしちゃうかもしれませんね。」と言われたので、今回は上から目線で「川崎さんいつから携帯無くしました?」と、言いました。笑」

 ちなみにうっちーがかつて無くしたiPhoneは、あまりに早く無くしてしまったので、買い替えの際に分割払いが出きなかったそうです。うっちーいわく、6ヶ月経たないと分割払いが出来なくなるそうです。一括で10万円を払うとなった時に、お店の人に「現金にしますか?」と聞かれたそうですが、そんな大金を持ち歩いているはずもなく、「無理無理無理!」となったそうです。

 また話が脱線したところで、川崎さんが上手く仕切っていました。

 

◎ミニライブ

 『Sweet Tears』の部と同様に、川崎さんがうっちーに今の心境を聞いていました。

 うっちーは、「『Sweet Tears』の曲は「あー、間違えちゃった〜」でごまかす事が出来るけど、BitteKissの曲はそれができないよね。間違えたらただ無言でうつむくことしかできない。」と、正直に話していました。歌う前にフラグを立てたうっちー。このフラグは見事に一曲目の『afraid…』で、回収されることになるのです。

 

『afraid…』

 歌う前に「腕まくりしちゃおうかな。」と、腕をまくるうっちー。客席からは、「白い!」という声が飛びました。うっちーは、「そう!白いよね!」と話に乗ってくれます。「さっき自分の足を見て「白っ…」って思った。30歳になるので、美白でフェロモンを出していきたいですね。って、まだ30じゃないけどね!笑」と。これからシリアスな曲を歌うとは思えないくらいのテンションで明るく話していました。

  そして、歌唱後は、歌詞を途中で間違えて「間違えちゃった!」とジタバタするうっちー。「でも途中からは格好良く切り返せてたよね?」と、自信満々に語っていました。

 ペンライトの色は、会場が赤に染まっていました。ちなみに、以後の二曲も色は赤のままでした。

 

『キリステロ』

 二曲目は『キリステロ』。シングアロングをみんなでやりたいといううっちーの提案の通り、曲中の「Wow...」は、全員で声を合わせてシャウトしました。これがとても盛り上がり、歌ったあとに思わず「うわ〜めっちゃ楽しいね!!」とテンションが上がった、うっちーがいました。

 うっちーが話していましたが、『キリステロ』は、最初に聞いた時からすぐにやりたい!と言って選んだそうです。実際にライブをして、みんなの掛け声を聞いたことによって、自分も一緒に声を出せる曲があったら楽しい、と思ったのがきっかけらしいです。ライブがあったからこそ、生まれた曲と言い換えても良いかもしれませんね。

 「可愛い曲だと男性の掛け声は似合わないこともあるけど、今回は男性の声がハマっていてとても格好良い!」と、うっちーからのお褒めの言葉もいただきました。

 

『絶望アンバランス』

 曲前のトークで、マイクがキーンとなるトラブルがありました。うっちーは「マイクの下の部分をくねくね回す癖があるんですよ。すいません…。」と、正直に反省していました。うっちーの癖をまた一つ、発見することができました。

 『絶望アンバランス』の印象として、「これまでに傷ついた女の子が希望を持って立ち上がるような曲」と語っていました。うっちー自身、「自分も長い間、屈折を味わって。いや、自分は一歩一歩ちゃんと夢に向かって進んでいたから、別に屈折とは思わないけどね!笑 でも、もやしばかり食べていた時代もあるし、悔しいことを言われて「クソ…」って思ったこともあるし。」と語った上で、『絶望アンバランス』は、「辛い時だけじゃない」ということを込めた歌だということを、話してくれました。

 曲が終わった後に、「自分が格好良くなった気がする!笑」と、嬉しそうに話していた姿が印象的です。

 

◎EDトーク

 『Sweet Tears』の部と同様に、色んな意味でサプライズをしていきたいと語っていました。オリコンデイリーにチャートインしたことにも感謝しつつ、『Bitter Kiss』の部も幕を閉じました。高速お渡し会では、うっちーの写真が包み紙にあしらわれたチロルチョコが振る舞われました。

 

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