きりんログ

-愛と青春と声豚の記録-

『Sweet Tears』発売記念ミニライブ&バレンタインお渡し会レポート

 2月16日、東京総合美容専門学校で行われた内田彩さんの『Sweet Tears』&『Bitter Kiss』発売記念ミニライブ&バレンタインお渡し会をレポート

 いつものリリースイベント同様に前半はトーク、後半はミニライブ。進行は日本コロムビアのお馴染みの川崎さん。登場時には歓声も上がっていました。

 

『Sweet Tears』の部

◎『SweetTears』のアルバムについて

 アルバムはどんな印象ですかと聞かれるうっちー。「かわいいアルバムです。笑」と一言。ざっくり答えたと思いきや、たっぷりと話をしてくれます。

 まずは、ジャケットの話。1stの『アップルミント』、2ndの『Blooming!』は「内田彩」のCDだという事を伝える必要があったので、ジャケットは自分の顔を前面に出したそうです。ですが、今回のアルバムでは、ジャケット一枚にストーリーを詰め込みたかったということで、全身のお写真を使ったそうです。

 また、双木さんとの相性が良かったことも語っていました。うっちー自身、アルバムにストーリーを込めたいという思いがあったことを語った上で、双木さんもストーリーを大切にされる方だったので、嬉しかったそうです。また、双木さんは「可愛い中にも毒がある」をコンセプトにされることが多いので、今回のテーマにもぴったりだったそうです。ジャケットについて、双木さんは「部屋に閉じ込められた女の子」「誰か王子様が迎えに来るのを待っている」など、多くのストーリーを語ってくれたそうです。

 

◎最近ドキドキが止まらなかったこと

 唐突に川崎さんから「最近ドキッとした事はありますか?」と、『Floating Heart』の歌詞に絡めた質問が。うっちーは、「えーと…今朝ドキッとした事がありまして。いや、やっぱりこの話は辞めた方がいいですかね?」と川崎さんに意見を求めます。「辞めましょうか。」と川崎さんから制されます。うっちーが何を話そうとしたのかは二人だけが知るところ。非常に気になるものです。

 うっちーは話を切り替えて、「全然関係ないんですけど、リリアルフェアリルにひまわり役で出ていて、皆さんがどんな感想を持たれたかドキドキです。」と続けます。「ずっとサンリオは好きだったので携われて嬉しいです。あ、ドキドキしたという事でこれがさっきの答えということでいいですかね?笑」と。話を上手く切り戻して、まとめていました。

 

◎MVについて

 MVは山梨県清里村で撮影したというお話から、撮影にまつわる裏話を沢山話してくれました。「MVは最初はメリーゴーランドだけの予定だったんですけど、ジャケットみたいに可愛い部屋の中でも撮りたいというお話から、セットを組み立ててもらいました。」部屋のシーンがあるとないとでは印象が大きく変わりそうなので、このアイデアには賛同です。

 また、晴れ女のうっちーにしては珍しく、雨の中での撮影だったことも話していました。「『アップルミント』は室内だったけど快晴で、『Blooming!』の時も雨の予報だったけど、撮影を始めると、神懸かり的に晴れて。で、沖縄でソーキそば屋さんに入った時も晴れましたよね。」と川崎さんに話します。続けて、「ソーキそばは沖縄で何回も食べましたよね。帰りの空港でもソーキそばを食べて、でも川崎さんはいらないって言って。周りからは「また、ダイエットか」って言われて。でも量が多かったので、みんな川崎さんにソーキそば押し付けたんですよね。」と。川崎さんは、「はい、押し付けられました。笑」と正直に答えます。

 また、こんな思い出も語っていました。「アグー豚専門店で店員さんを呼ぶ時、テーブルに置いてある豚を握ると「ぶひ~ぶひ~」っやると店員さんが来る仕組みだったんですけど、川崎さんがいくらやっても店員さんが来なくて。その間、川崎さんがずっとぶひぶひやってたのが面白かったってのが沖縄のハイライトです。」と面白エピソードを語ります。「それで普通に「すいません!」って呼んだら店員さんが来たっていう。笑」ここで、うっちーは「えーと…何の話でしたっけ?笑」「雨の中でのMV撮影の話ですよ。」と、話がいつの間にか『Blooming!』のMV撮影に遡って脱線していることにようやく気づきました。話があさっての方向に行くのは、通常営業です。

 今回のMVの話に戻ります。雨が降ったという話から、寒すぎて川崎さんが撮影の途中に休憩をしたというお話に。「川崎さんが寒さのあまり死んでました。」と話すうっちー。「内田さんには申し訳なかったんですが、室内に一度入って寝ちゃいました。」と反省します。「川崎さんの目の前には、なぜか逆さまのペットボトルがあったんですよ。ダイイングメッセージなのかな?って思って。」謎の逆さまのペットボトルに対して、川崎さんは次のように説明します。「寝ないようにあれこれ必死だったんです。笑」その感覚は分かるなと思いました。ですが、おちゃめな川崎さんの言動に思わず笑いがこらえられませんでした。また、うっちーは「川崎さん、他のスタッフさんたちに、寝ている時の写真を撮られていましたよね。」と暴露していました。川崎さんは「起きたらLINEに大量に写真が届いていました。かなり顔の近くで撮ったのもありましたね。笑」と、少々迷惑そうな感じで、話していました。二人の面白エピソードから、和気あいあいとしたMV撮影の光景が浮かんできました。

 

◎ミニライブ

 曲を歌う前に、川崎さんが今の心境をうっちーに質問していました。うっちーは、「初めてなので緊張しています。あと山梨で食べたカレーが美味しかったです。」と答えます。川崎さんは「はい。という思いを込めて、今から内田さんが歌われます。」と、そのまま進行を進めてました。あさっての心境を語るうっちーもそうですが、それにツッコむことなく自然に進行する川崎さんも流石といったところです。

 

◎『Floating Heart』

 川崎さんが舞台袖に捌けて、うっちーのミニライブが始まります。一曲目は、アルバムのリード曲である『Floating Heart』。会場は、MVのイメージ通りピンク一色。ハート型のペンライトを発見したうっちーは、宣伝口調で次のように語ります。

 「あ、あのハート型のペンライトはキンブレさんに作ってもらった、別作品のマジカルうっちーというイベントで販売したもので、一曲も無いのにペンライトを出したんですよ。ちょうど揺れるハートで今回にぴったりですね〜。』「でも内田彩公式のペンライトもなぜかピンクだけ三種類も入ってるんですよ。色々なピンクがあるので思い思いに振ってください。」『Floating Heart』はうっちー公認のピンク色に決まったようです。

 曲は、初めてとは思えないくらいの完成度でした。MVのメイキングで難しいと語っていた、サビの「Everything…」も噛むことなく完璧に聞こえました。それでも歌い終えたうっちーは満足すること無く、「英語間違えてたよね。」と正直に告白していました。言わなければ分からないのに、それを正直に言っちゃうあたり、流石のうっちーです。

 

◎『color station』

 二曲目は『color station』。内田さんは、自ら『color station』のイメージカラーは「赤と青」と語っていました。人間の女の子じゃなくてアンドロイドが歌ってるイメージがあったらしく、歌詞の「瞳はSHINY RED」、「心はICE BLUE」とある通り、そこから赤と青をイメージしたそうです。CDだとボイスチェンジしていますが、生だとエフェクトはかかっていなかったと思います。「アンドロイドが歌っている」と思うと、エフェクトがかかっていたことも納得です。

 『color station』は間奏が多い曲ですが、うっちーはその間手持ち無沙汰からか、ずっとふらふらしていました。自分でも「何してたらいいかわからない!」と吐露していました。

 

◎『Party Hour Surprise!』

 『Party Hour Surprise』はうっちーは特に色を指定していませんでしたが、ピンク色を振っている人が多かった印象です。曲の印象としては、カーテンコール的な曲だそうです。アルバムで、色々と恋だの愛だの語ってきたけど、最後には「実は私、内田彩でした~」という、ネタばらし的な。

 『Party Hour Surprise』を歌ったうっちーは、「皆さんに色んな意味でサプライズを与えていきたい。」とも語っていました。

 

◎EDトーク

 このタイミングでうっちーは思い出したかのように、山梨で見つけたお土産の中に、川崎さんに似たウルトラマンの怪獣があった話をします。袖にいる川崎さんに、「…なんでしたっけ?……ダダ星人! 私はピグモンに似てます。」と。少し分かるなーと正直感じてしまいました。

 そして、アルバムがオリコンデイリー7位、8位に入った事について触れていました。「2枚同時リリースだったけど、マンウィズさんの方が沢山出してて「やられた!」ってなった。」という印象を持ったそうです。着眼点が面白すぎます。

 EDトークが終わり、うっちーがはけた後は、うっちーによる高速の金太郎飴のお渡し会がありました。そして、『Sweet Tears』の公演は、幕を閉じました。

 

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